城陽市議会 > 2022-11-01 >
令和 4年決算特別委員会(11月 1日)

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  1. 城陽市議会 2022-11-01
    令和 4年決算特別委員会(11月 1日)


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    最終取得日: 2023-04-26
    令和 4年決算特別委員会(11月 1日)             決算特別委員会記録 〇日 時  令和4年11月1日(火曜)午前10時00分開議 〇場 所  城陽市議会委員会室 〇出席委員(10名)        谷 村 浩 志   委 員        一 瀬 裕 子   委 員        西   良 倫   委 員        増 田   貴   委 員        太 田 健 司   委 員        相 原 佳代子   委 員        小松原 一 哉   委 員        土 居 一 豊   委 員        本 城 隆 志   委 員        若 山 憲 子   委 員        谷   直 樹   議 長
    〇欠席委員(0名) 〇議会事務局        本 田 一 美   次長        井 上 悠 佑   課長補佐                  議事調査係長事務取扱城陽市議会委員会条例第19条の規定による出席        北 澤 義 之   教育長       教育委員会事務局        薮 内 孝 次   教育部長        藤 林 孝 幸   教育部次長                  教育総務課長事務取扱        下 岡 大 輔   教育部次長                  文化・スポーツ推進課長事務取扱        小 南 利 彦   教育総務課課長補佐        木 村 光 仁   教育総務課教育総務係長        西 村 英 二   教育総務課施設整備係長        西 村 昌 俊   教育総務課施設整備係主任専門員        成 田 昌 司   学校教育課長        松 尾 貴 仁   学校教育課主幹        岸 本 匡 史   学校教育課主幹        谷 﨑 健 司   学校教育課主幹        徳 永 博 昭   学校教育課主幹        可 畑 加 奈   学校教育課課長補佐                  教育係長事務取扱        山 本 和 彦   学校教育課学務係長        加 田   恵   富野幼稚園長        薗 田   豊   学校給食センター所長        井ノ上 智 之   学校給食センター課長補佐        松 下 信 介   文化・スポーツ推進課主幹        川 俣 友 博   文化・スポーツ推進課生涯学習係長        樋 口 友 彦   文化・スポーツ推進課スポーツ推進係長        浅 井 猛 宏   文化・スポーツ推進課文化財係長        奥 田 雄 二   図書館長        佐 橘   徹   歴史民俗資料館長        後 藤   実   歴史民俗資料館主任専門員 〇委員会日程   令和4年10月25日 参照 〇審査及び調査順序          区分6 教育委員会事務局               ①学校教育課 教育総務課 給食センター                富野幼稚園               ②文化・スポーツ推進課 図書館 歴史民俗資料館      ──────────────────────────────────── ○相原佳代子委員長  ただいまから決算特別委員会を開きます。      ──────────────────────────────────── ○相原佳代子委員長  区分6、教育委員会事務局の審査に入ります。  説明を求めます。 ○薮内孝次教育部長  おはようございます。  それでは、令和3年度教育委員会事務局決算の概要についてご説明申し上げます。  まず、1枚物の円グラフの概要からご説明をさせていただきます。左上の小さな円グラフでございますが、こちらのほうは一般会計決算額355億2,709万円に対しまして、教育委員会事務局の決算額は30億6,228万6,000円を表し、全体に占める割合は8.6%でございます。  中央の大きな円グラフでございますが、教育委員会事務局の決算概要を示しております。ここではその主なものについてご説明申し上げます。  まず、右上の文化パルク城陽費2億9,358万3,000円でございます。全体の9.6%を占めておりますが、主に指定管理料の経費でございます。  時計回りに1つ飛ばしまして、総合運動公園費1億9,048万3,000円でございます。全体の6.2%を占めておりまして、これは主にスポーツ施設及び宿泊施設等に係る指定管理料でございます。  次に、1つ飛ばしまして、事務局費3億518万4,000円で全体の10.0%を占めております。これは事務局の管理運営に要した経費の総額でございまして、具体的には教育委員会の管理運営に要した経費、就学指導に要した経費、教職員研修に要した経費、教職員の安全に要した経費、学力向上等に要した経費、児童・生徒指導事業に要した経費でございます。  次に、その下の小学校管理費5億3,190万5,000円でございます。全体の17.4%。1つ飛びまして、中学校管理費2億151万8,000円でございます。全体の6.6%を占めておりますが、それぞれ学校管理に要した経費で、具体的には校医報酬、作業員の人件費、光熱費、施設修繕等の維持管理経費でございます。  さらに、1つ飛びまして、幼稚園費2億8,030万1,000円でございます。全体の9.2%、主な経費は幼児教育無償化給付金に係る経費でございます。  最後に、左上の学校給食費5億6,675万4,000円でございます。全体の18.5%を占めております。この主なものは給食材料費、光熱水費、調理・洗浄・配送業務の業者委託に関する経費及び人件費等でございます。  続きまして、令和3年度各会計決算に係る報告書により、その概要についてご説明申し上げます。  決算に関する報告書のほうをお手元、照らしていただきますのは155ページでございます。  最初に、教育委員会の主な施策についてでございます。後の歳入歳出決算の説明と重複する部分もございますので、特に重点的、特徴的な内容についての説明とさせていただきます。  まず、(2)学校教育のア、奨学金・奨励金の支給についてでございます。人口増対策の一環といたしまして、令和元年度に新たに創設いたしました、大学等を卒業後に就職し、5年以上本市に定住する方を対象といたしまして、在学中に貸与を受けられた奨学金の返還を支援する制度でございますが、3年度末で支援金の対象となる方は86人でございます。令和3年度からこの制度の支援金の支払いをスタートいたしたところでございます。  次に、156ページをお願いいたします。  カ、幼児教育の充実でございます。市立富野幼稚園では、令和3年度2学期から4歳児、5歳児への給食の提供を開始いたしました。令和2年度から開始した3歳児保育と預かり保育の延長に加えまして、多様化する保育需要への対応を行ったところでございます。  また、幼児教育無償化によりまして、入園料、保育料及び預かり保育料分と併せて、副食分について保護者の経費負担の軽減を図っているところでございます。  次に、159ページ、(5)スポーツ・レクリエーションの普及及び振興でございます。イ、スポーツ施設の管理運営のうち、市民プール、市民運動広場及び総合運動公園スポーツゾーンにつきましては、公益財団法人城陽市民余暇活動センターが指定管理をしておりまして、レクリエーションゾーンにつきましては株式会社ロゴスコーポレーションが指定管理として管理運営を行っているところでございます。  また、次のページのウ、宿泊施設の管理運営でございます。アイリスイン城陽、プラムイン城陽の両施設につきましては、指定管理者である株式会社ロゴスコーポレーションによる管理運営を行ったところでございます。  さらに、161ページ、(9)文化パルク城陽管理運営事業につきましては、指定管理者でございます公益財団法人城陽市民余暇活動センターが管理運営を実施しているところでございます。  以上が教育委員会の主な施策についてのご説明でございます。  それでは、次に決算内訳についてご説明をさせていただきます。  まず、歳入の主なものにつきましてご説明いたします。  163ページをお願いいたします。  2つ目の表の1目総務使用料の文化パルク城陽使用料5,093万9,901円でございますが、こちらはプラムホール、大会議室等の施設使用料、そして、ピアノ等の附属設備使用料、プラネタリウム観覧料、駐車場の使用料等でございます。  次に、その下の7目土木使用料、6節総合運動公園使用料の2,550万2,849円でございます。こちらのほうは市民体育館、多目的広場の施設の使用料及び駐車場使用料等でございます。  ページ少し飛びまして、167ページをお願いいたします。  一番下の4目雑入についてでございます。1節給食費実費弁償金2億7,333万913円でございます。これは給食費の保護者負担分でございまして、1食当たり、小学校で255円、中学校で285円、幼稚園で170円の幼・小・中合わせまして年間106万8,654食分でございます。  それでは、次に歳出の主なものについてご説明いたします。  170ページをお願いいたします。  教育総務費の教育委員会費の445万5,569円は、教育委員の報酬など教育委員会の運用に係る経費となってございます。  次に、事務局費の関係でございます。171ページ上から3つ目の英語指導助手に係る費用、総額で4,191万8,733円は、英語指導助手に係る報酬等でございます。  次に、172ページから175ページにかけましては、小学校費の学校管理費の関係でございます。  174ページ下から3段目は小学校トイレ整備事業で、深谷小学校南校舎と寺田西小学校南校舎のトイレ改修工事請負費2億3,231万7,100円でございます。  その下の青谷小学校整備事業は、旧青谷消防分署を解体し、来校者用駐車場として整備したものでございまして1,906万7,757円で、令和2年度から整備を進めていたものでございます。  次に、176ページ下段から179ページにつきましては中学校費の学校管理費で、178ページ最下段は、北城陽中学校のトイレ整備に係る経費で778万300円でございます。  次に、179ページの最上段は、東城陽中学校南校舎及び管理棟の屋上防水整備事業費3,346万6,400円でございます。  またページ戻りますけれども、175ページの最上段と179ページ上から2段目の経費は、新型コロナウイルス感染症対策学校教育活動継続事業に要した経費でございまして、それぞれ小学校で1,218万9,950円、中学校で541万8,350円で、いずれも令和2年度から繰越しをしたものでございます。  次に、182ページの下、社会教育費の社会教育総務費をお願いいたします。下から2つ目の文化芸術の振興に係る経費の中の文化芸術協会補助金1,151万5,000円でございます。これは文化芸術の振興と発展に努めていただいている文化芸術協会に補助したものでございます。  次に、183ページの中ほど、公民館費、下から4行目、久津川公民館整備事業449万9,000円につきましては、久津川公民館の屋上防水等改修工事に要したものでございます。  次に、185ページをお願いします。  中ほどの保健体育費の保健体育総務費の下から2段目、スポーツ団体の支援に係る経費の中、スポーツ協会補助金1,076万4,601円につきましては、体育・スポーツの普及振興に努めていただいているスポーツ協会に補助したものでございます。  以上が決算の内訳に関する説明でございます。  続きまして、別冊の令和3年度行政経費の状況についてでございます。  文化パルク城陽運営をはじめ、総合運動公園維持管理、公立幼稚園、図書館、歴史民俗資料館、市民運動広場、市民プール、学校給食センターの運営経費でございます。それぞれ令和2年度と同3年度との比較でございまして、新型コロナウイルスにより閉館や一定期間使用中止したことで、1人当たりでありますとか、1件当たりである経費が令和2年度と同様、大幅に増加した結果となり、大変厳しい内容になっているものでございます。  最後に、決算委員会の開会日に教育委員会事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の結果に関する報告書を提出させていただいたところでございます。こちらのほうは、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条に基づいて、毎年、教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況について点検と評価を行い、また、学識経験を有する方に評価をいただいた後に議会へ提出し、公表いたしているものでございます。議会提出及び公表の時期については、次年度以降の予算にも反映すべきとのご意見もございまして、昨年度より決算委員会の資料として提出させていただいているものでございます。この内容につきましては、この後、担当次長のほうから説明をいたします。  以上で、私のほうからの説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○藤林孝幸教育部次長  それでは、城陽市教育委員会事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の結果に関する報告書についてご説明申し上げます。
     この報告書の内容につきましては、令和3年度の状況としての教育委員会の活動状況と教育委員会事業の点検・評価の大きく2部で構成されております。  まず、教育委員会の活動状況でございます。資料の1ページから7ページまででございます。こちらのほうが令和3年度の定例教育委員会、臨時教育委員会の開催年月日及びその議事内容でございます。  同じく、8ページから9ページをご覧ください。  定例教育委員会、臨時教育委員会以外の活動状況を掲載しているものでございます。  8ページ1段目に総合教育会議がございますが、こちらの開催年月日でございますが、令和4年3月30日の間違いでございます。修正のほうをお願いいたします。こちらにつきましては資料の確認の漏れでございます。今後はこのようなことがないように注意してまいります。大変申し訳ございませんでした。  続きまして、10ページから13ページでございます。  令和4年度現在の事務局の組織と事務分掌について表示しております。  次に、14ページからが教育委員会事業の点検・評価でございます。このうち、23ページからの事業点検評価シートにつきましては、評価シート上で事業の計画段階や事業実施後にその施策の目標達成度等に対しまして評価、検討を行うものであり、教育委員会自ら、今後の課題や方向性について検証していくものでございます。  本市の教育の理念や方針を示すものとして、15ページ以降に教育大綱を掲載しておりますが、評価対象事業としてはそこに位置づけられた施策の中から12の施策を抽出し、令和3年度の事業結果を評価しているところでございます。  22ページには、令和3年度に点検・評価を行った事業と内部評価の一覧を掲載しております。  なお、京都府における第2期京都府教育振興プランが令和3年度よりスタートし、施策の位置づけの変更があったことに伴い、評価シートの一部を変更しております。具体的に申し上げますと、23ページをお願いいたします。  上段のほうの事業の位置づけの表中2段目の京都府教育振興プランでの位置づけの欄の網かけ部分で、昨年度は、柱、重点項目、項目の3つの区分に分けられていたものを推進の方策、項目に改めております。  次に、35ページから36ページをご覧ください。  この点検・評価につきましては、地教行法第26条第2項において教育委員会は、前項の点検及び評価を行うに当たっては、教育に関し学識経験を有する者の知見の活用を図るものとするとされております。昨年度に引き続き、京都教育大学教育学科教授の榊原禎宏先生にご意見を賜っております。榊原先生からは、令和4年度城陽市教育委員会事務の管理及び執行の状況の点検及び評価については、前年度の評価を着実に踏まえて今年度の施策が進められていること、点検・評価に工夫を講じている点など、良好との評価をいただいております。  また、個別事業においては、例えば外国青年招致業務では、グローバル化に対応した人材育成に寄与していること、奨学金支給業務では、中長期的に城陽市への若年層の定着につながることが考えられる施策であることなど、よい評価をいただいたところでございます。  説明につきましては以上でございます。ご審査のほどよろしくお願いいたします。 ○相原佳代子委員長  区分6-①、学校教育課、教育総務課、給食センター、富野幼稚園に係る質疑に入ります。  なお、文化・スポーツ推進課、図書館、歴史民俗資料館については、この後、別途、区分6-②において質疑の時間を設けていますので、よろしくお願いいたします。 ○太田健司委員  おはようございます。  3点お伺いいたしますので、よろしくお願いいたします。屋上防水と学校給食と学校の印刷費を中心とした備品代について、お伺いいたします。  まず1点目、各会計決算に関する報告書188ページ、189ページの別表の3、6、10で、先ほども説明いただきました屋上防水整備事業ということで、令和3年度には3校、今池、寺田、東城陽ということでやっていただいております。総計でおおよそ8,000万円かけてやっていただいております。  この中で、前、個別の委員会でも一度お話しさせていただいたんですけれども、多分検討されてはないと思いますが、屋上防水をするのに一緒に太陽光の設置で電気代の軽減とSDGsの推進ということで、ご検討はこのときはされなかったのかお聞かせください。  2点目、各会計決算に関する報告書186ページの目2、学校給食費についてお伺いいたします。この中で学校給食に係る経費ということで、給食の材料費が2億7,327万942円ということで計上されております。前年度と比較いたしますと、前年度が2億3,300万ぐらいやったので4,000万ぐらい増となっております。材料代の高騰も気になるんですけれども、この要因と今後、材料代の増加ということでどのように見込んでいらっしゃるのか、併せてお聞かせください。  それから、3つ目、各会計決算に関する報告書の小学校費のほうは172ページですね。こちら学校の管理運営に係る経費ということで、印刷消耗品費として、印刷代ですね、こちらが紙代がメインかと思いますが774万7,881円。これは前年度と大体同規模でした。それから、一方、中学校では同じく176ページ、学校管理運営に係る経費として、印刷消耗品費として572万974円。これも大体前年と比べますと同規模ぐらいで計上されております。この辺、先ほどの給食と一緒で、紙代がこちらも値上げということで各製紙会社がしておりますが、特段、前年度はこれで問題なく、印刷と備品代的に問題なかったのか。あわせて、備品購入費も上がっていたり、下がっていたり、小学校では上がっています。中学校では下がっていますが、昨年と比較して。こちらも備品代としてもだんだん物価が上がってきて大変かと思うんですけれども、実際大丈夫なのかということで、まずはその辺どのように捉えていらっしゃるかお聞かせください。  以上、3点お願いいたします。 ○藤林孝幸教育部次長  それでは、私のほうから、屋上防水の工事と併せて太陽光発電は置かないのかというような趣旨のご質問だったかと思います。  屋上防水改修工事につきましては、現に雨漏りが発生していることから雨漏りを修繕するとともに、屋上防水工事など部分改修をすることで構造躯体自体の劣化を抑制するため実施しているものでございます。  また、校舎につきましては耐震診断を実施しておりますことから、太陽光発電パネルやパネルを設置するための課題など、非常に軽量になったというようなことをお伺いしておるところでございますが、そういった重量物を載せることにつきましては今のところ、考えていないところでございます。  しかしながら、校舎の大規模改造、それから長寿命化改修、新築の際には、太陽光発電の設置についてはその発電能力や効果なども含め検討することになると考えてるところでございます。 ○薗田豊学校給食センター所長  私のほうから、学校給食の給食材料費の対前年度増額の理由についてご答弁申し上げます。  昨年度より給食材料費が増額となりました理由といたしましては、まず一つは、令和2年度は4月、5月、学校が休業であったことにより給食がなかったということが一つの要因と、令和3年の2学期から給食費の改定をさせていただきましたことにより、入出増額で給食材料費の額が増加しておりますので、その2つの要因におきまして令和2年度との比較で増額となったものでございます。 ○成田昌司学校教育課長  私のほうから、消耗品であるとか備品の値上がりの関係についてご答弁申し上げます。  令和3年度までにつきましては、委員がおっしゃいましたとおり、例えば印刷消耗品でありましたら、令和元年度が841万7,858円、令和2年度が784万7,327円、令和3年度が774万7,881円ということで順番に下がっている状況にあります。調達の際に競争見積りでありますとか、競争入札をしている効果が得られているものと考えております。しかしながら、昨今の経済情勢で円安の影響を非常に受けておりまして、備品も消耗品もそれぞれ今年度既に値上がりの傾向がございます。例えば備品でありましたら、楽器の購入に際して、当初見込んでいたよりも値上がり分の幅が大きいというようなことが起こったりですとか、消耗品でありましたら、紙代が上がっていると。紙製品全般が上がっているというようなことが言えます。また、特に楽器なんかで、和楽器なので国産のイメージがあったんですけども、部品は外国から調達しているというものがあったりしまして、結果的に値上がりが生じているというようなこともございますので、単純に国産であっても値上がりの影響を受ける傾向にあるのかなというふうに分析しておりまして、今後、予算の範囲内で有効に執行していくために、不足する場合については財政当局とも相談をしながら、今年度、来年度、乗り切っていきたいなというふうに考えているところでございます。 ○太田健司委員  1点目の屋上防水のほうからお伺いいたします。メインの目的は躯体の維持であったり、長寿命化ということで、重量物を載せる気がないというお話があったんですけれども、ただ、大規模改修もしくは新築の場合は考えますよと、こういう話なんですけど、ただ防水工事を1回したら、当然10年から15年見込みますよね。太陽光を例えば10年から15年載せると、さらに屋根の耐久としてはよくなりますし、問題は、同じく会計決算に関する報告書の172ページ、項2、小学校費の中の目1、学校管理費の中の電力使用量ですね。これが本年度は3,445万2,850円となっておるんですけど、前年度から比較して、前年度が2,950万8,850円なので、500万ぐらい増に電力代もなっております、実際。中学校も同じく300万円ぐらいの増になっております。これは中学校と小学校合わせて5,500万。前年度は4,800万やったのが、合わせてですけど700万上がっていると。  やっぱり電力が上がっていってる中で、学校での電気使用量といったら、やっぱりそれだけロットが大きいので、ここも大きくなってくるんですね。それを一定軽減していく、費用対効果が見込めるのが、防水工事のときに一緒に太陽光を設置してしまうと、施設代を電気代の浮いた分でペイしやすいんですよね。だから、検討はしてほしいなと思います、どっちが得なのか。得やったら、やるべきやし。そうですね、得やったら当然、税金の使途と考えたらやるべきやとは思うので、これの検討はしていただきたいと思います。多分、利が出ます。しかもSDGsの推進にもなりますということで、いろんな意味で相乗効果もありますので、ちょっと本当にこれは検討してください。資料は何ぼでもお渡ししますので、言うてもうたら。検討していただけるかどうかお聞かせください。防水をやってもやっぱり10年から15年いくので、1回防水やれば。その間、太陽光を設置しないのはもったいない。後から、やっぱりSDGs推進せなあかん、ゼロカーボンシティでやらなあかんとなって、後から載せるのやったらむちゃくちゃお金がかかるので、防水のときに載せるのがベターを越えて、ベストにほぼ近いと僕は思ってるので、陸屋根の場合ね。これはもう間違いないので、検討していただけるかお願いします。  次、学校給食費なんですけれども、4月、5月がなかったということで、あとは料金のアップによってその差で出てますというお話なんですけれども、給食の総数が令和2年度と3年度と比べたら大体12%上がってるんです。11万7,000食上がってるので、12%増えてるんです。ほんで、食材の材料費でいきますと17.5%です。問題点がほかにもあって、燃料費は42%上がってるんです、令和2年度と3年度と比較すると。それから、電気、水道料も21%上がってるということで、給食の総数が今おっしゃっていただいた4月、5月はなかったというところから増えた分よりも、材料費の上がりであったり、燃料費の上がりであったり、電気、水道の上がりであったりというもののほうが圧倒的に大きいんですよね。ということで、目的、いろいろ説明にも書いていただいてるんですけれども、成長期の子供たちにより適切な栄養価のバランスの取れたしっかりとした給食を提供していきますという目的がこのままで達成できるのかなというのが非常に心配でして。  特に令和4年度上がってきておりますのが、例えば報道でもされてますように、牛肉、鳥肉、豚肉に限らず10%から15%、この数か月上がっております。それから、ちょうど本日11月1日から乳製品、各乳業さんが大体5%から10%近く上げるというのを各社さん言ってはります。ということで、この辺の価格というのも非常に上がってくる中で、現状でしっかりとした給食というのをご提供いただけるのか。特に未来系ですね。今年度の残りと、あと、次年度とどう考えていらっしゃるのかお聞かせください。  次、消耗品、紙代です。今まで入札とかでうまく下げてきましたよというお話をいただいたんですけれども、今ご答弁もいただきましたように、紙代が非常に上がっておりまして、まず、今年の1月に各大手の製紙会社さん皆さんこぞって15%ほど値上げされました。そして、それに続いて各社さん、ちょっと時期はばらけるんですけど、8月、10月、11月とそれぞれ紙代の値上げをされるということで、されたり、される予定であったりということで、紙代もどんどん上がってきております。それを踏まえて、学校現場にしわ寄せがいかないようにできるのかどうか、あと、ほかの備品も、ペンであったり何でもですけれども。私も、PTAをさせてもらうようになって、備品がこんなに老朽化してるのかというのを肌身で感じておりまして、せめてその辺遠慮なく使ってもらえるといいますか、大事に使ってもらうというのは教育上も大事な話で、それとは別で、あまりにもというものも中にはやっぱりございますので、そこがやっぱりこの値上がりによってより予算が圧迫されてる中で、物価高騰によってちょっと買い控えみたいにならないように、そこをしっかりと予算措置していただきたいんですけれども、お考えをお聞かせください。  以上、3点改めてよろしくお願いいたします。 ○薗田豊学校給食センター所長  私のほうから、材料費のほか、センターの運営に係る光熱水費等の増額、増加傾向の説明と、あと、昨今の物価上昇に係ります給食の内容の維持に対してのご質問にご答弁申し上げます。  まず、様々、光熱水費がかかっております分が3年度に大幅に上がっているというご指摘についてでございますけれども、センターの調理、洗浄、その他で使います熱源を賄っている重油の値段が昨今、急激に上がっておりまして、現状も高止まりしてる状態ですけれども、3年度に関しては2年度と比較にならないぐらい大幅に値上がりしてるというところが影響しております。ただ、センターにおいては、重油を使ってボイラーで熱源を起こさないと調理も洗浄もできませんので、この点はもうやむを得ないものということで、この点については一般財源のほうで賄っておりますので、この分については必要なものは使っていくということはもうやむを得ませんけれども、欠かすことがないように注視していくということで考えてまいりたいと思っております。  あと、食材等の全体の値上げ傾向に関する状況でありますけれども、令和3年度の2学期から給食費を改定させていただいた効果もありまして、現状においてはまだ十分対応できるというところにあります。ただ総じて、もうあらゆるものが値上がり傾向にあるということは事実でございまして、物によっては非常に高くなってる。小麦、油というものについては値上がりの傾向が激しいというところでありますけれども、令和4年度に関しては、年契約でまだ安定して供給を受けられておりますので、連日報道されるような値上げの影響をまともに受けて、直ちに質・量的なものに影響するということには至っておりません。  5年度以降に関しては、その上がり方の幅がこの先どうなるかというのはまだちょっと読めない状況ですので、しっかり注視してまいりたいというふうに考えております。 ○藤林孝幸教育部次長  太陽光発電に関するお問いかけでございます。どの程度のものを屋上のほうに、どの程度の大きさの能力の太陽光発電装置をつけるかということにもよるかと思いますが、現在、富野小学校のほうには10キロワットのものがついてございまして、最大発電時で大体10教室程度の照明を賄う機器が設置されてるという状況でございますので、太陽光発電を設置して売電というようなところまでは至ってないというような状況でございますが、SDGsとかそういった関係もありますし、環境省のほうでも、脱炭素ロードマップということで2030年度までに公共施設50%を目指すというようなところもございますので、私どもといたしましては、大規模改造であったり、長寿命化の際にそういったものの効果も含めて検討するというふうなことになるという形で考えております。  今のところ、防水と併せて太陽光発電の設置というふうなものとは考えてはいないところでございますが、資料等ございましたらご提供いただきまして、それでどういったものがいいのかということも検討はさせていただきたいというふうに思います。 ○成田昌司学校教育課長  私のほうから、紙代が上がってる件についての対応についてご答弁申し上げます。  先ほども申し上げましたとおり、財政当局と協議をしていくんではありますが、やはり工夫も必要でございます。昨今、学校現場ではご承知のとおりICT化が進んでおりまして、タブレット等の活用も非常に進んでおります。そうした中で、例えば教職員の会議もペーパーレス化が図られるなど、紙の消費量の削減にも寄与してるところでございますので、このあたりも含めて、節約できるところは節約に努めていただきながら、ただしやはり紙がどうしても必要な部分はございますので、子供の学びに影響のない範囲で、必要に応じてハイブリッドで対応していきたいというふうに考えております。 ○太田健司委員  まず、今の紙からいきます。そうなんですよ、職員の会議とか、印刷物というのは極力減らしていただいているんですね、既に。それはもうやっていただいてるんですよ。でも、ロットが大きいのは実際、各家庭には、じゃ、タブレットでメールでお知らせしてるんですかという話なんです。紙を配っていますよね。やっぱり紙の使用量が半端なく多いわけですよね、それとは違うロットで。だから、努力できる範囲を超えてきてるんですよね、値上がりの幅も。それはもうしっかり財政当局に言うていただいて、教育委員会からはっきりと言うてもうて予算化、きっちりと備品に関しても併せてしっかりと要求していっていただきたいですし、それが足りないんであれば、別の場面で財政のほうに私からも物を申していきたいとも思いますし、まずは、でも、皆さんからそこをしっかりと積算して上げてもらわないと駄目なのでよろしくお願いいたします。  続きまして、太陽光のほうですね。富野小学校の10教室分の照明は使っているだけで、10キロというのは非常に小さいものなんですね。なので、やっぱりエアコン、空調をせっかく入れてもらってるので、空調を入れ出すとやっぱり電気が物すごいかかるというところがありますので、あの10キロというのは非常に小さいのでもったいないなと思うんですよ。もっとうまく張り方を考えたら張れますし、そういったことで、それに関しては先ほど申しましたように商品情報をお伝えします。それだけです。いろんなものがあるよという新しい技術とかをお伝えしていきます。以上です、そちらは。検討してください。  それから、給食のほうですね。年間契約してるから、今年、令和4年度は大丈夫だけれども、次年度以降に関してというところでどうかという話なんですけれども、文科省のほうで物価高騰に対応した学校給食費の保護者負担軽減に向けた取組状況ということで調べていただいてるのが、令和4年9月9日に出てます。これでいきますと、やっぱりどこの市町村も苦しんでるという中で、全国の1,793自治体が7月の末時点で回答してるんですけれども、いろんな策を打ってる中で、臨時交付金とかを活用して、そこの軽減を図ってるというところがやっぱり半分ぐらいあるんですね。それの実施を予定していたりというところでいろんな方法、地方創生臨時交付金を使ってやったりとかというところもある中で、城陽は何とかいろんな方法、保護者の方にもご負担いただいてやってる中で、せっかくそこまで自前でやれてるので、こんな一時のお金を使ってやるというのは焼け石に水というか、根本的な解決じゃないと僕は思うんですよね。それを城陽はしっかりと保護者負担もしっかりいただきながら、しっかりとした給食を維持していただいてるというのは非常に評価すべき点やと思います。  なので、ただ、令和5年に関して、今後どうなっていくか注視していくというお話なんですけれども、本当の目的は安く済ませることではないはずなんです。しっかりと食育、栄養価の提供、この場で申し上げるべきかどうか分からないですけど、栄養を給食に頼ってる子供たちもやっぱりいますし、歴史ある城陽の学校給食というのをしっかりと続けていただきたい。また、それをやっぱり頼りにしてる子供たちや期待してる親御さんたちもいっぱいいらっしゃいますし、私もその一人でございますし、子供たちにしっかりとした食育ですね。報道等を見てますと、本当は季節の野菜を季節感を感じながら、食感も含めて味わうところをゼリーに変えたとか、こういった報道もされております。そんなことがないように、しっかりとした食育や教育の意味も含めて、学校給食を維持していただけるように、財政にもそこは相談をしっかりしていただきながらよろしくお願いしたいと思います。 ○薮内孝次教育部長  1点、先ほどの次長の答弁の中で、少し何というんですか、誤解を与えるようなところがあると思いましたのでちょっと答弁させていただくんですけども、いわゆる太陽光の関係の資料、先ほど今、再度の質問で太田委員のほうから、商品の情報は提供するとおっしゃっていただいたので、そういうニュアンスで我々は思ってますので。ただ、いわゆるなりわいとしてのことでなるとちょっとまた悩ましいところがありますので、我々としてもいろんな調査の中で研究をしていきたいと思いますので、情報提供はいただきたいなとそういう意味でございますので、よろしくお願いします。  なお、今、先ほどからの答弁の中で太陽光についてでございますけれども、今長寿命でやっておりますので、最終的には耐震補強を再度しなくてはならないかどうかというところを今はっきりと申し上げられないんですけども、先ほど10キロであったら小さいし、もったいないというのがご質問の中にもありましたけれども、これについては、また大きなものを置くとなると、ちょっとそれも不確かですけれども、耐震補強をしなければならない。それはちょっと我々としても今ありません。  これまで太田委員がほかの委員会の中でもおっしゃってて、ちょっとその辺の情報を提供するという話がございましたけれども、まだお話がなかったのではっきりと分かってないんですけれども、先ほどの答弁もありましたように、2030年までに50%を目標とするような太陽光を公共施設については置くというようなこともございますので、それも含めまして、大規模改修がまだ今後10年ぐらいからのスタートになりますので、それまでに長寿命化していく中で、今後、その辺についてどういうふうに対応していくかというのを考えていきたいと思います。  それと、電気代につきましては、コロナの関係で窓を開けた、換気をした形でのエアコンの運用になってますので、デマンドを切っておりますので、これまででしたら温度が上がれば切れるというようなものでなく、無制限にクーラーは電気がかかっていきますので、少しその部分については電気代が上がってるというのは明らかに出てきています。  それと、補正でもお願いしましたように、いわゆる契約電力が契約ができなくなって、元の電力会社から供給を受けているというような状況がございますので、これは今、3年度には影響ございませんけども、今後、影響してきます。これが今の世界情勢の中から電気代がまたどうなっていくのかちょっと分からないんですけれども、それも含めながら、どういう太陽光を置いていくのかというのは研究していきたいというふうに思います。  それと、給食の材料費についてですけれども、昨年、2学期に給食代を上げさせていただきました。これは消費税の関係で上げて、10%に変わるときにまた検討するということでさせていただいた。これは実際には軽減税率が適用されてますので8%になっているんですけども、その中で、保護者のアンケートも取りまして、20円上げさせていただいた中で、これまでよくこれも出てきますけど、牛肉が豚肉になったとか、あるいは豚肉が鳥になったとか、そういうようなことをいろいろと言われていましたけども、それで、今、牛肉等についても中身もランクアップできましたし、また、子供たちの喜ぶデザートについても回数を増やすこともできています。さらにカレーで、これまで28項目のアレルギー品目の中で、それがないアレルゲンフリーのカレーのルーを使うことができて、子供たちはこれまで食べられなかったカレーもみんなと一緒に食べられるようになったということで、いわゆるアレルギーのお子さんを持つ保護者のほうからも、それはもう大変喜ばしいことやし、これをもっとPRしてくださいというぐらいのことを言われてますし、さらにデザートについても、アレルゲンを除いた提供ができてるということで、子供たちにとっては楽しい給食、おいしい給食が提供できてると我々も自負してるんですけども、今後もこれから影響が来ると思います値上げについても、栄養教諭が十分中身を計算しながら、栄養価については維持していくと。工夫をしながら維持していくということで、食育についても、アレルギー対応についても細心に注意しながら、給食の提供は続けていきたいというふうに考えてますし、いわゆる材料費についても、十分我々として注視しながら対応していきたいというふうに考えてますので、よろしくお願いします。 ○太田健司委員  それぞれよく分かりましたので、よろしくお願いいたします。  栄養価の話も最後またいただいたんですけれども、栄養だけでなく、何のために食育とか、今までずっとやってこられたかというのをそういった意味合いでも維持できるようにお願いして、終わります。以上です。 ○小松原一哉委員  失礼します。  今、太田委員のほうから最後の学校給食のことがあったんですけれども、私も学校給食について1点だけお尋ねしたいと思います。私の場合、ソフトな質問になると思いますので、どちらかというと一緒に考えていっていただければありがたいなというような内容ですのでお願いします。  報告書の162ページの説明文に、城陽産の米や新鮮な野菜等の食材を積極的に利用するとともに、アレルギー対応なんかありますけど、もちろんアレルギー対応に関しては十分にいろいろな工夫をされてるのは承知しております。私は学校給食というと半世紀ほど前の経験になるんですけど、そのときの記憶を思い出しますと、例えばメニューなんか、月の初めになりますと今月のメニューというのが刷りもので提示されて、この日、自分の好きな食材があったらうれしかったりとか、嫌いなものが入ってたら、いや、これどうしようかなとか思い悩んだりとか、友達同士、イベント食の場合は月に1回あるかないかぐらいだったんですけど喜んだりして、ひょっとして余らへんかなと思って、余ったらみんなでじゃんけんして誰が食べるとか、そういうことが記憶にあるんですけど、そういういい記憶と、それと、給食が食べれへんかった友達というのがやっぱりいます。私たちのときは米飯じゃなくて食パンだったんですけど、食パン2枚。月に1回か2回、コッペパンの日があって、コッペパンの日はみんな喜んでましたけど、食パンが食べれない子とかいて、給食袋の中にひそかに食べずに入れて、次の日の朝か、その週の終わりになると青カビがいっぱい生えてというような、余談になりますけど、今のパンはカビが生えないですけど、当時のパンはすぐカビが生えました。  それは別として、結局何が言いたいかというと、今現在、城陽産のお米とか積極的に使われてるということなんですけど、この地産地消に関する考え方ということをお尋ねしたいんですけど、今までに何回も地産地消についてはお尋ねしてるんですけど、現在の学校給食における地産地消に関するポリシーというものがあれば教えてください。説明文のほうには積極的という言葉なんですけども、具体的にどのように取り入れているのか教えてください。 ○薗田豊学校給食センター所長  学校給食における地産地消の方針についてご答弁申し上げます。  学校給食の中で食育に関する教育、食育という観点から地元で取れる食材について親しみを持つということを教育的効果というふうに考えております。その中で、実際の学校給食で使用する食材のうち、野菜または米について地元産のものを積極的に取り入れるようにしているところでございまして、具体的に申し上げますと、野菜に関しては、城陽市内の生産農家で構成されております旬菜市のほうから供給いただける野菜については全量供給を受けるということの方針で行っております。  また、お米に関しましても、京都府学校給食会という団体を通してになりますけれども、城陽産のお米がある分に関しては全て供給いただくということで取り組んでおります。  そういった中で、我々としても、城陽産の食材を積極的に今後も取り入れたいというふうに考えているところでございます。 ○小松原一哉委員  ありがとうございます。  具体的な数字というのは今お尋ねしても多分なかなか出てこないのかなと思いますけど、数量的な、そこまではお尋ねしませんけども、積極的に今、旬菜市での可能な限り全量とかというようなお話もありましたし、お米についてはパーセントでいったらかなりのパーセントはいってるんでしょうね。それぐらいの数字をちょっと教えてほしかったんですけど、可能であれば数字を教えてください。 ○薗田豊学校給食センター所長  失礼いたしました。令和3年度の状況でございますけれども、野菜について、給食で年間使います野菜のうち、重量換算になりますけれども、12.6%が城陽市内産の野菜を使用しているという状況でございます。  これについては、先ほど次長のほうから説明がありました点検評価の中で入っております給食センターの地産地消という科目の中で設定されております、おおよその目安10%という目標をクリアしているという状況でございます。  また、この数字に関しては、なかなかそれ以上急激に上がるということは、現状、農家の皆様の供給能力というところに限界がありますので、直ちにこれが急激に増加するというふうには考えておりませんけれども、この程度の比率に関しては確実に積み上げていきたいというふうに考えております。  また、お米についても、城陽産のお米の割合ということで6割から7割を城陽市産で例年推移しているところでございまして、残りの分についても京都府内産を使用するということで、京都府内のお米100%で、そういった意味で近くで取れるものを積極的に使うというところで、実際に数字を出してるところでございます。 ○小松原一哉委員  ちょっと具体的な数字をいただきまして、ありがとうございます。重量換算で野菜の場合、10%目標、城陽産ということやったんですけど、それを若干上回る12.6%は城陽産で賄っているということと、お米のほうも六、七割、これはかなり、私が想像してたより多くを地元産のお米で賄っておられるということで、よく分かりました。  結局、学校給食ですので、私たちが一般的に消費する云々よりも、やはり学校現場の教育の場で地元で生産されたものを要するに子供たちが食べてるんだという。例えば通学路の途中に畑があって、そこの畑で取れたものが今日の給食に出てきたわとか、私の知り合いのおっちゃんが作ってるお米とか野菜とかを学校給食に使われてるよとか、要するに生産される現場とか、生産者の顔が見えるところで自分たちの食生活の一部分である学校給食を食べてるということを子供たちにやっぱり教えるというか、そういう教育チャンスに生かしていかないとやはり駄目だと思いますので、多分そういうことを学校の先生は教えてはると思うんですけどね。より積極的に地元産のそういう食材を使うということをやるということで、やっぱり実感できるような、そういう教育現場での生かし方をやっていただきたいと思います。  ちょっと話が大分それますけど、子供に魚の絵を描かしたら切り身の魚を描くというような笑い話があるんですけども、もう一つ大事な観点は、やっぱり自然界のハーベストというのは虫食いがあったりとか、例えば不ぞろいであったりとかというのが当たり前なんですけれども、今の便利になった流通の中で均一化されてきて、何か自然界で取れるものも工業製品になってきたりとか、それに私たちもどっぷりつかってしまってますよね。例えば回転ずしに行ったら、どこの回転すしに行っても同じようなマグロの切り身が出てくる。ただ厚みが若干違うらしいんですけども、そういうところに慣らされてるところで、一番大事な自分たちの命をずっとつないでいくために、基本的な食育というものに子供たちがそういうのを気づいてほしいと思いますし、だんだんそういう便利な世の中というのはそういうことに気がつかなくなりつつあるので、学校現場でもそこら辺の教育というのはやっぱりしっかりとやっていただきたいと思います。  もちろん家庭でも、毎日食事というのはあるわけなので、そこでも親がやっぱり教えていかないといけないと思いますけども、3食のうちの1食学校で食する場合、学校の給食でやっぱりそういう食の背景を教えていただきたいなと思います。  私はこの学校給食というのは意外といろいろな、今、先ほど太田委員からもありましたけど、いろんな時代の流れもそうですし、いろんなものが高騰して大変でしょうけども、基本的には食育というところの軸はしっかりと持っておいていただきたいと思います。そういう意味での地産地消というのは、今後ももっと積極的に、少々不ぞろいでも地元産を使っていただくというふうな考えでやっていただけると思うんですけど、最後に今後、そういうお話をした上で、どのように地産地消を取り入れていかれるのか、今後の取組について、もしかありましたらお願いします。 ○薗田豊学校給食センター所長  まず、地元の方から納入いただきました食材が、生産者の顔が見える、実際子供たちが見えるような取組をというお話でございますけれども、これにつきましては、既に毎月、給食センターのほうから、子供たち、保護者に対して給食だよりというものを発行しております。これの中に例えば城陽で取れたお芋であるとか、ほかの野菜とか、そういったものの生産者の方に写真を撮らせていただいて、誰々さんが作られたお芋が何月何日のこのメニューに入りますみたいな、城陽市でもこんなのが取れるんですよというようなことを事前に給食だよりのほうでアピールをさせてもらったり、そういった中で親しみを持ってもらえるような取組というのを継続しているところでございます。  また、魚の切り身に代表されるように、形が加工されたものに慣らされてるというような状況についてのご懸念でございましたけれども、給食センターで出す魚等についても切り身の場合もありますけれども、逆に骨がついたまま焼き上げたり、揚げたりするようなものも出させていただくことがございます。もちろん骨があるので気をつけていただかなければならないんですけれども、魚には骨がある、気をつけて食べるというのも教育の一環というふうに考えております。そういったものを出すことも我々の一つの責務であろうというふうに捉えているところでございます。  また、地産地消の取組をさらなる充実ということでございますけれども、旬菜市の方とは定期的に懇談をさせていただいております。また、野菜ですので必ずきれいにそろったものばかりではないという中で、センターの調理業務において許容できる範囲はこの辺までですよということで、ちょっと曲がってたからもう諦めるとかそういうことでもなく、どこまでは許容できる、こういったものでないと困るというようなところをしっかりお話合いをさせていただきながら、供給いただけるものを最大化したいなというふうに思っております。 ○小松原一哉委員  よく分かりました。今のご答弁にあったように、将来的、将来的というか、これからも地元産、もちろん地元産で賄えない部分はせめて山城産、山城産で賄えへんかったらせめて京都産というように、なるべく子供たちが感じれる範囲のそういう食材を中心に学校給食を組み立てていっていただきたいと思います。  それと、今まで、先ほど一番冒頭にも言いましたけど、50年前、半世紀前の学校給食と今は全然質という意味では物すごく、私は羨ましいぐらい、メニューを見たらどこかのレストランかなと思うようなメニュー構成なので、それはそれなりに食の楽しみというのを十分子供たちにも伝えれることだと思いますので、工夫をしてやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。以上で結構です。 ○相原佳代子委員長  11時15分まで休憩いたします。           午前11時03分 休憩        ───────────────           午前11時15分 再開 ○相原佳代子委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。 ○一瀬裕子委員  失礼します。私のほうから2点お伺いします。  先月、連れ去り未遂がありまして、その内容を言える範囲で、個人を特定しようとか、学校を特定しようという気はないんですけども、どういう状態やったか。報道なんかではいろいろと見させてもらっているんですけども、自力で脱出したとかいうことは報道であったんですけども、小学生低学年やったと思うんですけど、自力でどうやって脱出したのかな、本当にこれはよかったんですけど、脱出できて。未遂に終わっているんですけども、今後の対策に生かしていかないといけないので、少し内容を教えてください。  それともう一つは、教育活動の推進に係る経費として水泳授業の民間委託がありましたが、こちらの件についてお伺いしたい。  まず、民間委託されての経費なんですけども、教育活動の推進に係る経費としては、この決算書のほうには179ページですかね。プールを民間委託された金額はどこを見れば、分からなかったので教えていただきたいのと、この民間委託した経費と、2校がされてたので、あと3校の維持管理費と比較してどれぐらいの差が、民間委託したから経費がかなり大幅に上がったのか、そうでもなくてあまり変わらなかったのか、その辺のところを教えていただきたい。 ○岸本匡史学校教育課主幹  失礼いたします。私のほうから、ただいまのご質問にございました連れ去りの内容についてご答弁申し上げます。  こちらにつきましては、まず最初にですけども、現在も捜査が続いておりますので、お伝えできる範囲が狭いかなということはご承知おきいただければと思います。  概要につきましては、10月5日水曜日の午後3時半頃、市内の小学生が下校途中に知らない男に車で連れ去られ、約400メートルほど先で解放されるというような事件が発生したものでございます。その後につきましては、警察のほうが現在も捜査を続けておりますし、また、学校でも児童の心身のケアに努めているというところでございます。 ○成田昌司学校教育課長  水泳授業の民間委託の件でございますが、令和3年度はコロナの影響で実施できておりませんので、令和4年度、初めて今年度実施をしたところでございまして、決算書には表示されていないものでございます。 ○藤林孝幸教育部次長  プールに関する維持管理の経費というところでございますけれども、年度によっては違ってくるんですが、何もないといいますか、通常の年度でいきますと、上下水道代、それから水質検査代等々入れまして、おおよそ100万円程度は必要になってくるものでございます。 ○一瀬裕子委員  連れ去り事例についてなんですけども、連れ去られた子は自力で、解放されたんですか。その犯人に解放されたと今おっしゃったんですけども、どういう状況やったか分からないんですけど、400メートルのところで解放されて、報道によると泣きながら歩いてたところを父親が発見したというようなことやったと思うんですけども、この当事者、被害児童は本当に怖い目をしてトラウマになっているんじゃないかなというのは本当にかわいそうですし、心身のケアはもちろんですが、皆さん見守っていただきたいなと思いますが、あと、これ10月5日に起こってすぐですかね。防犯メールでこういう連れ去り未遂があったというようなメールが流れたのかな。その日ですかね、時系列が記憶が定かじゃないんですけども、防犯メールとかは発信されたんでしょうか。  その次の日ですかね、その日なのか分からないんですけども、下校時の見守りに保護者の方、PTAに呼びかけていただいたと思うんです。保護者の方が、いつもの見守りの地域の方よりも多く出ていただいてたかなと思うんですけど、そこの対策というか、見守りの呼びかけなどはどうされていたのか教えていただきたい。  あと、この当該児童なんですけども、本当に怖い目をしたから、このとき、みんな小学校1年生のときに防犯ブザーは配っていますけども、よく聞くのは防犯ブザーも恐怖のあまり押せないと聞くんですよ、声も出せないというような。それは練習しないと、声を出すのも練習しないと出せないというようなことを聞くんですけども、やっぱりこういう事例があったんですから、そこのところも子供たちの危険な目に遭ったときにどうしたらいいかというような指導というか、ものもされているのかなということを教えていただきたいです。
     プールの民間委託の件ですが、大体通常1校当たり100万の経費がかかるという、ですよね。民間委託する場合は、今回、令和3年度は実施できてなかったのでこの決算書に上がってないんですが、予算としては幾らで見積もっていただいていたのか、令和4年度、もう終わっていると思うんですけども、通常ですと自校で水泳授業するときは100万円の経費ということですけど、民間委託でお幾らなのか教えていただきたいです。 ○成田昌司学校教育課長  水泳の民間委託についてご答弁申し上げます。  今年度実施をいたしまして、2校で約300万円で実施をしております。先ほどプールの維持管理の関係で1校当たり100万円ということで申し上げたところですけども、当然維持管理以外に、大体30年間ぐらいで更新するとした場合にその更新の費用、これを30年間に割り返しますと、そこに毎年の経費にのっかってきますので、それよりは随分安価にできるというところからやっているところでございまして、当初の見込みでは、30年間で民間委託とすることで約9億7,500万円、5つの学校で割りますと1校当たり1億9,500万円の削減効果を生み出せるという見込みを立てた上で実施しているところでございます。 ○岸本匡史学校教育課主幹  私のほうから、連れ去りの事件に関わって見守りの呼びかけはどうしていったかということ、また防犯教育についてどういうふうなことをしているのかということについてご答弁申し上げます。  まず、見守りの呼びかけということで、これが10月5日水曜日に発生しておりました。その間、警察とも連絡を取り合いながら、個人情報の保護の観点からも捜査の状況にも関わってどういった対応をしていくかということを協議しておりました。警察のほうと協議していく中で、事象の信憑性であったり、子供たちの様子も含めて、翌日報道に発表するということを聞いておりまして、私どもとしましても、なかなか各校に注意喚起であったり、対応についてということは動いていなかったのですけども、警察のほうが急遽5日の夜に報道発表するということでネット上のニュースにも流れたというような状況でございました。  該当小学校については、すぐ朝のうちに連絡をして管理職、先生方、また、教育委員会も朝のパトロールを行い、保護者へのメール配信も行っておりました。それ以外の市内の小学校、中学校についてもその後すぐ情報共有し、保護者へメール配信をして注意喚起を行ったところでございます。  また、その際には、下校の際、また登校の際と保護者の方もついてきていただいて、特に低学年の保護者の方は学校まで迎えに来られたりというような、そういった状況が続いていたものでございます。  また、防犯ブザー等防犯教育につきましては、新小学1年生に対しては、毎年防犯ブザーを配布し、かばんに携帯し非常時に使用するようにということで、年度当初指導をいたしております。また、今回、防犯ブザーの修理、今まで持っている子供たちも、修理についても各校へ修理するように指導いたしております。  今後、保護者や地域の見守り隊、ボランティアの方々にも児童・生徒の下校時に合わせてのながら見守りの要請、また、年度当初に110番のいえへ児童とともに挨拶に行ったり、顔つなぎをするという取組を教育委員会としても考えているところでございます。  また、警察と連携して毎年年度当初に行っている交通安全教室の中での防犯教育、知らない人についていったら駄目だよというような、そういった指導も日々の見守りを継続して児童・生徒の安全を守っていきたいというふうに考えているところでございます。 ○一瀬裕子委員  水泳授業の民間委託の件に関してですが、30年たって老朽化したプールの更新費用というものも100万円の維持費にプラス乗ってくるということで考えて、今、民間委託したほうが安価だということでこういうことをされているということですので、今2校ですから今後5校全体に拡充していかれるという方針ということでよろしいんでしょうか。今あるプールはどうなるのか、かなり老朽化しているから、補修とかには費用がかかるかなと思っていますが、方針を教えていただきたいです。  連れ去り未遂の件なんですけども、どういう状況やったかというのが本当に、低学年が報道では自力と書いたあるので解放されたというふうに先ほどおっしゃってたんですが、連れ去られる、それができないようにするにはどうするか、防犯ブザーとか声を出すとかいうことがあったと思うんです。低学年ではそこまでできないやろうし、周りに目がなかったのかなと、あまり周辺に人がおられなかったのかなといろいろ考えていたんですけどね。あとPTAからの要望として通学路に防犯カメラを設置してほしいとか、そういう要望もあるかなと思うんですけども、PTAから出てないでしょうか。  見守りのながら見守りとか、先ほどいろいろおっしゃってましたし、保護者に呼びかけて出てきていただいてということを言っておられましたが、登校時は本当に見守り隊の方、地域の方がたくさん出てきていただいていますが、下校時も地域によっては見守り隊の高齢者の方とか出ていただいているところもありますが、なかなか下校時間というのはまちまちなので、そこのところは手薄になっているところがあるので、この犯罪が起きてしまったということで、PTAや保護者はたくさん出てきていただいてたと思うんですよ。今はどうなっているのかな。  日頃から保護者の方も、低学年の保護者は学校までは行ってもらわなくてもいいと思うんですけども、大通りから入って人の目が行き届かないところとか、そういうところまでは自分の子供のことなので、一番第一義としては子供を守るのは保護者の役割だと思うので、まず、保護者の方に日頃から低学年の間ぐらいは出てきていただきたいということを学校からもお願いして、PTAも通じてお願いしていただきたいなというのは私も以前から申し上げていると思いますし、地域の見守り隊の方々、ながら見守りの方もおられますけども、まず自分の子供は親がしっかりと守らないといけないと思いますので、保護者の方、おうちにおられる場合は日頃から出てきていただきたいなというのを声かけしていただきたいなと思っていますので、そこは学校やPTAからお願いしてほしいと思います。教育委員会としてはどのように思っていただいているのかな。 ○成田昌司学校教育課長  中学校のプールについてご答弁申し上げます。  今のところ中学校のプールについては改修をしないという方針でございまして、2校、具体的には北城陽中学校と南城陽中学校でございますが、これらそれぞれ北城陽中学校はろ過装置の故障、南城陽中学校はプール槽の破損ということで使用に耐えない状況であったため、民間委託に踏み切ったところでございます。残る3校については、今ある施設を有効に活用していく中で、今後の在り方を考えてまいりたいというふうに考えております。 ○薮内孝次教育部長  まず、プールのほうからなんですけれども、先ほど成田課長も言いましたように、今どうしても使用がかなわない2校については、先行して民間委託をしております。中学校のほうのプールについては更新しないという方針で臨んでおります。  したがいまして、現時点では使用できないところについては、民間委託で利用していくと。これは金額だけではなく、指導方法についても今回2校実施してみたんですけれども、やはりプロはプロなりの教え方というのがございまして、当然教員はそこで一緒にいるわけですけれども、水泳の指導についてはスイミングスクールのコーチが指導に当たっていただいています。それぞれの泳ぎのレベルを4グループに分けまして、全然泳げないようなところと少し泳げる、少し早く泳げる、もう少し選手並みに泳げるという、そういうふうに分けていただいて、最初の泳法からそれぞれに合った指導方法を4つのブロックに分けてやっていただきましたので、子供たちからにとっても分かりやすいし、上手に泳げるようになったということで好評を得てますので、そういう面では金額だけでなく、少し内容的にも充実できているということでございます。  今、使用については、更新はしないわけですけども、城陽中学についてはまだ体育館の上にプールを建設してからまだ30年経過しておりませんので、適化法の関係からいいますと補助金を返還しなきゃならない部分もありますので、それまでは使用できるところは使用していきたいというふうに考えていますので、その中で使用できないところから民間委託をしていくというような方向になってくるかと思います。  しかしながら、今、市内には2つのスイミングスクールがありますけれども、やはり営業されておりますし、それ外でやっていただくような形になりますので、業者さんとの協議も必要になってまいりますので、キャパシティーの問題もあると思います。しかしながら、近隣の市町にもスイミングスクールがございますので、そちらのほうが近いのであればそちらのほうも使用できるかなと思っております。  また、このやり方については、城陽市だけでなく他の市町についても今やっておられるところもございます。始められています。それは学校の児童数が増えているところがあって、学校のプールだけで賄えないような学校もありまして、そういう形で民間を使っておられるというケースもございます。これはまた増えてくるんじゃないかなと思いますし、その辺も見極めながら続けていきたいなと思っております。  それと連れ去りの関係なんですけれども、これについて先日、教育委員会、定例会が終わった後、事務局と委員さんとの懇談をさせていただいて、やはり人の目というのは大事だということで、委員の皆さん方にも見守り隊としていろいろな地域、それから地域の方々とともに児童・生徒を見守っていただいているのは感謝申し上げるわけですけれども、さらにながら見守りということも政府のほうも推奨していますけれども、やはりそういう形で出ていただけるようにしなければならないんじゃないかと。これはできればキャンペーンという形で地域の方々にも協力を求めていくということを実施していきたいなと思っています。  その中には、やはり学校が低学年は2時半頃に下校するわけですけども、上級の高学年になるにつれてまた時間が遅くなってきますし、ばらばらに帰ってくるという状況もございますので、この辺のこともあまり地域の方は分かってないだろうということで、その辺のお時間をお知らせするような形でしてはどうかという提案もいただいてます。  片やその時間が分かることによっていろいろな事情が分かってくるということはあるんですけども、散歩とかあるいは水やりとかいろんな形で出ていただいて、人の目がたくさんあるということでそういう誘拐の機会を出さないというようなことをすることが大事だということで、その辺を今後事務局でも整理しながら、地域の方々にも協力を求めていきたいというふうに考えているところでございます。  また、先ほどもありましたけれども、110番のいえなんですけれども、当初1年生には、城陽市教育委員会が作っております安全マップを1年生に指導しているわけですけれども、この中で警察の協力を得て110番のいえというのをポイントを押さえさせていただいています。これについてもやはり顔見知りになってないところにはなかなか入りにくいんじゃないかというようなご意見もございまして、4月当初、集団でそのお宅に訪問して、私たちここを通りますので、またいざとなったら入らせてくださいねというようなことをして顔つなぎをしていくということも大事じゃないかなということで、やはり両方の顔が見えるような関係も必要だというようなこともございます。  1年生については、通学路あたりで地域の探検をしたりしながら、いろんなここは危険だというようなところも地図には載せていて、それを教えているわけですけれども、そういうふうなことも十分にしながらやっていく。そして1年生で配ったブザーについての押し方も指導していますけれども、なかなか委員おっしゃるようにいざとなったらできないかも分かりません。大人もそういうことになっているかも分かりませんし、高学年になるにつれて電池が減ってきたりとかあるいは壊れたりしているのについては、保護者のほうで電池の交換でありますとか、新しいものの購入でありますとかという形で注意喚起をしていきたいというふうに考えていますので、今後もそのような形で保護者、子供たちにも指導をしていきたいというふうに考えております。 ○一瀬裕子委員  水泳の授業の件、城陽中学校は確かに新しいし、水泳部もあって実績も積んでいるので、こちらに関しては改修もまだまだ必要でないと思うんですけど、あとの2校はかなり老朽化しているので、ずっと保護者のほうからも改修はしないのかというような要望とかいろいろといただいていますが、方針としては修理できなくなったらというか、使えなくなるまでとことん使うということですかね。今でもかなり漏れてきたりとか、水漏れとか、ひび割れとかひどくなるまでは使うということですよね。今もかなり老朽化は大変なんですけどね。  でも民間委託したところは水泳もプロから指導していただいて、ほかのところに比べてちょっとうらやましいなと思いますので、中学校の教員の方で水泳の指導までできる方というのはなかなかおられないと思うので、ちょっとしたことなんですけど、私も指導してたほうなので、ちょっと言ったらすごくうまくきれいに泳げたりとか、4泳法ができるようになるので、できたら民間委託されているところが派遣でほかの2校にも来ていただければなと思いますけど、そこもそういうことが可能であればお願いしたいなと。  できたらほかのあと残りの老朽化しているプールを使っているところも民間委託できたらと思いますし、民間だけじゃなくて太陽が丘とか使えないのかなと思いますけど、府立なので。太陽が丘のプールでもいいんじゃないかなと思うんですけど、そこまでは考えておられないのかなと思います。そこをまた1点お願いします。  連れ去りの件なんですけど、いろいろと地域の方々も本当に協力していただいていますし、うちの校区なんかだったらパトロールカレンダーを頂いて、下校時間も低学年は何時とかいうのも細かく書いてあるものを頂いているんですけど、それでばらばらの時間で何回も何回も出てきていただいている方々もおられますけども、地域の方にお願いするのもいいですけど、当然のこととしてはやっぱり保護者、お仕事で出ておられる方は多分学童保育に預けておられると思うので、低学年でおうちに帰ってくる子は家に家族がおられるから帰ってくるんでしょう。  この事案があったときは結構外に出たはりました、保護者の方。結構いはってんなと思って、いつもは見ない、全く見ないけどもと。だからやっぱり低学年の間ぐらい保護者の方ちょっと出てくださいよと。人が2人とかで帰るけども、1人になるところぐらいはちょっと出てきてあげてということをPTAからも、太田委員もおられますけど、PTAからも言っていただく。あまり学校から言いにくいかもしれないんですけども、PTAのほうから言っていただいて、協力というか、当然のことやなと思うんですけど、そこのところをもう少し言っていただきたいなと思います。  地域の方は本当に一生懸命やっていただいていますし、責任感ですごく動いていただいています。高齢化でちょっともうしんどいなという方も次の方をお願いしたいけども、なかなか候補者がいなくてとか、責任感とか義務感でやっておられる方もおられるんですけど、ながら見守りでいいですよと言っても、なかなか高齢者の方はすごく自分がやらなきゃと思ってやっていただいているんですけども、そういう方々に高齢者の方でもスマホを持っておられるんですけれども、この防犯メールの登録は呼びかけていただくように前も言ったと思うんですけども、こういう事例がありましたとか、運動会が延期になりますとか、子供の帰ってくる時間が変更になりましたとか、そういうメールがいただけると思うんですけども、見守り隊に対する、地域の方々に対するメール配信と受信の設定の促進も併せてお願いしたいと思います。どのようにされるか。 ○岸本匡史学校教育課主幹  失礼いたします。連れ去り未遂の件についてご答弁申し上げます。  この件を受けまして、市教委としましても、毎日低学年、それから高学年の時間に合わせて、本日もですけども、パトロールを続けているというような状況でございます。警察につきましても、10月いっぱいパトロールをしていただいておりまして、今後、保護者の方にも最後は家に着くときは1人になりますので、家の近くまで出ていただくというようなというようなことも各校に対して依頼・要請していきたいというふうに考えております。 ○薮内孝次教育部長  先ほど近隣の施設についてもというお話はさせていただいたんですけども、今、市内でも城陽スイミングなんですけども、していただいているのにバスで行き帰り生徒を送っていただいているんですけども、この移動時間とか、これも授業の中でやっていかなきゃなりませんので、大体3時間、3限使った形で授業としては実質泳いでいる時間では2限ぐらいの時間になりますので、少しそれが遠くなりますともう少し時間が必要になってきますので、その辺も見合いながらカリキュラムが組めるのかどうかというところも施設を選択する一つの材料になってきますので、その辺は今後需要が増えてきたときにどうするか。  それともう一つは、コロナの関係で少し離れた形での間隔、ディスタンスを取らなあかんということで、バスについても広く取っているんですけれども、今後コロナが収まってくればバスも1人ずつ、2人掛けができていきますし、もう少し凝縮した形でもう少しコマ数が取れるかも分かりません。スイミングスクール自体のコマ数が取れるかも分かりませんので、もう少し許容範囲、キャパシティーが広がるかも分かりません。それでできたらいいんですけど、それができなければほかへ出ていかなあかんということで、その辺のいろいろ条件を満たすように今後も検討して施設を使っていきたいな、そういうふうに考えております。 ○一瀬裕子委員  ありがとうございます。  子供たちの水泳授業に対しては、できたら民間委託で拡充していただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。  見守りの件は、保護者にも言っていただいているということで、そこはぜひ日頃から、何かあったときだけじゃなくて日頃から常に出てきていただきたい。特に低学年の間ぐらいは思いますし、そこは先ほど太田委員と言ったのはPTAをされているということで言わせていただいたので、PTA会長から言っていただいたら、同じ保護者という立場で言っていただくということで言わせていただいたんですけど、PTAとかをうまく学校が使っていただいて連携していただいて、地域と保護者、学校が連携できるように、子供たちが安心・安全に通学できるような城陽市でいたいと思いますし、防犯カメラも必要じゃないかなという、そこは私は別に要望していきたいと思います。  以上、ありがとうございました。 ○土居一豊委員  4点お願いします。  1つは不登校問題について、2つ目、老朽化した学校施設、3点目、小学校児童の見守り、4点目、子供の自転車運転マナーについて質問いたします。  まず不登校問題ですけど、教育委員会関係の報告ではぐくみをいただいておりますが、元年、2年、3年と年度で最大数を取れば、小学校、中学校合わせて110名を超える子供さんが不登校になっている。文部科学省が先月27日に報道したのを見れば、前年度比2割増えて、全国で24万4,940人という数が2021年度不登校になっている。不登校としてはやはりいろんな問題があって、依然としてゼロになることはないんじゃないかと思います。  そこで、市内には不登校の子供たちを対象としたフリースクールというのがあると思うんですけど、フリースクールは施設の数が何個ありますか。  それと教育委員会としてフリースクールに通っている子供、この子供の取扱い、これはどのようになっておりますか。  2つ目、老朽化した学校施設について、今、一瀬委員からもプールについてありましたが、プールを民間委託することは私はいいことだと思います。ただそうしたときに老朽したプールはもう更新しないということですが、じゃ、そのプールはあとどのように管理するのか、早急に潰してしまって更地にするのか。いや、そうじゃない、一定時期まで待ってやるのかということがあると思いますが、使用中止して更新しないプールはどのようにしますか。  また、前議会で私質問しましたが、学校の外柵で整備が必要な学校はどこの学校にありますか。  小学校の見守り、10月5日の昼に起きて、私のスマホにもその該当する小学校から入ってきました。該当する小学校からメールで連絡がありました。ああ、そうだ、こういうことが起きたんだと認識した。私以前から言っておるように犯罪は帰りの時間に起きるよ、朝の時間帯は車の飛び込みで大量の児童が死傷する事故が起きるか分からない。朝の時間帯は連れ去りはまず起きないだろう、人の目があるということを常々言ってきましたが、まさにそれが起きてしまったな。  そこで、先ほど現在の見守り状況を聞きましたが、現在やっているパトロール、保護者の見守り等、現在やっている状態が将来ともに続けてできると認識されておられますか。  子供の自転車マナー、東京都が昨日から自転車マナーの悪い者について赤切符を切るということを言われました。皆さん承知のとおり、子供のときから運転マナーを身につけさせたら自転車の運転マナーは守られてくるんじゃないか。右側を走る者、横断歩道を歩行者がいるときに乗ったまま渡る者、一時停止をしない等ですね。だからこれは子供についてはやはり小さいときから自転車の運転ということを教えることがイコール、大人になって車の運転マナーにも、交通のルールを守るのにもつながるんではないか。そうすることによって横断歩道での飛び出し、接触事故もなくなるんじゃないかと思いますが、もう一度自転車の運転マナーについて取り組んでおられるのは分かりますが、年度のどこかで集中的に学校単位で、警察の協力を受けていま一度車の運転マナーについて予算を組み、時間を取って取り組む考えはありませんか。以上です。 ○藤林孝幸教育部次長  それでは、私のほうから、廃止したプールの後の利用についてと、それから各小・中学校の外柵についてのご答弁をさせていただきます。  まず、プール廃止後の跡地利用についてでございます。現時点におきまして、廃止後のプールにつきましては、当面残置をいたしまして、消防用水利や非常用の水源として活用することを想定しております。しかしながら、プールの老朽度合いであったり、漏水の状況によりまして撤去をするということも一つの方策と考えているところでございます。  なお、撤去後の跡地利用方法につきましては、今後の検討課題とさせていただいているところでございます。  それと2つ目、外柵のところで整備が必要な学校はあるのかというところでございます。市内小・中学校におきまして外柵、フェンス等々で大きく穴があいていたりしてそこから容易に侵入できるというような学校というのは基本的にはないというふうに考えているところでございますが、委員ご指摘のとおり、南城陽中学校のほうにつきましては、外部から侵入なりという部分のところはできない状況ではありますが、昨日、私も現場サイドを確認させていただきましたが、見栄えについてはさすがに少し悪いのかなというところの認識はしております。  一応、修繕経費につきましては、当初予算のほうで一定確保しているところでございますが、突発的に発生いたします消防施設の不具合であったり、体育館のひさしが落下したとか、空調機器の修理といった緊急に修繕しなければならないというものもございます。児童・生徒の安全が第一義であるというような形で考えているところもございます。緊急度、それから危険度等を考慮して執行してまいりたいと考えているところでございます。 ○徳永博昭学校教育課主幹  私のほうからは、市内のフリースクールの数と扱いについてご答弁申し上げます。  市教委のほうで把握しているフリースクールについては1つあります。扱いにつきましては、校長先生の判断の下、登校に向ける前向きな活動として指導要録上出席扱いとさせてもらっています。 ○成田昌司学校教育課長  私のほうから、見守りの関係でパトロールも含めて今現在行っているようなことが今後も続けられるのかというご質問がございました。正直、パトロールを含めてこれまでしてなかったことを対応しているということで、やっぱり手が取られますし、このままいつまで続けるんやというところはあるというふうに思っております。  しかしながら、部長からもご答弁申し上げましたように、いわゆるその皆さんの協力によるながら見守り、これは例えば水やりのついでとか、散歩のついでとか、そのためだけに労力を割くということよりも、その時間帯に合わせて皆さんの生活習慣をちょっと変えていただくということで見守りにつなげていくというものでございますので、抵抗感が比較的少ないということがございます。もちろんすぐに機運が醸成できるというふうには思っておりませんが、我々としましても、部長も答弁しましたように、キャンペーンなんかを地道にしていく中で広げてまいりたいというふうに考えておりますし、その機運が高まるまでは、やはり適宜我々のほうでもパトロールで人を割かざるを得ないのかなというふうに考えているところでございます。 ○谷﨑健司学校教育課主幹  自転車のマナーについての指導といいますか、そういったとこら辺でのご答弁を申し上げます。  小学校での指導の体制でございますが、2年生で自転車講習というのを警察の方に協力いただきまして実施しております。そこでは実際に運動場に道路に見立てたものを書きまして、自転車の走行の仕方、信号の止まり方といったところを学習します。そして5年生におきましても、警察の方に協力をいただきまして自転車免許講習というものを実施しております。これは体育館に実際のコース、車の教習所みたいなミニコースをつくりまして、実際に自転車のスタートの仕方、安全確認をしてスタートする、そして道路に止まっている車等の障害物等をよけるであるとか、信号の止まり方、交差点の渡り方、そして見通しの悪い交差点、道路ですよね。見通しの悪いところの安全確認の仕方等を実際に自転車に乗って体験して行っていきます。また、自転車の乗る技術としましても、一本橋、スラロームといった技術面のことも体験します。  そして学科のほう、交通ルールのほうについても冊子を基にして実際に勉強しまして、簡単ではありますけれども、試験をします。そして最終的には警察のほうからABCのランクがあるような免許証をいただくというような取組を行っているところであります。  そして中学校のほうに関しましても、部活動単位で自転車のマナーについて指導をしているところでございます。 ○土居一豊委員  不登校について分かりました。出席扱いにされているということを確認しましたが、そこで、中学生で不登校の子供が高校受験する、高校受験を申し出たときに、不登校でフリースクールに通っていることによって不利益になった事例というのはありませんか。  学校プール、使える間は水をためて消防水利にする、確かにそうかも分かりませんが、往々にして使わなくなったら周りの整備がおろそかになるんですよね。コンクリートの割れたところがあってもそのままになる。子供たちがつい入っていこうとしたら柵がなければ入っていける、思わぬ事故が起きるということを思えば、使わないとすれば、まず使うとしたらどのように使うかということと、子供が命を落とさないように、けがをしないようにとすれば、しっかり学校の中だけど柵をすることが必要だと。子供が通るところであれば、路面についてはやはり整地してやっておくことが必要だと。  それと、更衣室で使っていた倉庫等を今度は防災面で使うとすれば、鍵の管理と危機・防災等どのようにするのか。また、それを地域が避難所を開所するとすれば、地域の方に鍵の交付をどのようにするのかというふうなことを防災とも考えておかなきゃならないでしょう。1個しかない鍵だったら、災害が起きたときに学校の先生かどなたか来ないとそこに入っているものは出せないというふうなことも考えられますので、プールを使わない、あとをどのようにするのか。また、更衣室で使えるところを防災で使うとすれば防災とどのように打ち合わせて、鍵の管理も含めて災害が起きたときに対応ができるようにするかというふうなことについて、この際しっかり打合せをしておくことが必要ではないのか。もしそこまで検討しておられなかったら検討していただきたい。その上で後々プールをどのようにするかということを考えていただきたいと思いますが、お考えをください。  外柵の整備、確かにほかのところが優先的なことがあるんでしょう。しかし、割れ窓理論というのがありますよね。ガラスが1枚割れてほっていたら次が全部割れますよ。それは単にガラスのことじゃなくて、人に対するモラルの低下、それがイコールだんだんと今度は犯罪につながりますよ。学校においては、やはり整備しておかなきゃならないところを整備していない。子供の教育に気づかないところで影響があったらという思いがあるんです。だから外柵にしてもやはり見てくれが悪いというところはやはり整備していくべきだろうと。子供にどのように影響しているかは分かりませんよ、私たちは。しかし、そう思えば少なくとも私が指摘しているところは早急に整備すべきですよ。全く見てくれの悪いところ、もう一度外柵の整備について、簡単にほかに優先するものがあると言うけど、私は優先して整備すべき、予算を取って整備すべきと思いますが、お考えをください。  小学校の見守り、答弁のあったとおり継続して今の状態はできませんよね。まず無理ですよ。もうやがて喉元過ぎれば忘れてしまいますよ。もうあと、そうですね、1か月も続かないですよね、今の状態。そうなったときに本当に継続的に見守りをどうするのか。ながら見守りを言われましたけど、私がお願いする一つに高齢者クラブがあると思うんです。京都府を含めて多額の補助金が活動助成として行ってます。高齢者クラブを担当しているところにも言いました。教育委員会と連携して高齢者クラブに子供の下校見守りを協力してくれませんかということをお願いしたらどうだと。教育長の立場で、部長の立場で、その担当部の部長の立場で。だから私はぜひ高齢者クラブの方に事例も話をして、ながら見守りをしていただきたいんだけど、できれば要点に立っていただけませんか。特に低学年の子供の下校時間帯なんです。時間的には僅か30分くらいの時間なんです。協力いただけませんでしょうかということを一度話すことも必要ではないのか。そうすることによって協力いただける方も出てくるんじゃないのか。そしたらこういうことは継続してできるようになりますよ。  ご家族の方に帰りに見てくださいと言っても仕事があればなかなか見れない。答弁があったとおり、保護者が帰ってくるのが第一優先だと言うけど、やはり仕事があれば親は子供を信用してということになりますよ。そうしたらやはり地域で子供を育てるという大前提からすれば地域にお願いすべきでしょう。そのターゲットは私は高齢者クラブではないかと思うんです。高齢者クラブにお願いすることを考えることはしませんか。  それともう一点、これは4日の日の危機・防災課にも言うんですけど、同報系防災無線を設置したときに、成田さんは当時課長でしたが、私紹介したことがありますよね、次の言葉を。僕たち、私たちがこれから下校いたします。地域の皆さん見守りをお願いしますという放送をしているところがあるということを私は紹介したはずです。しかも子供の声、子供たちは毎週当番を変えて放送している。これをすればながら見守りしてくれる方も出てくるんではないのか。しかも時間帯に合わせて行けば、ああ、子供たちが今から下校するんだ、ちょっとこの時間帯に買物へ行こう。これは事例を調べてきました。本当に子供の声で放送しているんですよ。子供も担当を変えて交代で放送するんですよ。私は簡単にできること、やろうと思えば簡単にできることと思うんですが、教育委員会として危機・防災にできないかなということを提案する考えはございませんか。  子供の運転マナー、ぜひ私はもうちょっと踏み込んで検討していただきたいのは、親の意識も大事と思うんです。だから子供に対する指導とともに夏休みに1回くらい、学校のグラウンドに全校生徒を集めて、警察と保護者の協力を受けて親御さんにも一緒に自転車の運転マナー教育をしてもらったらどうかなと。そこで併せて自転車の保険も掛けておかなきゃ駄目ですよということを紹介すれば、2013年に小学生が加害者となった自転車事故で神戸地裁が9,500万円の支払い命令を出した損害賠償責任を問うという判例がありますよね、9,500万ですよ。9,500万のうち9,000万は後遺障がいの補償です。後遺障がい、私はちょっとこの事故賠償に携わったことがあるんですけど、亡くなられた方と命を取り留めた場合、どちらが高くかかるか、命を取り留めたほうなんですよ。後遺障がいが出た場合には、その方が平均年齢何歳まで生きるということで計算して後遺障がいを払わなきゃならないと。亡くなられた場合は、亡くなられたときの年齢と、それから生存するであろう収入を計算して賠償が出るんです。このときの事例は、9,500万はもしどちらか見れば亡くなられた場合の補償はもう少し低いんですよ。こういう事例が出たと。この損害賠償の責任は親御さんですよ。というふうなことも併せて自転車運転マナーのときにチラシを作って親御さんに渡したら、親御さんは、保険を掛けてなかった、具体的に車の保険を掛けたときに自転車賠償をチェックすれば、僅か50円ぐらいの保険料金で自転車の保険は掛けられますよというふうなことを併せて紹介すれば、子供さんに全員保険に入ってもらうんじゃないと。この際、交通マナー向上のために来年夏休みにこういう計画したらどうかなと思いますが、いかがでございますか。 ○薮内孝次教育部長  私のほうからは、何点かお答えさせていただきます。  まず、外柵の関係なんですけども、これは私も現場を確認しておりますし、これは当時、学校が荒れてたときに外部からの侵入を防ぐために近所の方がボランティアで、それも私費で番線を使ってあのようなフェンスを補強されました。もう見ていただいたら分かりますようにすごい厳重といいますか、外から入れないようなことになってます。その当時、青竹を使って幾ら防いでも網を破られてそこから侵入されてたので、青竹なり木を刺して網が開けられないような形をされた苦肉の策であったと思います。それが今朽ちてああいう状態になっております。これを外そうと思いますと、その番線を切るだけでも相当な労力が要ります。プールのところにも有刺鉄線を張られていたことがありまして、それは危険なので職員で外したことがあります。これもペンチで手の握力がなくなるぐらい切ったことを記憶していまして、それが落ちているとまた危ないので拾うという手間もいっぱいありました。  そやけど、これにつきましてはこれまでから土居委員のご指摘ありましたので、順次外柵の修理をしていきたいと考えております。この前指摘ありましたときには、上側の穴があいててボールが飛び出すようなところについて、まず取りかかった、これは300万ぐらいかかってたと思います。今度下のほうになりますとかなりまた基礎のほうから触っていかなきゃならないということで、これも相当な金額になりますので、当然我々の理論とそれが合致するのかちょっと私もそれが分からないんですけれども、計画的には順次直していきたいと。一遍にはちょっとなかなか難しいと思っております。  先ほど言いましたような急遽行わなければならないものがありますという次長の答弁もありましたけれども、当然直すべきものは予備費なり使ってでも直していくべきであろうと思いますし、その辺は今後も検討しながら計画的には修理していきたいというふうに考えております。  それから見守りの関係です。これは当然昼間ですので、城陽市の場合は昼間での人口がかなり少なくなってきて、在宅されているのはやっぱり高齢者なり保護者の方になるだろうと思っております。これはひとつお話なんですけども、先ほどおことわりの中で先に府なり補助金が云々かんぬん多額が出ているということを言われて、私たちが高齢者のほうへ行くと、おまえら補助金もらっているからやったらいいんじゃないかというようなことに取られても困りますので、我々としては先ほど言いましたキャンペーンについてはそういう方々を対象にやっていきたいと思っておりますので、そこはちょっとご理解いただきたいなと。そこがハードルになって私が行くとまたそういうことを言われないかなというのを心配しています。  昨日、福祉担当の部長のほうからも私お話を聞いていまして、それについては我々としてもそういうようなことを考えているので、福祉の部長から高齢者クラブの会長さんにお話ししていただくことについては、我々としては受け入れられますし、言うていただいて結構ですという話で多分福祉部長はされてると思います。私どもについても、キャンペーンとしてはそういう形で団体のほうにもお願いしていきたいし、地域の人にもお願いしていきたいというふうに思っております。  プールのほうにつきましては、ちょっと戻るんですが、プールにつきましては、当然解体にも相当な経費がかかります。せんだってこの3年度に行いました青谷の旧消防分署を潰すに当たってもかなり経費がかかっております。プールについても大変いろんな構造的に壊していくのに経費がかかると思いますし、この財源をいろんな形でいろいろ私も工夫して調べていますので、その辺で危険であればそれは解体していきます。財源を確保しながら解体はしていきたいと思いますし、跡地についても校内での有効な活用をしていきたいと思いますし、まだ使えるものであれば、更衣室、物という言い方、防災備蓄も使うことは可能、転用することは可能だと思います。物置にすることについてはいろいろと建築基準法でも問題となりますので、有効なものについては地域で活用していただければと思いますし、鍵も当然変更することによって複数の鍵で持ち合いすることはできると思いますし、その辺も防災担当とは、もしそういう利用が必要であれば協議をしていきたいというふうに考えます。 ○藤林孝幸教育部次長  すみません、先ほどの更衣室を防災倉庫にというお話なんですけれども、実際に南城陽中学校のほうで防災倉庫として一応活用のほうはさせていただいているという状況でございます。  それと、プール跡地の部分のところ、侵入の問題というところの指摘がございましたけれども、現在、北城陽中学校、それから南城陽中学校とも、この2校を廃止しているわけですが、こちらはプールの周りに当然フェンスがありまして、侵入できないように鍵をかけて対策を取っておりますので、一応基本的には侵入できないようにしているというような状況でございます。 ○徳永博昭学校教育課主幹  私からは、不登校の生徒が高校受験のときに不利益を被るのではないかというふうなことについてのご答弁を申し上げます。  実際に不利益の事例ということではなく、受け入れる学校のほうが今非常に高校のほうが増えている状況があります。市内におきましても、公立高校、私立高校、全日制とか、あと定時制の公立、また通信制の公立高校、私立の高校という高校に進学をしている状況であります。特に公立高校につきましては、高校のほうが定時制というところでイメージ的には夜やっているのかなというところがあるんですけども、お昼に、昼間のときに学校のほうを開いている高校のほうが増えています。府内のほうにも幾つかありまして、そこについても高校受験をして登校している生徒もいますし、また、近隣の高校にはなるんですけども、長期欠席者の特別入試者選抜ということで、長期欠席をしている子を対象としたそういうふうな枠といいますか、人数のほうを確保したという形での受験のほうも、今、府内のほうでは公立高校のほうで行っているような状況でございます。 ○薮内孝次教育部長  もう一点、自転車教室の関係です。これにつきましては、当然青年がお年寄りと接触して亡くなったということに起因して、かなりいろいろと警察のほうでも法改正されてきていたと思います。その中で先ほどありましたように、2年生で自転車の運転講習を各学校でやっております。警察の交通課とともに警察のボランティアの方も学校に来ていただいて、実際にその判定員なり指導もしていただいている状況を認知しているわけですけれども、これが大多数でやる場合に可能なのかどうかというところも、警察と、それから学校のほうとも協議をしていかなければなりませんので、その辺は研究はしていきたい。できるかどうかということも含めて、全体でできるかどうかも含めて考えていきたいなと思います。  なお、保険につきましては、管理課のほうで、交通対策の関係でビラを作られて、保険を掛けなければならないとなったときに中学校等にも配布されております。これは先ほどいろいろ50円という話もされてましたけれども、実際には自動車保険と併せて加入したことにできるという制度もあるように思いますし、その辺の啓発は多分管理課のほうでも今後されていくと思いますし、それも含めた形でどんな形でできるのか、できないのかも含めまして調査してみたいと考えます。 ○土居一豊委員  最後にお願いして終わります。  不登校問題については、不登校の子供が高校受験のときに不利益にならないように、ここは連携していると思いますけど、よく子供さんに高校受験、高校に進学するとしたらこういう方法がある、こういうことができる、受け入れている学校はこういうところがあるという情報を中学校側が適切に出していただけるように、親御さんにも情報提供できるようにぜひ取り組んでいただきたい、やっていると思いますが。  老朽化した施設、プールのほう、一度、北城陽中、南城陽中ともに柵はしていますけど、柵の際のところ、子供が行くであろう柵の際のところのコンクリートが剥離しているとかあれば、やはりその部分は土を入れて固めるとか等、処置をしていただきたい。外柵の整備は部長からありましたが、計画的に早くやってください。  次、児童の見守り、ぜひこの、地域で見守りできる体制を継続してできる体制を考えていただきたい。今の状況は間もなく終わると思います。補助金の話は取消しいたします。気持ちはそうですが、言葉として出したのは取消しをします。委員長、後で整理してください。お願いします。  子供の運転マナー、ぜひ子供が事故を起こして9,000万も払うような賠償責任にならないようにマナーを守ってもらうこと、もう一つは、子供が死亡するような事故が起きないことというためには、やはり運転マナーであるとともに、親御さんには事故が起きたときの補償体制というのは取っておいていただきたいな。ぜひ子供の自転車運転マナーについて、再度できる方法があれば工夫をして取り組んでいただきたいと思います。以上です。 ○相原佳代子委員長  それでは、午後1時35分まで休憩いたします。           午後0時18分 休憩        ───────────────           午後1時35分 再開 ○相原佳代子委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。 ○若山憲子委員  4点お願いします。  城陽市教育委員会事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の結果に関する報告書からなんですけれど、AETについてずっとこの間拡充をしてきていただいていると思うんですけれど、令和3年のときに14名、民間の派遣も活用してということだったと思うんですけれど、ここでAETについては拡充というところではなくて、継続ということに今後のところはなっているわけですけれど、学校1校当たりのAET配置人数ということで0.93人ということになっているんですけれど、これ、小学校10と中学校5校で15人になったら1になるわけですよ。単純に1になるのかどうか、その辺のAETの事業の継続ということはあれなんですけれど、中学の学習指導要領の全面実施という中で、この増員の計画があるのかないのか。  それと、不登校の問題でいろいろ取組をしていただいているというのと、この不登校の状況は高い水準でずっと推移をするというように分析されているわけですけれど、これも各種補助員の配置に取り組むというだけで継続になっているんですけれど、この辺の充実策があるのかどうか。  それと、学校改修のところで学校トイレの洋式化率なんですけれど、令和3年で40.8%というふうになっているんですけれど、これでいうとトイレの洋式化は令和9年に一応60%になるということだったと思うんですけれど、今の全体の総数に対するあと残っているところの数ですよね。どれだけ改修するのかということを教えてください。それと、改修の年度は9年ということですけれど、9年は変わらないんですか。早まるのか、早まらないのか、9年にはそこに行きますということなのかということと、あと、校舎改修なんかではいろいろ努力をされた結果、十分成果は得られたというふうに書かれているわけですけれど、技術職の増員によりということで、長寿命化計画の推進と言われているんですけれど、技術職の増員が今後どうなっていくのか教えてください。  それと、給食の関係も先ほどから委員さんが何名かお聞きになっていますのであれなんですけれど、給食のところでいわゆるアレルゲンフリーの給食に取り組んでいただいているということで、前にもお聞きしたときには、カレーだったり、デザートだったりというようにお聞きしてたんですけれど、さらにそのアレルゲンフリーの給食ですよね、何か取り組まれたことがあるのかどうか。子供たちにとってやっぱりアレルゲンフリーの給食を普通の子と一緒に食べるというのは物すごくいいことだと思いますので、もしあったら教えてください。それと今後のそういう取組について教えてください。以上です。 ○岸本匡史学校教育課主幹  失礼いたします。私のほうから、AETについてのご質問についてご答弁させていただきます。
     令和3年度なんですけども、AETが最大14名おりました。しかし、これは令和2年度当初より本市教育委員会は10名体制をJETプログラムにより予定をいたしておりました。その中でコロナウイルス感染症の拡大に伴い、新規来日予定のAETが来日できないと、そして契約満了、またコロナの関係による帰国に伴い、AETの数が予定よりも減っていたというような状況でございます。その中で国内にいる海外の方や民間の力を借りてAETを4名民間から入れたところに、コロナの規制緩和に伴ってもともと予定していたAETが入ってきての14名体制となった状況でございます。  本年度につきましては10名体制でスタートしておりまして、中学校に1名ずつ、また小学校は10校ございます、2小学校に1名という体制で行っており、今後もこの10名体制をというふうに考えているところでございます。 ○西村英二教育総務課施設整備係長  洋式化率40.8%の分母を私のほうからお答えします。  これが令和4年度の工事前の数字になるんですけど、これが全便器数889に対して洋便器数363で40.8%になっています。 ○藤林孝幸教育部次長  トイレの洋式化の工事の一巡の年度でございますが、令和9年度の予定をしております。  それと、技術職の増員の関係でございますが、今後、長寿命化計画等を実施していくに当たって、当然教育委員会の中で実施していくならば技術職というのが必要になってまいりますので、こちらのほう、人材の確保というところを上げているところでございます。  なお、技術職につきましては職員の採用に係る部分になりますので、そういった部分については人事当局のほうで検討されるものというふうに考えております。 ○薗田豊学校給食センター所長  それでは、学校給食におけるアレルゲンフリーの給食食材に関するお問いかけをいただきましたのでご答弁申し上げます。  学校給食におきましては、アレルギーをお持ちのお子様でもなるべく同じものが食べれるようにと、委員おっしゃいましたとおり、そういった観点でできる限りアレルゲン物質の少ないものを選択するように日々取り組んでいるところでございます。その中で先ほどおっしゃっていただきましたカレーの件、また、デザートにおいてもアレルゲン物質がないものを極力選択するということを給食費の改定に合わせて選択肢も増えましたので、そういったことを拡充しているところでございます。  さらにほかにないのかというお問いかけについてでございますが、一例を申しますと、卒業のお祝い献立、そういったときに小さなケーキみたいなものを出すんですけれども、そういうときにも乳、卵、小麦を不使用としたケーキを選択するとか、そういった形で極力、特にそういう行事食なんかにおいてみんなで一緒に食べることに特に価値が高いと思われる際には、なるべくアレルゲン物質で我慢しなければならないということが少ないものを選ぶように取り組んでいるところでございます。 ○徳永博昭学校教育課主幹  私から不登校の対策としての取組のほうをご答弁申し上げます。  本市では、スクールカウンセラーのほうを全ての小・中学校のほうに配置しており、教育相談の充実を図っているところでございます。  また、医療機関や関係機関等をつなぐスクールソーシャルワーカー、まなび・生活アドバイザーのほうも配置しております。また、心の居場所サポーターとして不登校傾向の児童・生徒を対象に学習支援や教育相談を行う職員のほうも配置しており、中学校5校につきましては、不登校対策補助員ということで人員のほうも配置しております。  また、本市では、適応指導教室として不登校状態にある児童・生徒を対象に教育相談や集団になじむ力を養うということでの活動場所を週5の形で開設しております。そこでは学習活動やふれあい活動、体験活動、レクリエーション等を行っており、現在も15名の児童・生徒が通室をしているところです。また、そちらにつきましては親の会ということで、不登校児童・生徒の保護者が集まって悩みや不安の交流を行い、保護者とともに不登校に向き合うというような場も設定して、今年についても12月に予定をしているところでございます。今後、そこにつきましてより細かく指導をしていくところでございます。 ○若山憲子委員  今の不登校の関係からお聞きをします。  適応教室、寺田のあそこのところに引っ越されてしていただいているということで、児童が15名参加をされているということだったと思うんですけれど、ソーシャルワーカーさんですよね、いわゆる。この方は今、城陽市に何名を配置されているんですかね。結構このソーシャルワーカーさんが大きな役割を果たされるというふうに思うんですけれど、実際は何名、カウンセラーは全校にということだったと思うんですけれど。それと、適応教室の開催では親の会というようにおっしゃったと思うんですけれど、これはすごく大切なことだと思うんですけれど、それは1年に1回だけ親の会というのは実施をされているんですかね。これは質問というよりは、あそこの適応教室のところなんですけれど、新たな民間が建てられたおうちをお借りになってされているわけですよね、あの寺田のところ。ちょっと奥まっているじゃないですか。前のふれあいセンターやったら分かりやすかったじゃないですか。あの辺の表示の仕方ですよね。確かに借りておられる建物ですのでどこまで表示できるのか分かりませんけれど、せっかくそういういい施設をつくっておられるのになかなか分かりにくいなというのがあるので、その辺もう少し宣伝、せっかくの事業をしていただいているので、何かそこがもう少し市民に、全ての人が見えるようにやるのがいいのかどうか分かりませんけれど、もう少しその事業が見えるように何か表示の仕方、表示と言ったらいいのかちょっと分かりませんけれど、その辺を何かしていただくことができないのかということを不登校の関係で教えてください。  それとアレルギーフリーの関係、いろいろ努力をしていただいていて、例えばお祝いの行事のときには配慮していただいて、そういうケーキも出していただいているということだったと思うんですけれど、そしたらアレルゲンフリーのカレーとかデザートの関係なんですけれど、予算の関係があると思うんですけれど、これは行事食以外に年間で言ったらどの程度フリーのそういうものを給食に出していただいているのか教えていただけますか。  それとトイレの改修、まだ363の便器が残っていますよということで、トイレの洋式化、令和9年で決めてはるので、9年には洋式化が完了するということだったと思うんですけれど、これは学校施設の長寿命化計画ですかね、その辺あれなんですけれど、例えば令和9年と決めてはるので、それは予算との関係なのかと思うんですけれど、令和3年で40.8%ということであれば、これは早まるということはないんですか。もう一応計画で決めてるし、そこの9年にトイレの洋式化一巡しますよと。その一巡したからといって全てではないわけですし、それを早めるとかということはもうできないんですか。計画で決まってるのでそれはそれで行きますよということなのか、そこを教えてください。  それと技術職の関係なんですけれど、当然人材の確保ということで人事の問題もあると思うんですけれど、この技術職という学校施設のそういうものに取り組む場合、技術職の増員というように書いてあるわけですけれど、増員と、この評価のところには。そしたら今現実に技術職員の方は何名おいでになるんですか、教育のところで。  AETの関係、たまたま3年度だけが14名やったということで、これ、AETも令和5年度10名で、JETプログラムという関係で、10名でということだったと思うんですけれど、令和3年度、せっかく14名体制で、それもコロナの関係があっていろんな事情があったとは思うんですけれど、民間派遣の方も使って14名になったのに、中学校1校ずつ5校に配置は分かりますけれど、小学校2校に1人というのではなくて、一気に例えば5名増やすとかいうようなことはできないと思うんですけれど、このAETについては増やしていかれるお考えがあるのか、それともJETプログラムで決まっているし、10人ですよという形でずっと行かれるのかどうか教えてください。 ○徳永博昭学校教育課主幹  適応指導教室についてのご答弁を申し上げます。  まず、スクールソーシャルワーカーにつきましては、本市では3名になります。その中で社会福祉士の免許を持つ方については、そのうち2名となっております。  2つ目の親の会につきましては、例年であれば夏、7月頃と冬の12月頃、年2回の実施となっていますが、今年についてはコロナの関係もあって12月に予定をしているというところです。  3つ目、その場所についてですけども、人目につきにくいとか、不登校の子なので落ち着きやすいとか過ごしやすいというところであの場所を選んでいるところがあります。ただ学校のほうにつきましては、外からあの表の通りを歩いていると入り口も分かりづらいというところもあるかと思いますので、各学校のほうにはその場所の地図とか、あとは教育相談担当者会議とか、生徒指導担当者会議とかでも場所の案内とかはしておりまして、学校の先生方についても、電話の問合せ等があったときには、ちょっと分かりづらいですけど、ここに行ってくださいということで案内のほうをさせてもらっているところです。 ○薗田豊学校給食センター所長  アレルゲンフリーの食材の使用頻度等についてご答弁申し上げます。  アレルゲンフリーのカレーについて、令和3年2学期から給食費改定に合わせて選択肢が増えましたことで導入いたしましたけれども、カレーについては、全てその以降アレルゲンフリーカレーを使用しておりまして、おおよそ毎月1回、カレーは実施しているところでございます。  また、デザートについても月によってばらつきがありますが、改定後については月2回程度は実施しているところでございます。ただ年間を通してその食材を何回使用したかという形での統計は取っておりませんので、そういった形での何回ですということは申し上げれないところでございます。ただもともと一般的に給食を作る際には、例えばで申し上げますと、マヨネーズを使用する際にも卵不使用のものを使用するとか、揚げ物を使用する際の粉にも米粉を使用するとか、そういった形で日々の調理工程においてアレルゲン物質を最少にするような取組というのは全域で行っております。  また、ピーナッツ等、工場での製造過程において含有するというリスク、コンタミネーションと申しますけれども、そういったことのリスクも回避するよう、そういったものを使ってない工場で作られたものを使うなど、そういった点は可能な限り配慮しているところでございます。 ○藤林孝幸教育部次長  まず、技師の現員でございますけれども、課長補佐1名、主任専門員1名、担当2名、計4名の技師の職員がございます。  それとトイレの改修年度が早まらないのかということでございますけれども、私どもが取り扱っております工事につきましては、トイレ工事だけではなしに、午前中にも出ておりましたが、屋上防水改修工事等々の工事もございます。本数的にもかなりございますので、トイレだけに絞れば早くなるという可能性もなきにしもあらずですが、今現状では計画どおり令和9年度で進めていきたいというふうに考えているところでございます。 ○成田昌司学校教育課長  私のほうから、AETの関係でご答弁申し上げます。  まず、10人という人数なんでございますけれども、3年4月現在で恐縮なんですが、先ほどマックスで14人、城陽市では配置していましたけれども、城陽市は6人でスタートしまして、その後10人に拡充する予定をしておったんですけども、コロナの影響で入国ができなかったということがありまして、その中でそのうち3人が帰国して、一時的に10人の確保が難しい状況になったということで、民間委託による受入れを選択せざるを得なかったという状況がありまして、そこで拡充したんですけども、その後、コロナの状況で入国がかないましたので、順次入国をしていただいてAETが結果的に14名に上回っていたという状況でございますので、もともと14名を目指していたということではございませんので、一定ご理解いただきたいということと、あと10名という規模なんですけども、ちなみに3年4月現在で、城陽市、先ほど6名と申し上げましたけども、近隣では宇治市が10名、八幡市が6名、京田辺市が4名、久御山町が4名ということで、一定近隣に比べて城陽市は手厚い措置となっておりますことから、この状況を継続してまいりたいと。  また、今年度につきましては、昨年度、民間からの派遣を受けてそのメリットというのも感じておりまして、それを踏まえてJETプログラムで入国してくるAETの生活の支援でありますとか、あと研修なんかを行ってよりよい学びにつなげていけるように、委託によりましてJETプログラムコーディネーターというのを委託により実施をしているところでございます。そうした形で側面支援で充実を図っているところでございますので、ご理解いただきたいと思います。 ○薮内孝次教育部長  付け加えで答弁させていただきたいんですけど、技術職の関係です。  公共施設の管理の関係でございますけれども、これでいいますと市内の公共施設の約半数以上、60%ぐらいだったと思いますけども、ほぼ教育委員会の施設になってございまして、それが今、水道とか、道路とかございますけども、その中で人口急増期に建てた学校がそろそろ老朽化してきてということで、一斉に改修をしていかなければならない。そういう仕事量からすれば営繕課にも建築技師がおられますけれども、それよりも直接担当したほうが効率的ではないかということで、従前から技師の増員を人事当局にはお願いしておりますけれども、何分定数の関係もございますし、人員の採用の関係もございますので、今のところ先ほど答弁した4名という体制でやっております。今後も仕事量が増えてくると思いますので、増員については要求していきたいと考えておりますけれども、何分たくさんの施設、それから改修工事を予定しておりますので、そういう形で充実していきたいという思いでございます。  それとAETの関係ですけども、成田課長なり岸本主幹のほうからも先ほど答弁したとおり、我々としては今、子どもの未来輝きプランが今5つの柱を出していますけれども、この中での英語教育についてはAETを10名体制でやっていこうと考えています。近隣を見させていただいても1人当たりのAETの対応をする時間数は充実しているというふうに先ほどの数字から見ていただいたら分かると思います。  その中で、中学校については、英語科がございますので、それは1名配置をしていますけども、小学校についてはまだ英語が教科化されてまだ間もないということと、それから今、授業数からしますと2校で1名が今のところはそれで足りているのではないかなというふうに考えております。さらに富野幼稚園についてもAETを派遣しておりますので、それから小学校の児童の規模もそれぞれ違いますので、そういうような時間を利用して幼稚園にも派遣をしてもらっていますけれども、そのような形で今のところは10名の体制で考えております。  今後、英語教育がどのようになってくるのかは見極めながら、それは体制が必要であれば増員も考えなきゃならないんですけれども、今のところは10名の体制でやっていこうというふうに考えを持っております。 ○北澤義之教育長  私のほうから、不登校に関しまして補足のほうをさせていただきたいんです。  先ほど若山委員のほうは、不登校に係る点検評価シートの件からのご質問であったというふうに思いますけれども、これは少し以前に作成したもので、先週の木曜日か金曜日に文科省のほうが不登校の令和3年度分の公表をされました。  内容的にはここ10年間ずっと上昇が続いておりまして、年々増加傾向にあって、令和2年度、令和3年度という形で大幅に増加をしたというのは、これは全国的な状況で、京都も同じですけども、全国的な状況で過去最大になったという、そういった発表でございました。令和3年度には中学生が多いわけですが、中学生でいいますと5%台に乗ったという、そういったところでございます。  本市ですけども、ここに3年間分は書いてあるんですけども、同じように上昇のトレンドはずっと続いておりまして、しかもそれが水準として全国よりも発生率の高い状況で増加のトレンドで来ていたと、そういった状況でございます。  点検評価を見てもらっていいと思うんですけれども、令和2年度は5.23%が本市の状況で、翌3年度が4.92と、近年では初めてここで下がったということになっております。しかも全国的な状況が5%でしたので、全国よりもちょっと少し下がったということで、それでもう一ついいますと、今年の1学期の分の集計結果が出ておりますので、それをまた前年度と見てみますと、一応減少の数値は1学期間では出てます。結果は分かりませんけれども、1学期の状況ではそういった状況でございます。  したがいまして、今現在が今までの上昇のこういう傾向に歯止めがかかったのか、高止まりが続くのか、また減少に転じるかと、今の段階では言えませんけども、取りあえずそういった状況に変化しているということは言えると思います。  その要因ですけども、いろんな子供たちの多様化や環境の変化、いろいろあるんですけれども、施策でいいますと、先ほど主幹のほうから申し上げました不登校対応の教育充実補助員を配置したのが令和2年度、同じくスクールカウンセラーもどちらも市単費ですけども、スクールカウンセラーを配置したのが令和2年度で、令和2年度はちょっとよくなかったんですけども、翌年度から一定外部の専門家も含めながら、チーム学校という機能が回ってきたのかなという印象は少し持ってます。今後もこういった形でうまく運営ができればなというような状況に今あるという、そういったことだけちょっとご理解いただきたいと思います。 ○若山憲子委員  今、教育長から直近の城陽市の不登校の状況をお聞きして、単費での施策がある一定効果が出ているのか、それが高止まりになっているのかということだったと思うんですけれど、そういうことであれば今の人員のところ、単費でしていただいているところをぜひそのまま継続をしていただくということと、私はソーシャルワーカーさん、城陽市では3名ということで、そのうちの2名が社会福祉士の資格をお持ちの方ということだったと思うんですけれど、大きな役割を果たしておられると思いますので、引き続き不登校に対応する方々の充実というんですか、今それで十分役割を果たしておられるということですけれど、ぜひそこは維持していただくようにお願いをしておきたいと思います。全体が5%という中で城陽がそういう成果を表しているということは、やっぱり人的な支援が功を奏しているんではないかと思いますので、特に子供の心に関することですので、ぜひそこのところ、十分これからも充実させていただくようにお願いをしておきます。  それと、適応指導教室については、そんなにあまり目立つというようなことがよいのかどうかというところがあって、ただ入り口についてはそういう利用者の方には十分周知をしているということでしたので、本当に入り口から入って分かりにくいんですよね。その辺ぜひよろしくお願いをしたいと思います。  それと技術職の方、今4名おいでになるということですけれど、先ほど部長もおっしゃったように、公共施設の大半が教育委員会の所管の施設がこれから改修も含めていろんなことが出てくるんですけれど、改修やったらまた少し違うと思うんですけれど、長寿命化を図るためには職員のそういう方の力がぜひ必要ですので、定員管理との関係とかいろいろあるとは思うんですけれど、でもここはぜひ充実をしていただいて、そういう施設の改修が早く実施をされるようにお願いをしたいというのと、それとトイレの関係なんですけれど、洋式トイレだけをするのであれば早められるということだったと思うんですけれど、令和9年ということで。それでいうと例えば今回特別教室へのクーラーの設置の予算がつきましたよね。それでいうと中学校の美術室と小学校の理科室7校につくわけですけれど、その後残る3校ですよね。その3校については、当然次のところで予算づけをしていただいて、つくとは思うんですけれど、その辺の考え方を教えてください。  それとAET、分かりました。部長がおっしゃったように今のところ10人、今後の国の英語教育の関係で少しどうなるのかということやったと思うんですけれど、1人当たりの時間としては10名で十分充足をしているということだったと思うんですけれど、他市との人数の比較でそれがよいのかどうかというよりも、当然それは規模が違いますし、それは宇治市の人口ということよりも、数から見たら城陽の10人というのが宇治市の10人から比べたら手厚いということにはなると思うんですけれど、でも教育の実践のところで例えば子供たちの英語力を高めるとかということになったら、そういう基準ではなくて、英語教育が国の方向がどう向くのか分かりませんけれど、中学は当然授業の中にあるのでということでしたけれど、小学校のところも、語学というのは早い段階でそういうものに接するほど抵抗なく英語に親しんでいけるということですので、この辺はなかなかそれで予算をということにはならないと思うんですけれど、教育的立場というところから少しでも早い段階でAETの確保をこれは要望しておきます。そこはぜひよろしくお願いをしたいと思います。  それと学校給食、いろいろと配慮していただいてて、アレルゲンフリーの取組をたくさんしていただいているのがよく分かりました。これについては、カレーも月1回、カレーの日にはアレルゲンフリーのカレーを出していただいているということがよく分かりました。すみません、給食だよりをちゃんと見といたらよかったんですけれど、申し訳ありません。  本当に子供たちにとってアレルゲンフリーの給食というのは、みんなで同じものが食べられるということを本当に子供の学校での友達づくりとかいろんな意味でもすごく大事なことですので、これからも財源の関係があると思うんですけれど、アレルゲンフリーをさらに拡充していただきたいなというのをそれはお願いします。  それと給食費の関係なんですけれど、今、文科省が給食の材料費については親の負担ですよというところからちょっと一歩出た答弁をされているところがあるわけですけれど、給食費については、当然私も学校の費用の無償化というのであれば国がすることだとそれは思っています。思っていますけれど、例えば給食費の無償化をするとして、段階的な無償化をするとしたら、例えば中学生1年生やったらその人数掛ける何ぼという形で出てくると思うんですけれど、そういう試算というのか、そういうものは実際にはされたことがあるのか、それとも給食費については保護者負担やから、そういう試算は今のところ関係ないですよということなのか、その1点だけ教えてください。 ○藤林孝幸教育部次長  特別教室の空調についてのお問いかけでございます。  空調設備が未設置の特別教室につきましては、市長公約となっていることから、これまで議会等からの要望も踏まえまして比較的使用頻度の高い特別教室であります中学校の美術室、それから小学校の理科室に設置することといたしまして、令和4年度当初予算におきまして全中学校と小学校の2校、それと6月の追加補正におきまして、小学校5校に設置するとしたところでございます。残る3校につきましても、整備計画につきまして早急に示してまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○薗田豊学校給食センター所長  それでは、給食費の無償化に関するお問いかけについてお答え申し上げます。  これまでも議会のほうで答弁させていただいておりますが、学校給食法におきまして給食材料費や光熱水費は保護者負担とされておりまして、それ以外の施設整備、修繕費、人件費等は市が負担するということになっております。その中でも光熱水費については市が負担してきたという状況でございます。保護者の皆様には材料費の分のみご負担いただいているという中で運営しているという前提で、現状においてそれを無償化するということについての直接的な試算ということは行っておりませんが、予算の規模から申し上げまして、小・中学校、幼稚園も含めて合わせておよそ2億8,000万円ほど経費を要します。その中で中学校だけの分でも約1億円ということになりますので、極めて多額の経費ということになり、毎年発生するということになる経費ですので、軽減、無償化ということまでは考えているものではございません。 ○若山憲子委員  給食費の件、分かりました。幼稚園の分を入れたら2億8,000万、この給食費の小・中学校の実費弁償のところでも2億7,000万というようになっていましたので、中学だけでも1億円ということで、一足飛びにそれを全部ということにはならないと思うんです。それも先ほどおっしゃった材料費のみしか城陽市は徴収をしていないということで、完全給食の実施をしていただいているということについては大変すばらしい施策が長年続いているわけですから、そのことを思っているんですけれど、ただ国が示している材料費のみ徴収しなさいということではなくて、材料費と光熱費を量った場合に材料費の負担を求めなさいということではなくて、求めても構わないというようになっていたと思いますので、その辺、今後、そういうあれを出しておられて、今その書いたものを持っていませんし、またお話をしますけれど、そういうことですので、これについては当然国が行われるべき問題だとは思いますけれど、給食費については負担の軽減という立場と進んでいる施策をさらに進めることによって、城陽市、今でも中学までの完全給食とこの近隣ではすごく進んでいると思うんですよ。ただそれだけを取って城陽市が全部評価されるかどうかというのは別の問題ですけれど、段階的にでもぜひその辺は、学校給食の無償化には、今のところはないということでしたけれど、取り組んでいただけるようにこの件は要望をしておきます。  財政の状況が許せば、それは当然、先ほどちょっと太田委員がおっしゃったように、お金があれば何でもできるということですし、それは税金の再配分ということでは、いろんなまちの発展とともに税収を上げるとおっしゃっていますので、その辺のところはぜひここは考えていただくように要望をしておきたいと思います。  それと空調、残りの3小学校の空調については、整備計画、市長公約で出てますので、ぜひ整備計画を早期にということでしたので、そこに期待をしておきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。 ○西良倫委員  すみません、ちょっと関連もするんですけども、報告書156ページですか、小学校教育充実補助員ですけれども、10小学校中6つの小学校には学習支援員が配置をされています。深谷小学校、寺田西小学校、寺田南小学校、古川小学校の4校にはありません。費用的に6校分ということでしょうか。  また、そのあるなしの配置の基準があればそれはどういう点でしょうか。  3つ目に、学校現場のところから生活指導上どうしても困難だから複数欲しいとか、そういう要望がないのかあるのか。あればまたそれに応えて努力をしていっているのか。もしあれば。  報告書170ページだとか、先ほどの概要で報告してくれました評価の結果に関する報告書に関係することの中から質問します。  それぞれいろいろな形で不登校をなくしていくにはケース会議を持っていると思うんですけれども、そのケース会議の構成メンバー、どういう人らが関わってやっているのかというところとその頻度、これは学校によってもいろいろ違ったりすると思うんだけども、そこのところで、僕ら自身がなかなか学校の様子とか、そういった対策の様子が分かりにくいもので教えてもらえればと思っています。  それと、この評価のところでも概要説明があったんですけれども、今、教育長からもありましたけれども、成果が得られたという形であります。今、教育長も先ほどチーム学校という新しいやり方のところが成果が現れつつあるという形の評価ということなので、チーム学校というのをどういうことをやって、実際、具体的に言うたらこういう成果がありましたよというあたりを教えてほしいです。  それと、城陽市の教育のこれは32ページの不登校児童生徒に対する学びの保障というところでこういう項目があるんですね。(11)ですけれども、イ、個々の不登校児童生徒の状況に応じてICTを活用した個別学習や遠隔学習など、きめ細かな取組を推進する。これは多分方針になるので普通あるんだけども、やはり一番例えばそういったことで学校がやるからといってついてきにくいのが不登校の子供だと思うんですよ。こういったコロナのこともあって、こういうICTどうこうだとか、遠隔学習とか上げたんだけども、そういったことでもしこういう取組が功を奏したとか、頑張ったとかというのがあったりすればお話が聞ければなと。今、教育長も言ってもらったところでの新しいアプローチというあたりも話してください。よろしく。 ○岸本匡史学校教育課主幹  失礼いたします。私のほうから、教育充実補助員、また不登校のケース会議のメンバーの構成についてご答弁申し上げます。  ケース会議につきましては、各児童・生徒の状況、こちらがよくないような状況において学校、この中からは管理職、それから教育相談担当、また担任の先生、そして市のほうから福祉課、また家庭児童相談室の職員、そして児相、そして市教委、また、状況によっては各校のスクールカウンセラー、そしてスクールソーシャルワーカーの先生にも入っていただいて、多角的な角度から子供の状況、対応について協議するものでございます。  また、各校におきましては、週1回教育相談会議というのを行っておりまして、ここでは各校で気になる児童・生徒の個々の状況を交流していると、そういったものになります。 ○徳永博昭学校教育課主幹  私のほうからは、不登校の生徒に対してもICTの活用をして効果的な事例があるかどうかということについてのご答弁を申し上げます。  学校のほうに教室にはなかなか入れないんですが、別室登校しているところで、その教室、本来であれば行くべき教室のところの授業の様子を別室のほうとオンラインでタブレットを通して、違う教室からですけども、教室の授業のほうを視聴するというふうなことを行い、教室の中での雰囲気とか、授業の様子とかという部分で、一定その部分でも落ち着きといいますか、その雰囲気を理解することで教室のほうに通いやすくなったというふうな事例は聞いております。 ○成田昌司学校教育課長  補助員とか学習支援員のことについてご答弁申し上げます。  学習支援員について、久津川、久世、寺田、今池、富野、青谷についていてほかにはついてないというようなことのご質問でございました。目的としましては、家庭学習の定着を目的としておりますので、その目的達成を図る必要があるところを選択して支援員を配置しているものでございます。  なお、今年度につきましては、補助員といたしまして、特に小1のときのギャップというのが非常に顕著に表れてきている状況を踏まえまして、小1の補助ということで、25人以上30人以下の学級に対して3学級まで1名配置、4学級は2名配置ということで、合計7校に配置をしているような状況でございまして、児童・生徒の状況に応じて補助員を配置しているものでございます。 ○徳永博昭学校教育課主幹  私のほうから、すみません、チーム学校ということでの組織的な対応というところについてご答弁申し上げます。  今、学校のほうにおきましては、様々な事例が多様化・複雑化しているところがあります。学校の職員だけで対応するところもあるんですけども、そこに専門的な知見といたしましてスクールカウンセラーとか、先ほどありましたスクールソーシャルワーカーとか、地域の方々とか、そういうことでいろんな方々に関わりを持っていただきながらその子に応じた対応していくというところで、組織的な対応をするという意味でチーム学校というようなことで対応していくというようなことで考えております。 ○西良倫委員  ケース会議の構成員だとかいうあたりで、かなり広範囲に対策の会議を持たれているんだなという形で思いました。なかなか回数をたくさん持つということ、そういったメンバーが集まるというのはなかなか大変なので、でも大事なときにやはりポイントというところに持てる、タイムリーに持つというあたりがその判断が難しいんだけども、そこはやはり管理職なり、教相の担当なりが来てよろしくお願いしたいなと思っています。各学校での教相を中心とした会議というのも週1回ずつ、月に1回かな、持っているということが解決の鍵かなというふうに思ったりしました。チーム学校の今後の成果が一つでもあるようにというふうに思います。  遠隔学習とかそういう形で自分のところ、自分の参加するクラスの子供がああいう形で参加して勉強しているんだということを外からでも見れる機会がつくれたというのはいい取組が始まっているのかなと思ったりしました。以上です。 ○本城隆志委員  資料請求しておりますので。学校のクラブの体制がこれから外部の先生方あるいはコーチを入れるということでありますので、今、城陽市内の学校のクラブの状況というのはこういうことであまりグラフは、教育委員会では出てたと思うんですけど、議会に出てくることはなかったので、私たちにとってはいい参考資料かなというふうに思っているんですけど、残念なことに文化部の書道部がないということが非常に残念かなと。文化言うたら書道が一番かなと思ったんですけども、あの当時、私がクラブに入ったときには100人前後クラブの生徒がおりました。入ったときは1年生のときに全員が女性ばかりで、私が男1人やったんですけども、文化部は体育会系と兼ね合いで入れたということもあって、誰が入っていたかというのはほとんど覚えてない。書道部のクラブをやったときは本当に10人ちょっとしか来ない。ほかの子はほとんど体育系も一緒に兼ねてましたから家で練習してたというのがあったんでしょうけど、そんな思い出を持ってますので、クラブのことは特に思っておるんですけれども、今後外部が指導するに当たって、学校の中で外部のコーチ会ができんのかあるいは学校の中で先生方が土日いないときに外へ行くときに、どこのグラウンドとかあるいは体育館で練習するのかとかいうような想定は国でもはっきり示してないんやと思ってるんです。急に言うてきたってすぐ対応を地域はできないと思うんですね。だから寺田西なら総合型スポーツがあるから、そこと連携できないかという相談から入れるんですけど、よその学校なんてそれがないですからどうするんやということが特にあるなと思っているんです。  この資料を基に見てみると、このクラブも維持が大変やなと。子供の数がどうしても有名なクラブに行っているのか、そのブームのクラブに行っているのかやけど、野球で5人やったらどないしてクラブ行け言うんやろうと。以前も西城陽中学校は野球部中止になってて、また復活したなと思ったらまた今5人とか書いてある。これは3年生までで5人でしょう。よその学校と組むにしても連係プレーなんてできないですね。試合はできて負けるための試合に行って面白いのかなということもあるだろうし、やっぱりどうするんかなというところが特にあります。  それから体育会系でもここにないようなクラブ、つまりスケボーとか、スケートとかほかの競技をやってる子は学校のクラブに参加しないで、社会体育の中のスポーツの中で行っちゃうのかなと思ったらもっと少なくなってくるだろうし、それから受験勉強に取り組んでいるところはクラブに行かんと塾ばかり行ってるところもあるだろうし、クラブが寂しいというのはクラブが盛り上がればまちが盛り上がると、小・中学生でも。あるんですけども、それが全然見えてこない。そういうもので今後教育委員会としてどういうふうにするんかなと、僕も答え出ないんですけども、皆さんもまだ企画の段階かまだまとまってないと思いますけども、どうされるのか、これを一番に聞きたいなというふうに思っております。  次に、先日小学校へ行ってきましたが、まだ5時前なんですけど、玄関の鍵が閉まっているんですよね。うわっと思って一旦帰って、また次の日に行って見たら横にブザーを押してくださいと、職員室につながるんですけど、つながったら先生が下りてくるんですよ。これ、5時から閉めてるんやったらまだ分かるんですけど、5時前から、3時半から閉めていると言ってましたね、子供が出た後。ということは、隣の子供の昇降口も閉まっているんかなと思いながら、学童のほうまで回ってまた入るのも入りにくいなと思って入らなかったんですけど、大体午後のこういう時間というのは業者が出入りしたりいろんなことでやるんですけど、あの硬いドアを自動的に開けてくれると、また先生方も1人残ってて抜けると電話の対応もできないし、まだ残っている子供の対応もしにくいなと思っているんです。それじゃなくても今、学校の電話は5時で留守番電話に変わってしまうので、市役所に電話かけてそこからまた先生にかけるなんてこんなん、保護者ならば先生の携帯を知っているかもしれませんけども、私らは先生方の携帯番号を知りませんから連絡の取りようがない。これはちょっと考えものかなと。  だから校門もブザーを押して開けるかどうか、大体子供の帰るときは開いてますけども、そういうことの学校って地域の学校というところを出していかなあかん。今さっき言いましたようにクラブが地域に開放型のコーチなんかになってくるとどうするんやということも兼ねて、学校の戸締まり難しいなと思っております。私、学校の宿直を長いことやってたから余計にそれが分かるんですけど、このドアを自動開閉式にしよう思うたら、この硬いドア、鍵かけ、これを自動にしようと思うたら相当お金かかりますわね。こんなに無駄なことをしなあかんのかなと、学校は管理の上で。学校管理をどうしてるのかなということを特に思いました。  だからさっきも言いましたように、外に学校のクラブの指導者が集まるところが各学校の近所にないでしょう。コミセンにしたってそんな人ばかり集まってきはったら、今度は一般に使われるコミセンの利用者が使いにくい言うてまた怒ってくるかもしれないけど、だけど、国と連動するならばそういう施設とかあるいは会館的なところが学校の近所にあるのか、学校の施設の中につくるのかを含めて、これトータル考えていかないかんのかな、相当予算かかるのかなと。国はそんなこと予算は考えてませんよ。こういうことでやりなさいと決めたら、先生方の勤務時間を減らしてあげたい、これも分かりますからね。かといって、勝てへんクラブばかりあったら子供がただ単にスポーツをやっているだけのクラブになっても面白うないだろうし、文化系もそうですね。吹奏楽なんかは誰が今度楽器を運ぶねや。あるいは外でクラブをしたときには、その楽器を運んで雨のときどうやって運ぶねやとかいろんなことが出てくると思うので、トータルどう考えておられるのか教えてほしいなというふうに思っております。  教育のほうはこれぐらいでおいて、学校教育は以上です。 ○成田昌司学校教育課長  私のほうから、クラブ活動の地域移行の関係のご質問にお答えさせていただきます。  お答えさせていただきますと言いながら、正直お答えにならないことは前もってご容赦いただきたいと思います。降って湧いたような話で、ただ背景には少子化の問題であるとかいうことがありまして、先ほど委員もおっしゃいましたように、1つの学校で1つのチームを組めないというような状況の中でどうしていくんやという問題があります。ただこれも市町によって状況が様々ですので、例えば城陽でしたら5中学ありますけれども、市町によっては中学校が1つしかないところがあると。そういう場合には、じゃ、どうしたらいいんやという問題があります。5つ中学校がある城陽市なんかでしたら、可能性としては複数の学校で合同チームを組む、その仕組みをつくるためにどういうようなことを考えていったらいいのかというようなところで進めていくのかなというふうに思ったりしているところです。  今、京都府で制度の説明会でありますとか、あと先進事例の紹介なんかがありまして、そうしたオンラインも含めた研修説明会なんかに参加をさせていただきながら研さんを深めているところでありますのと、一方で、学校現場の状況というのも的確に把握していく必要がございますので、中学校の先生にお集まりいただいて忌憚のない意見をお伺いしながら、今は課題の抽出といいますか、課題ばかり出てくるわけでございますけれども、先ほどこれも委員のほうからおっしゃっていただいていましたように、誰が担い手になるのかという問題で、その担い手が地域のスポーツ団体である場合もありますし、あるいは学校の先生が教員の仕事が終わった後に兼業をしていくというような方法もございます。担い手の問題があるということと、それから場所の問題、当然運動公園のようなところでやるという方法もありますし、どこかの中学校に集まってやるという方法もありますけれども、近ければいいんですけども、移動の問題というのが必ず伴います。そうした問題をどうしていくのかという問題、また、ちょっと別の視点で小学校の玄関の鍵のお話をされていましたけれども、当然もし学校の施設を使っていくということになれば、その鍵の管理はどうしていくんやという問題も出てまいります。  地域移行というのは、児童・生徒が減っている、1つのチームが組めない状況の中で再編していく必要があるという背景と、また、学校の先生の働き方改革の動向も踏まえて地域にお願いできるところはお願いしていこうという考え方もあります。ただもし学校施設を使うということになれば、結局は先生が休めるわけじゃなくて、使っていただいている間に施設管理者として出ていく必要があるんじゃないかとか様々な問題があるわけでございますけれども、そうしたところを先進的に取り組まれている市町の状況なんかも見たり、また聞いたりしながら、ただやはり市町の状況によってはやはり大きく違うと思います。地域資源も違いますし、施設の状況も違いますし、学校の運営の仕方もやはり若干異なるところもあるかと思いますので、城陽市の今の現状に応じた形を探っていこうと思えば、なかなか簡単に答えが出ないなというところで頭を悩ませているところでございます。  しかしながら、やらんなんということが決まっていますので、教育長からも檄を飛ばされていまして、ちゃんと話をしろということで、じっくりと話合いの機会を持ちながら何とか一歩一歩進んでいきたいなと考えているところでございまして、お答えになっておりませんが、ご容赦いただきたいと思います。 ○本城隆志委員  今日の一番の答弁でしたよ。できひんこともこうやって説明できることが大事なことで、危機管理の経験を生かしていただいているかなと思ってます。だからあちらも皆さんから何とかせえ、何とかせえと、できませんけれども、どう説明できるかという難しい今の時期もありますけど、できるようになってから今のことを言うたら何言うてんのと言われますけれども、できないときはそんなものかもしれません。だけど、事前に用意しとかないと、危機管理と同じことで、災害と同じですから学校もそういうところが必要になってくるかなと。  以前、こういう形で子供の数が減ってきたから統廃合はどうだという質問をしたことがあるんですよ。そのときは中村部長のときでしたけど、城陽市は2つの小学校、1つの中学校、これをずっと維持するんや。そやけど維持できるような数じゃないよと言ったんですけど、いや、これで地域がまとまっているような感じで、だけど、体振も運動会ができない時代になってきた。自治会長会議かて毎年ほとんどの自治会長が替わるからまとまりがなくなってきている。校区ごとにお祭りもない。だからどこかで切り替えていかんなんというときかなと。  それで、宇治にしても、それから宇治田原でも小・中の一つの一貫校にするのかなというところがあったりあるいは中・高の一貫校になってきているというところがあるので、だからこれを機会にそういうことも含めてトータルで教育委員会としての思考回路をもっと発達させてもらって、市長部局とも相談しながら地域の編成をどうするかも含めて考えていく時期かなと。これ1年、2年で出してくれとは言いませんけれども、やっぱりそういう時期かなと思います。  それから、さらに少子高齢化となってきたら子供の数がもっと減るかもしれない。産めよ、増やせよ作戦なんてやったら、またジェンダーフリーの中で、またそれは行政は何してんのと言われる。そんなことになるかもしれないけれども、やっぱり先を見越してやっていくということは、四、五年先あるいは10年先の学校の編成も含めて見ていく。少なくなった学校を、少なくなればそのあきの学校をどう使えるかということも出てくると思うんですよ。だから1つの学校が閉鎖されればその学校が1つの福祉会館になるかもしれない。あるいはもっと違うセンターになるかもしれない。そういうことも含めてやっぱり施設の老朽化を新築する、修繕するだけの問題じゃなしに地域編成の会議を子供の数をどうしようかと。  だから少人数の教育をしなあかんねやったら寺子屋的でよかったんですけど、やっぱりクラブとか見ていったらやっぱり少人数ではできない。適正な学校の基準は500から1,000かと中学校やったら思うし、小学校やったら500人は思うんですけど、200人、300になって少人数クラスが初め50人やったんが今30人学級を求める声も出てきている中で、30人も構成できへんような形で学校をつくったらどこかの山の分校みたいになってしまうし、京都市でも学校がそういう意味で増えたから減らしていったということもありますので、そういう時期に城陽市が突入しているなと。だけど、城陽市の都市計画のああいうのを見ていますとあまりそういうところは言及していない。だけど、それを研究しないと駄目かなと私は思っておりますので、そこを先頭を切ってもらうのが教育委員会かなというふうに思っておりますので、答えが出ないのは分かっているからこれは言いっ放しでありますけれども、よろしくお願いします。  それから教育委員会じゃなしに給食センターの資料で添加物の資料を出してもらったんですけど、向こうからこんな添加物、大丈夫な添加物をもうたって城陽市の給食にどれが入っているのか、悪いのが入っているか全然分かりませんので、ただトータルとして私、もう1回、1年か2年かけてまたパソコンで一つ一つ見ていかないかんのかなと思っておりますので、またそのときは資料の出し方はまた違う要望をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上で終わります。 ○谷村浩志副委員長  よろしくお願いします。  簡単なやつと、1つだけ先ほど給食の件があったので、それで詳しく教えてもらいたいことがあるので、その2点です。  1点目は、今、本城委員おっしゃられたんですけれども、この資料番号20番のクラブの大会成績表の中で、城陽市の子供たちが様々優秀な成績を上げていただいていて、表彰に値するような子たちもたくさんいる中で、先日、地元のほうから近畿大会出場であるとか、山城大会を勝ち上がって近畿大会、京都府大会というふうに上がっていく中で、学校の横断幕なんですけれども、何々出場とか、誰々君頑張っていますというような横断幕が出ているところと出てないところがあるというお話がありまして、お話しいただいたのはOBの保護者やったんですけれども、非常に期待のできる子が頑張ってて、どこどこの学校ではすごい横断幕が掲げてあげててすごい頑張ってくれてはると。ただどこどこの中学校では出てないから、これは何か一定城陽市の中で基準があるのか、勝手に学校が頑張ってやってはるのかという点でお尋ねがあったので、そのことについてまず1点教えてください。  2点目が給食のことなんですけれども、先ほど太田委員のときに部長からも先ほどアレルギー対応の話と、先ほど若山委員のご質問の中でもアレルゲンフリーのお話があったんですけれども、ここの中で162ページのアレルギー対応食と書いてあるんですけれども、これはここに書いてある卵除去食及びエビ除去だけのものなのか、ほかに対するアレルギー対応食もあるのかというのをまず教えてください。
    薗田豊学校給食センター所長  アレルギー対応給食のご質問についてご答弁いたします。  資料の162ページに書かせていただいておりますアレルギー対応給食の卵除去食、エビ除去食ということで、これについてセンターで実施しておりますアレルギー給食としての除去食については、卵除去のメニュー、エビ除去のメニューのみを実施しているところでございます。 ○成田昌司学校教育課長  私のほうから、クラブの横断幕の件についてご答弁申し上げます。  学校によって対応が分かれているところはあるんですけれども、大きな違いとしましては、同じような横断幕を外に見えるように防水処理をして掲げているところがあるのと、それ以外に外からは見えないですけども、外向きに雨がかからないところに掲げているところがありますのと、外から全く見えなくて校舎の中とか、体育館の中とか、施設の中に生徒たちが見える状態で掲げているところがありますので、3つに分かれているというところがございます。  どういうところまで上がっていったら横断幕を作るのかというのは、明確な基準があるわけではないんですが、聞いているところによりますと、近畿大会出場ぐらいまで行くと掲げておられるところが多いように聞いております。  なお、外に掲げるとなりますと防水仕様である必要がありますので、素材はそれなりのものを使用する必要があります。実際どのように作っておられるのかというのを聞いていますと、大型の拡大印刷ができるプリンターを持っている中学校が幾つかありますので、そこはご自身で作られるあるいはほかの中学校がその機械を借りてプリントアウトされるというようなことで対応されているというふうに聞いているところでございます。 ○谷村浩志副委員長  ありがとうございます。  今の横断幕に関しては、やっぱりそうやって掲げてあげたほうが本人の頑張る力と自己肯定感が上がってくるんじゃないかと思うので、一定市としてたくさんそういう子たちが出るほうが望ましいと思うので、一定基準を設けていただいて各校に、各校のお金でやるんじゃなくて教育委員会が指揮を取ってやっていただいてもいいようなことじゃないかなとは思います。もしそのもっと上の仮に近畿大会を勝ち上がり全国大会出場となれば、それは市役所に掲げてもええぐらいの話じゃないかなと。確かにいろんなところに視察へ行きますとかかっているところもございますし、大人でオリンピックに出たら市役所挙げてどんとなるのは分かるんですけれども、やはり城陽市が所管している学校の子供たちが全国で戦ったと、その横断幕を終わった後にはその子にプレゼントするぐらいのことをやってあげてもいいんじゃないかなと。一生こうやって見ててやったったぞというような子も出てくると思いますので、それでまた頑張る気であったり、自己肯定感、今後ももっと頑張ろうという子供が増えてくると思いますので、ぜひこれは検討いただきたいと思うんですけれども、そのお答えをいただきたいです。  給食のほうなんですけれども、今アレルギー対応食としてはここに掲げられている2つの取組ということで、一番身近なアレルギーと言えば小麦やと思いまして、先ほど様々なご答弁の中に小麦を除去したカレー粉を使っていただいたり、様々な取組をしていただいていると思うんですけれども、さっき若山委員のご質問で、薗田所長は答弁の中で揚げ粉にも米粉を使用しているというお話があったんですけれども、以前お聞きしたときサラダ油とか、キャノーラ油じゃなくて米油で揚げられているというお話もいただいていたんですけど、さらに今は米粉に変わっておるということになるのか。それと重ねてお聞きしたいのが、やはり小麦が一番身近なアレルゲンというふうに思ってますので、今ほかの調理にどれぐらい小麦粉というのが使われているのか、もし分かれば教えていただきたいです。  先ほどお聞きするのを忘れてたんですけども、小松原委員のご質問のときに地産地消のお話がありまして、野菜の約十数%というのと、米の七、八割という部分が城陽市のものを使っているという部分やったんですけど、2億7,000万何がしの中に地産地消部分の金額というのがもし拾われているのか、どれぐらいのものが給食として城陽市の農業なりあるいは支えているのかというのがもし分かれば追加でお聞かせいただきたいと思います。 ○成田昌司学校教育課長  先ほどご提案いただきました内容でございますけれども、児童・生徒の頑張りとか成果を褒めたたえる方法というのはいろいろあろうかと思いますので、子供たちがやってよかったって思えるような方法、様々な方法を含めて検討してまいりたいと思います。 ○薗田豊学校給食センター所長  幾つかお問いかけをいただいた件について、センターで使用する揚げ油の件でございますけれども、こちらについてはもう既に米油を使用しております。米油が最もアレルギー関係で該当になられる方が少ないというところも踏まえた対応でございます。  また、あと小麦を使用するメニューですけれども、パンだけではなく、シチュー等、そういったものに使用することがございます。あと例えばワンタンスープのワンタンとか、そういったものについては小麦を含んだものを使用しているところでございます。  お米と野菜の地元比率から購入額の部分についてでございますが、直ちに金額を申し上げれる資料を持ち合わせておりませんので、申し訳ございません。 ○谷村浩志副委員長  先ほど若山委員のご答弁の中で、揚げる揚げ粉が米粉というお話があったんですけれども、そこは今ご答弁なかったんですけれども。 ○薗田豊学校給食センター所長  揚げ粉について米粉を使用しているということについては、先ほど既にご答弁さしあげたと存じます。 ○谷村浩志副委員長  ありがとうございます。  やはり一番身近な小麦粉を除去するとは言わないんですけれども、やはり少しでも入っていたら反応が出る子も少なからずいると思いますので、米粉を使用していくのがいいんじゃないかと。これは個人的な部分ではなく、今年になって4月からは新潟県では米粉パンと米粉麺を推奨して進めていっているというのがありますし、先日、今月から、10月3日からは福島県の会津若松市では、米粉パンに変えていくという報道もあって、先月の10月から進んでいっていることもあります。  なぜ米粉に変えていっているかという理由がアレルゲンフリーという意味合いだけではなく、新潟と福島というのは一番メインの農産物が米ですので、米の消費が落ちてきていると。それで何とか年間1人当たりの米の消費量を上げたいという観点から米粉の使用をされているというのが理由として出ておりまして、それプラスアレルゲンフリーもできると。重ねて小麦粉が今高騰しているのか、米粉の値段と非常に近づいてきているということがありましたので、先ほど質問の中でどれぐらい小麦粉を使われているのか。もしそこの金額が分かるならばまた今後小麦粉は上がっていきますので、その中で米粉と同価格になるぐらいならば、栄養士さんとか調理方法で様々な検討をせなあかんと思うんですけれども、米粉に変えていけばアレルゲンフリーの給食に一番近づくことになるので、ここはぜひご検討もいただきたかったということで、数字は拾ってほしいなと思っていたんですね。  やっぱり米粉を普及させることによって何がええかといいますと、城陽市の農家の底支えにもなりますので、地産地消の部分で城陽市の米粉というのがもし今後進んでくるのであれば、それを城陽市で使う、先ほどおっしゃられた野菜と米、実際に米飯の米というのは7割から6割、野菜で言えば十数%となっている部分をもうちょっと底支えできて、さらに仮に今十何万食、1年間出していただいていて、仮にですけど、1グラム小麦粉が使われているんであればという話になってきますので、数十トンという数字になってくると思いますので、となれば新たな農業の底支えというのも行政としてできるんではないか。子供たちの自分たちが地元の産業を底支えしているという教育にもなるんじゃないかと思いますので、食育の観点からぜひ検討していただきたいんですけれども、いかがでしょうか。 ○薗田豊学校給食センター所長  米粉に係るお問いかけいただいた件についてでございます。  小麦アレルギーの方が一定数いらっしゃって、それを米粉で代替することによってそれが解消できるのではないかということでおっしゃっていただいておりますが、パンを除き小麦粉を使用する、それ以外で小麦粉を使用するメニューとしては、給食の回数の中では非常に少ないという状況でございます。そのときについては、やむを得ず代替食をアレルギーの方にはお持ちいただいているというところでございます。  また、米粉を使用したパンというお話であります。先進というか、米粉消費の事例を今ご紹介いただきましたけれども、パンの給食センターとしての調達というところについては、まず大量一括調達、必ず同じ日の同じ時間に五千数百個を各校に配置していただく、そういった供給業者が必要になります。そういったところでの取扱いができるのかというまず大前提がございます。さらに米粉を使用するパンというものについて、それを扱う業者がどれだけ見つかるか、また、品質的に対応できるのかということ、さらに価格面、大きくこだわると調達価格に影響してほかのメニューに影響するということもございますので、その点については慎重に考えてまいりたいと思っております。  あと市内産の米を生かして米粉を作って、市内での機運醸成を図るべきではないかというお問いかけについてでございます。  まず、前提といたしまして、米飯給食を実施するに当たって、我々としては調達先、京都府学校給食会が農協を通じてお米を仕入れていただいているんですけれども、我々としては城陽市産が手に入る限り全部欲しいという意向を示しております。ただ城陽市内の農家の方が農協のほうへ出してくださる部分以外で自主流通のほうへ出される部分も多くあるということで、市内の給食で全て使う年間全部の量を賄えるだけの供給は難しいというふうに言われているのが現状でございます。  我々としては、城陽市産がある限り城陽市産を使いたいということで、ある分調達できる分は全部回してくれという話はしているところですので、その6割、7割と申し上げました部分はなるべく高めたいというところで、まずそこについて取り組んでまいりたい。これは我々だけが望んでもできることではないですけれども、そういった面のほうが確実にまず地域のお米を米飯給食に生かしてまいるということをまず第一義として考えたいと思っております。 ○谷村浩志副委員長  ありがとうございます。  全部城陽市産が望ましいと、そういう思いで取り組んでいただいている、重々承知しておりますし、先ほど僕は米粉パンを使ってくれとは思ってなくて、米粉パンは中身をしっかり見ますとグルテンが添加されておったりしているんですね、実際にもちもちさせるために。ということはそれがいいのか悪いのかと。実際、見た目的には米粉を全部使ってますよと言うているんですけど、よく見ますとミックスパウダーと書いてあったり、米粉だけじゃない粉末が使われたりしますので、決して僕は米粉がええというわけではなく、そういう市としてとか県として地産地消というか、自分のところの農業を何とか底支えするという気持ちでそういう取組もされていますよというご案内をしたかったので、今、所長がおっしゃられたように、できるだけ城陽市のものをもっと全数でも使っていこうというお気持ちがあるのであれば、それはさらに進めていただきたいと思います。ありがとうございます。  それで、先ほどの横断幕の件であれなんですけれども、ぜひ子供たちのためにどこかでお金を用意していただいてしっかりたたえてやって、全国に羽ばたいていって社会人になったり、プロになっていく子供たちを輩出できるような城陽市になるように小・中とそこでしっかり応援してあげてやってほしいと思います。そこは強く要望しておきますので、よろしくお願いします。  ありがとうございます。 ○相原佳代子委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  それでは、午後3時15分まで休憩いたします。  説明員交代お願いします。           〔説明員交代〕           午後3時00分 休憩        ───────────────           午後3時15分 再開 ○相原佳代子委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。  区分6-②、文化・スポーツ推進課、図書館、歴史民俗資料館に係る質疑に入ります。  質問はありませんか。 ○増田貴委員  放課後子ども教室の件について、今10校区のうち、古川校区と富野校区と青谷校区、久津川校区は水曜日と土曜日、たしかやってられると思うんですけども、久世校区につきましては土曜日に子ども教室を実施されているというふうなことで、私は2回ほど古川校区のほうなんですが、見に行きましたら、本当に子供たちがいい雰囲気でこのような形でやっておられるんですよ。それに対してボランティアの方で宿題を見たりそういったこと、また、絵画教室ということで、これは古川校区だけやと思うんですが、絵画教室というのを開いてやってられるんですが、その絵画教室を開いている方が長い間されてたんですが、お亡くなりになられまして、そういった事情もありまして、他の校区でこういったボランティアをされている方というのは何人ぐらいいらっしゃるかということをお願いしたいなと思いました。 ○松下信介文化・スポーツ推進課主幹  失礼いたします。ただいまの放課後子ども教室の各教室のボランティアの数ということでご答弁させていただきます。  現在、古川小学校、それから富野小学校、青谷小学校、それから久津川小学校、加えて土曜日に久世小学校のほうが子ども教室のほうを運営しているところでございますけれども、古川小学校のほうが常時来ていただけるようなボランティアの方が7名、それから富野小学校が6名、青谷小学校が6名、久津川小学校が6名、久世小学校のほうは青少年健全育成市民会議の久世校区会議のほうが中心となって運営していただいていますので、それぞれの教室の人数はこのような人数になっております。 ○増田貴委員  ありがとうございます。  思ってたよりもそこそここういった形でやってられるということでは安心しましたけども、これ、ボランティアになるための条件とか、そういうのがあるかどうかお聞きしたいと思います。 ○松下信介文化・スポーツ推進課主幹  失礼します。今ボランティアのための条件ということでお問いかけいただいたことに対しましてご答弁させていただきます。  特に条件というのはございませんが、例えばそれぞれの教室には中心となっていただく地域コーディネーターという方がいらっしゃいます。この地域コーディネーターという方はそれぞれの学校のほうと一定の関係があったり、理解がある、そういう方がふさわしいかなということで考えておるところでございます。  それ以外の方々に関しましては、それぞれの校区の例えば社会教育関係団体の方々と連携しましてご協力いただいているところもございますし、放課後子ども教室に興味があってボランティアをやってみたいというような方であれば、基本的には特に条件というのはございません。 ○増田貴委員  ありがとうございます。  ということは、例えばやりたいなと思う方は、地域コーディネーターという、多分うちの場合は元社協さんの役の方がやっておられるので、そういった方に声をかけてしてもいいというふうなことなんですね。本当になかなか子供たちと接するというのは難しい部分も当然あると思うんですが、本当に素直で割と積極的にやってくれてますので、これはすごいいいものだなという形で評価しておりますので、またひとつよろしくお願いします。以上です。 ○小松原一哉委員  失礼いたします。文化・スポーツに関しましては、私のほうから、報告書のページで行きますところの184ページの文化財保護費に関するところでお尋ねしたいと思います。併せて、その隣のページの183ページのエコミュージアムに係る経費、これは関連するので併せてお伺いしたいと思います。  まず、文化財保護というところで史跡の整備に係る経費、具体的には久津川車塚古墳の整備発掘調査委託という部分で多くの経費が使われているわけなんですけども、これは先日も土居委員のほうから車塚古墳についてはご提案的な発言があったわけなんですけど、私も以前から車塚だけではなくて、隣接というか、比較的近いところにある芭蕉塚古墳、こちらも合わせて一体化した整備をしたらどうかというような提案を今まで何年か前にさせていただいたことがあるんですけど、まずこの芭蕉塚古墳の購入に関することについてどのようになっているんでしょうか、お尋ねします。  あわせて、エコミュージアムに係る経費の需用費54万七千幾らかなんですけど、これは具体的にどのような費用なのかお尋ねします。以上です。 ○下岡大輔教育部次長  まず、久津川車塚古墳の隣接する古墳ということでご答弁申し上げます。  おっしゃいましたように久津川車塚古墳、これは久津川古墳群の一翼を担う古墳でございます。この久津川古墳群につきましては、国のほうからこちらは指定を受け、国の史跡に指定を受けております。この久津川車塚古墳と、それから丸塚古墳、久世小学校古墳とともに、そして芭蕉塚古墳、この部分が久津川古墳群を構成する史跡指定古墳となっております。  現在、本市にある史跡指定地の中でも、この芭蕉塚古墳、ここだけが一切、公有地化できてない遺跡となっております。そういったことで、文化庁からも史跡指定されている遺跡については、公有地化は進めていくことを示されておりますので、久津川古墳群の中でも芭蕉塚古墳は車塚古墳に次ぐ大きさの古墳でありますので、今後も適切に保存を行う必要があることから用地買収、それから公有地化はすべきものと考えております。  今後、方向的には購入をしていきたいというふうなことは考えているところでございます。しかしながら、国の補助金が対象になってきて、補助金の補助率も80%の補助率のものであるんですけれども、面積も相当の面積がございますので、金額的には多額の費用が発生することになってまいります。そういったことも踏まえまして、市も当然80%でありますので、20%は市の一般財源になってくるものでございますので、そういった一定の負担が伴うものでありますことから、購入時期については財政状況を鑑みながら、今後、購入に向けて検討はしていきたいというふうに考えているところでございます。 ○浅井猛宏文化・スポーツ推進課文化財係長  失礼いたします。私のほうから、エコミュージアム事業の事業費についてご説明させていただきます。  決算に関する報告書183ページの需用費54万7,999円につきましては、エコミュージアム事業に係ります消耗品費及び印刷製本費の費用でございます。消耗品費に関しましては、エコミュージアム事業で市として実施しておりますまちの魅力再発見ツアーに係ります消毒液等のツアーに係る消耗品類に1万4,499円になります。印刷製本費につきましては、まちの魅力再発見ツアーの周知・広報のためのポスター及びチラシの印刷に係る部分、そしてエコミュージアム事業のPR冊子、こちらにつきましては、平成28年度に作成したものなんですけれども、それに内容を更新しまして、エコミュージアム事業で地域資源キャラクターをつくっているんですけども、それのパネルの情報等を追加しまして、再編集して追加印刷1万部を行った費用でございます。その消耗品費、印刷製本費がこの需用費になっております。 ○小松原一哉委員  ありがとうございます。  芭蕉塚の公有地化ができていないということで、それに向けてはこれから動いていくというようなご答弁やったと思うんですけど、前にもお話しさせていただいたんですけど、芭蕉塚古墳は商業施設の駐車場に囲まれて、その形状もきれいな前方後円墳、今竹やぶになっていますけど、あれを伐採すると本当にきれいな前方後円墳で、大きさは車塚のほうが大きいんですけど、残念ながら車塚は隣のJRの線路でちょっと欠けたような形になっているんですけど、でも山城地方最大の前方後円墳ということで、逆にJRでちょっと削られている部分、それを逆に売りにしたらいいんちゃうかななんていうようなお話も前にさせていただいたことがあるんですけど、あれだけ近い距離であれだけの規模の前方後円墳があるというのは、本当に山城地域では恐らく唯一じゃないかなと思うんですけども、それとあと丸塚もありましたけど、あれは円墳ですよね、たしか。あれも形としてはきれいに残っていると言っていいのでしょうかね。あそこも竹がかなり生えているのであれなんですけど、そういうことであのあたり一帯の古墳群を一体整備して、誰が見ても古墳だなと分かるような公園整備を目指していただきたいと思うんですけど、例えば購入についてはかなりの経費がかかるということもあるんでしょうけど、これはもちろん単年度の費用で購入なんていうのは多分難しいと思いますので、何年間かかけて計画的に購入するような段取りをぜひ整えていただいて、最終的な公園整備というのはまだまだ時間もかかることなんでしょうけども、しっかりと計画的にやっていただきたいと思います。と同時に、先ほどのエコミュージアムのことにも少し絡んでくるんですけど、これはまちの魅力を何とかこうとかツアー、それに係る経費と思うんですけど、どれぐらいのそれに参加された方があるのか、それとあとそれは市民に対してやっている事業なのか、それとも城陽市外からの人を呼び込むための事業なのか、その辺もう少し詳しく教えていただけますでしょうか。 ○下岡大輔教育部次長  まず最初に、丸塚古墳につきましては、こちら実は丸ということで円墳のようなんですけれども、ホタテ貝型の前方後円墳という形になっております。  それで、エコミュージアムの中のまちの魅力再発見ツアーでございます。こちらはご存じのとおり、令和3年度、令和2年度におきましては、新型コロナウイルスの関係で規模を縮小する、それから回数を減らすなどして実施しているところでございます。例えば令和元年度におきましては、まちの魅力再発見ツアーといたしまして、木津川の恵みと水主神社の祭りを体感しようということで52人、久津川古墳群から南山城地域支配の謎に迫ろうといったタイトルをつけて89人というようなことでございました。令和2年度におきましては、こちらは本当に久世小学校古墳見学と久世廃寺の瓦洗い体験ということで、これも人数をかなり縮小しまして10人の参加でございました。令和3年度は、少しこのツアーを実施させていただきまして、これも人数制限と、それと申込制を踏まえて枇杷庄・富野の歴史を再発見ということで37人、青谷紀行~神社仏閣と梅を巡って~ということで42人の参加ということでございます。令和4年度につきましても、こちらまちの魅力再発見ツアーは実施していく予定をしておりまして、今回11月にこれをまずは実施するという方向でございます。  このまちの魅力再発見ツアー、こちらにつきましては、城陽市の内外の方にご参加いただくということにしております。エコミュージアムの理念といたしまして、城陽市民の方にふるさと意識の醸成もありますし、城陽市にこんなものがあったのかということを知っていただく、そして誇りにも思っていただくようなそういった部分もございますし、観光的な部分もございまして、市外からの参加も多く来ていただきたいというふうに考えております。 ○小松原一哉委員  分かりました。ありがとうございます。  観光資源として、まず先ほどの古墳というのも、ある意味、私たちのまちにあるそういう史跡という誇れる史跡であるので、これは大いにPRすると同時に、実は先日、都市問題会議というのに行ってまいりまして、そこで、それは長崎であったんですけど、長崎のNPO法人の方が力説されたんですけど、物すごく共感があったのは、長崎の人が今まであれだけの観光地、私たちから見ればいろんな観光資源があるまちなんだけれども、地元の人というのは意外とそれの魅力というのをあまり認識してなくて、2006年ですか、長崎さるく博というのがあったんですけど、要するにまちぶら文化のぶらぶら歩いていろんなものを見るというテーマで開かれた博覧会なんですけど、それが大成功で、その後にNPOを立ち上げられて、そのまちに住んでいる住民自らが自分たちのいいところを要するに観光で来られた方に自慢する、観光案内していろんな自慢をする。ガイドブックとかに載ってないようなことまで、要するに自分たちの身近な魅力を伝えるという、そういう取組をされているんですけども、ぜひともそのコンセプトが物すごいええと思うんですよ。  私は人を呼び込むためのPRで何か物を作ったりとか、何か特産品を作ったりとかいうほうに発想が行くんでしょうけれども、今まであるものでも十分魅力のあるものはいっぱいあると思うので、例えばこの古墳とかを題材にして、今そのまちの魅力再発見ですか、ツアーを組んだときでも、古墳とか、そういう昔の考古学に興味のあるマニアックな人だけ来るというんではなくて、もっと裾野を広げるような、例えば私たちの住んでいるこちらの地元の子供たちがもっと自分の郷土のことに興味を持っていろいろと調べて、例えば子供たちにそういう観光案内というか、よそから来られた方に語りかけるような仕掛けもつくっても面白いと思いますし、もちろん大人の方でそういう歴史とか文化に詳しい方が観光ガイド的な役割をやってもいいと思いますし、いろんなアイデアはいっぱい出てくると思うんですね。  ぜひとも今エコミュージアムに係るところでそういうツアーをもっと幅広く、いろんな角度から捉えて広げていっていただいたらきっといいものができるんではないかなと。せっかくいい題材があるわけですから、古墳群をはじめ、そのほかにもいっぱいあると思います。そういう再発見をするということがまずこういう地域交流をするための第一歩やと思いますので、ぜひともその辺よろしくお願いしたいと思います。  私もいろいろと考えて提案もしていきたいと思います。勉強させていただいて提案していきたいと思います。もしくはその辺で教育長何かお考えがありましたら、最後に聞かせていただければありがたいです。 ○北澤義之教育長  学校もそうですけども、学校は地域とともに歩んでいくということで、地域とともに教育活動を進めていくということで。そういった中で自分を大切にする、家族を大切にする、そして世界が広がって地域を大切にしていくという、そういったことが非常に大切だと思いますので、地域を大切にする郷土を愛する心というのはしっかりと醸成をしていきたいというふうに思っております。 ○小松原一哉委員  ありがとうございます。  先ほど言い忘れてましたけど、その全国都市会議での一番結論的なフレーズがあるんですけど、人が人に会いに行くということを最後にお伝えして終わります。ありがとうございました。 ○土居一豊委員  同じエコミュージアムについてお尋ねします。  報告書の中に歴史民俗資料館の展示や久津川車塚古墳発掘調査現地説明会などの事業をJOYOエコミュージアム事業として位置づけ実施したとありますが、この車塚古墳をはじめとした市内に点在する数多くの古墳を観光の一つの柱とする考えを教育委員会は持っておられませんか。 ○薮内孝次教育部長  このエコミュージアム事業の基本方針を定めているわけですけれども、この中で、まずこの取組を進めるに当たりまして、文化庁の調査官も来られたときにお話をされておりました。この城陽市の中には6か所の国史跡がございます。その中でも縄文時代の森山遺跡から芝ヶ原古墳、そして久津川古墳群、そして正道官衙跡、そして平川廃寺、久世廃寺といったようなところがございます。  その中でも、また特に今、先ほど来から小松原委員のほうからもおっしゃっていただいている久津川車塚古墳ですけれども、これ、今まとめて史跡久津川古墳群という形に変更になりました。この古墳につきましても、久津川車塚古墳と、これも出ていました商業施設の中の駐車場にあります芭蕉塚古墳については、これは大変よく知られている古墳でありまして、2代にわたって大首長がこの南山城地域を治めていたと示す貴重な古墳になっております。  そういうことからでも京都府内はもとより全国的にもよく知られた古墳群です。地元の我々のほうが知らないような状況で、よくこの古墳を勉強されている方から言いますと、この久津川古墳群というのはやはり一度は訪れてみたいと思われるような貴重なものであるということをお聞きしています。そういうものが城陽市内にあるということはもっとPRしていかなければならないということで、この城陽市に比較的狭い範囲内に縄文時代から奈良時代の史跡がまとまって所在しているという、こういう地域は全国的にもあまり見られないということを調査官もおっしゃっておられました。  そういう中で、やはり縄文時代からここまでのたくさんの時代の歴史学習を狭い範囲の中で一遍にできると、短い範囲内でタイムトラベルできるといいますか、勉強ができるということは大変貴重なものであるということがございますので、我々としてもこのエコミュージアム構想を使って史跡を活用していく一つの手法として、このエコミュージアム事業に今取り組んでおります。歴史だけでなく、自然とか産業を含めたこういうようなものも含めて、一体的には利用していきたいんですけども、やはり一番たくさんありますこの史跡、これを十分に生かしながらエコミュージアム事業を進めていきたいし、これを広める、そして観光にも利用していきたいというふうに考えているところでございます。 ○土居一豊委員  車塚古墳の発掘調査が進められているのは理解します。先般も東側の角、東北の角の調査があって途中の報告がありました。今その一つ手前側を現在発掘していると思います。テントがまだ残っていますから。  それでは、観光の場所として、確かに古墳について歴史に関心のある人だったら今の状態でも来たら理解できるかもしれませんが、そうでない方は今の状態を見ても何なのと。だからこれを観光の一つとするとすれば、もう少し整備を進めなきゃならない。しかし、毎年、文化庁から頂ける僅かな補助金で教育委員会が単独で整備を進めた場合、専門家でない少し古墳に関心のあるような方が観光の拠点とするためにはあと何年ぐらいかかると思っていますか。 ○下岡大輔教育部次長  今、土居委員のほうからもございましたように、久津川車塚古墳の東側のほうを今年度実施いたしました。このように車塚古墳につきましては、今後もトレンチといって掘削で開けて、そこで造形といいますか、形のほう、起点であったり、テラスであったり、そうやって遺構面を確認していく必要がございます。こういったことにつきましては、文化庁の補助金をもらっているだけでなく、文化庁のほうの指導を受けて実施していかないといけないというふうになっております。  また、この辺は大学との協力も必要になってまいります。そういった専門的知見も必要になってまいりますので、こういったことを一遍に進めるのはなかなか困難な部分がございます。しかしながら順次これを進めまして、こういった調査につきましては、令和8年度まではこの調査については継続をしていく。その後にこの後の調査の成果の報告を文化庁のほうにしないといけないことになっています。そしてそこから整備計画を作成し、実施設計、整備工事という流れでございますので、整備工事につきましては何年かかるかというのはまだ分からないんですけれども、一応調査としては令和8年度までは継続し、そして整備のほうに移っていくという、そういうスケジュール感を持っているところでございます。 ○土居一豊委員  新名神は令和6年度末に完成するんですよね。まちづくり活性部は新名神開設に伴い市外から訪れたくなる魅力都市実現に向け事業を推進しています。現状ですね。そうした中において、やっぱり観光の一つとして訪れたくなる柱となる要素を車塚は十分持っていると思うんですよ、ほかの塚と違って。そうしたら今のままの整備で行ったら8年に発掘調査が終わって、それから最終的に整備するか、また文化庁と調整しても少なくとも1年、2年かかるでしょう。10年越えるでしょう。それから整備したらまた1年、2年かかるでしょう。ということは、少なくともあと10年ぐらいかかるかもしれない。そしたら観光の柱にはならない。文書の中でいろいろエコミュージアムだ何だと言うけど、現状はならない。それをやろうとするんだったら、文化庁の発掘調査は発掘調査として置いておいて、前方後円墳が明らかになるように文化庁の許可を得ればあの上の木は切れるはずだ。今、下草だけ協力いただけるボランティアの方が切ってますけど、月に1回切るのでは、切って1年たてばまた同じ状態に戻っている。先般刈り取っているのを見たんですけど、結局去年刈ったのと今年刈ったのが全く同じ状態、遅々として進まない。そうなれば観光事業を所掌とする商工観光課と連携して見ていただける状態にまず残す木、切ってもいい木、残す木というのを明らかにして、予算をつけて一旦前方後円墳を見せたらどうですか。そうしたら歴史的に深い知識を持ってない方でも来てみようか、こんな近くに前方後円墳という明らかに形が見える。子供にしても学校で習うことがここで見えるというものがあの車塚でできると思うんですけど、観光の柱として令和6年の新名神開通に合わせて市内に人を呼び込むためには何か柱になるものが要ると思いますけど、考えませんか。 ○下岡大輔教育部次長  今、委員がおっしゃったように、あそこは車塚森作りグループ2011の方にボランティアとして草を刈っていただいたり、竹を伐採していただいております。そういった竹を伐採する、竹なのでどうしても伸びるのも早く、なかなか遅々として進まないというのはこちらとしても認識しております。  しかしながら、あそこのあれだけの面積の樹木を伐採するというのは、市の公費を使うのもなかなか難しいかなと思いますので、ただおっしゃるように全ては難しいかもしれませんけれども、順次そういった部分は伐採していけるんじゃないかなというふうには考えているところでございますし、一回で全てというのは無理かなというふうに思うんですけれども、順次、あそこの樹木、特に竹については、ボランティアグループだけでなく、市としても刈っていきたいというふうに考えております。 ○土居一豊委員  ここ数年、教育委員会は予算をつけて伐採したことがありますか。 ○下岡大輔教育部次長  令和4年度、今年度、伐採を一部竹のほうを東側をさせていただきました。 ○土居一豊委員  東側は分かりますけど、西側のところ、過去、ここ数年以内予算をつけて伐採したことはありますか。 ○下岡大輔教育部次長  西側、私のここ数年の記憶ではないんですけれども、伐採したやつを一定の処分を西側は伐採した後に積み上げてた樹木を少し処分はさせていただいたということでございます。 ○土居一豊委員  ボランティアのグループが刈ってるだけで、しかもその方もこの間一回持ち出したけど、古くなった竹は持ち出ししてないですよね。先般刈り取ったときにその竹が邪魔になって新しく芽が出た分を根っこから刈り取れない。一旦50センチぐらいのところから切って上の枝をなくして、そしてその枝を残していたら、また来年の春、そこから横芽が出るから、それをもう1回刈り取らなきゃならない。去年の写真を見たら去年作業したところと今年作業したところと全く同じところで、できた状態は去年と全く変わらない。何が残ったといったら今年刈った木が残った、竹は残っている。本当にやるんだったら一旦金をかけて、まず今刈り取って、古くなったあの竹、本当に10年以上前の竹でしょう。そういうものを全部取っ払って、あのボランティアグループの方も作業をしやすいようにしてあげる。それとともに第1弾のところまでだったら少なくとも刈り取ってしまう、予算をつけて。予算をつけてやってないんですから、ボランティアグループだけに頼っているんだから、それを持って車塚がエコミュージアムで観光を呼ぶのかと、もう同じことやめたらという思いがするわけですよ、見てから。現場を見て。東の竹を切ったのは今回の発掘調査をするから東の竹を切ったんじゃないですか。観光のために切ったわけじゃない、発掘調査のために切ってるんだ。  ということは、発掘調査以外のことは今予算をつけて整備はしていない。全部ボランティアグループに任せている。そしたら月1回の作業だったら遅々として進まない、部分的なものがあっても。本当に私はやるんだったらやる予算をつけて切るべきと思うんですよ。そして文化庁にもちょっとくださいよと、一旦とにかく城陽市として、核になるものをつくりたいんだ、発掘調査の予算以外に一旦予算をもう少しくださいよ、そして切ることについて許可してくださいねと言って、3段になっているところの1段まで一旦全部切ってしまったらと思うんですよ。部長、手を挙げようとしているからどうぞ。やってくれませんか。 ○薮内孝次教育部長  私も全く専門外ではありますが、樹木についてはこれまで北側のJR側のところについては、大きな大木についても業者を入れて調査のために切っております。それは枝を払いながら調査がしやすいような形にするためにはした経緯があるんですけれども、竹についてはボランティアグループの方がご厚意で切っていただいています。この木を切って置いてある倒竹については、前回、うちの職員で搬出を少ししました。まだそれでは追いつかへんぐらいの量がありますので、今後、それについても計画的には出していきたいと思いますが、今、土居委員がおっしゃっているような木を切っていくというのは、これは実際のところ、木を切るということは根は残していくと思うんですね。これは下に古墳自体がありますので、これを切ったときにその根っこ、今ある状態であるからあの墳丘が残っている場合もあって、それが刈ったときにそれが土砂崩れとして崩れるようなことがあれば、これをまた傷つけることになりますので、今軽々なことは申し上げられないと思うんですけれども、文化庁には尋ねることはできると思うんですけども、これ、今調査についてはかなり我々としても10年の計画を立てていたんですけれども、文化庁がもう少し丁寧にゆっくりやりなさいというような指導を受けているところがあるんです。  先ほどから言いますエコミュージアムについては、最終形としては我々としては史跡整備をしていきたい。芝ヶ原等も見ていただいたら、ああいうような形には持っていきたいわけですけれども、平川廃寺もそうですし、正道官衙もそうなんですけども、今、いわゆる墳丘、古墳自体の一定の調査をしていかないと文化庁も最終的にはこの史跡整備の着手には応じてもらえないと、許可をもらえないというような状況だと思いますし、エコミュージアムで当然見えるようなものを求められるのは私も当然分かるんですけれども、他の古墳を見て整備されている前方後円墳を見ますと、あの電車から近いところにそういう古墳があれば当然魅力的なものになると思うんですけれども、やっぱり文化的価値のあるものについて軽々に切ってしまって、形だけを見せるという形になったときに、その文化財に与える影響というのは大きいと思いますし、我々としても問合せ等はさせていただきますが、その辺はすぐにやりますというところはちょっとお答えできないいうのが実情じゃないかなと思います。 ○土居一豊委員  大きな木は切れませんよ。土が流れるような大きな木は切れませんよ。そうじゃなくて登り口が中央と南側の2か所ありますよね、東と3か所ありますよね。この前に草刈りを手伝ったんですけど、東側は大きな椎の木が茂っているから下草が伸びないんですよ。だから入っていけるんですよ。中央と南側はないから木がさんさんと茂るので、去年の春先から夏に切ったものが今年同じ高さに伸びとるんですよ。そういうところを切ってもらえないかな。もうボランティアの方もご高齢でなかなか2時間の作業で限界がある、切るのも。だから大きな木を伐採しようというんじゃない、形が変わってしまうような伐採は必要じゃないんですよ。あの木は残していたほうがむしろ古墳そのものを保持するために代表者も分かっておるわけですよ。しかし、本当に小さな直径二、三センチの木ですよ。それが林立しているわけですよ。そして通路も塞ぐわけですよ。そしたら見に来た人、見ようとしてもまずそこを開けてあげなきゃならない、ボランティアの方が刈り取って。  だから今回やる分についても、とにかくこことここと刈っておかないと、11月やるときにまず通路、できないだろうねといって通路づけをやっていたんですよね。その両脇について刈っていただきたい。決してその形を変えてしまうような文化庁が怒るようなこと、駄目だというふうなことをしなさいと言うんじゃないんですよ。とにかく平面から1段目のくるっと回るところの分について刈り取ってあげたらと、ちょっと機械を入れて。実は次にチェーンソーを持っていって刈ろうかと思ったんですよ。この間伐採機で刈ったんですよ、持っていって。仕方ない、ノコで刈るのは限界ですよ、私、道具を持ってくるからと一旦帰って持ってきて草刈り機を使って刈ったんですけど、次のときにはここにチェーンソー持ってこようかと。そうじゃないととてもじゃないけど、2時間の作業ではできないよというふうなことをみんな思っているんですよ。一度現場を見て代表者の方とお話しして、ちょっと手を入れるとしたらこういうことを入れてほしいというのを聞いて、来年度予算にちょっと組んでやったらどうですか、私はそこを求めたい。 ○薮内孝次教育部長  分かりました。  木とおっしゃってたので、全部切ったらええと言ってはったので、大木を切るんではないかなと恐ろしいことを思っていたんですけれども、今のお話でしたら下草とか、いわゆる小さい木ということでありますので、その辺は可能だと思いますし、文化庁には当然許可といいますか、府を通じて相談しますので、今オーケーということを言ってましたので、その辺は一度、京都府とも相談しながら、文化庁とも相談しながら、その辺は整備、人が見ていただけるような形についてはちょっと検討してみたいというふうに考えます。 ○土居一豊委員  いつも担当者の方に来ていただいているようで、代表者の方も感謝されています。本当にグループの方は長く頑張っておられる、私はまだ数年ですけど、皆さん頑張っておられますので、ぜひそれに応えていただいたらなと、よろしくお願いします。以上です。 ○西良倫委員  報告書161ページ、図書館教育、いわゆる図書館運営事業で1点お伺いします。  先ほどの点検評価の資料の中の31ページ、今後の改革改善案ということで、図書館の利用促進につながる事業に取り組むことが必要であるというふうにあります。今、図書館事業として利用促進のための重点施策、何か考えていることがあれば教えてください。
    ○奥田雄二図書館長  失礼します。  図書館で利用促進をどう図っているかというお尋ねですが、図書館では様々なライブラリーというか、いろいろな取組で利用者の方、それから市民の方に来ていただいて講演を聞いてもらったりとか、そういう事業を年十数回やっております。  それから図書館の中で、やはり図書を借りてもらうというのが図書館の一番大きな役割だと思いますので、借りてもらえるような工夫、例えば分類ごとに著書を選んで、ふだんは借りられないような本の中でこれを借りてもらえるというか、見てもらったほうがいいというのを司書が選んで展示をするとか、季節ごとに展示物を変えるとか、そういう形の展示をさせてもらっています。  あと、昨年度はコロナで休館もありましたし、なかなか来館することが難しい。それで長くいてもらったらちょっと具合が悪いような時期もありましたので、椅子をかなり減らしていました。今年1月以降、3月ぐらいからは椅子もかなり増やして、全部が全部前どおりではないんですけど増やして、居心地のよい図書館ということで心がけています。  司書のほうもいろんな形で、コロナ対策で悩んでいたんですけれども、レファレンスということでいろんなことで尋ねてくださいというようなアピールも市のホームページにも載せてもらって、そういう形で利用促進を図っています。残念ながら来館者、貸出し数、まだ減少状態でありますけれども、今後もまた増やしていきたいと努力していきます。 ○西良倫委員  城陽市の教育というのを見て考えるんですけど、この10年来ずっと月平均の図書の貸出冊数が最高時、これは平成20年かな、20年、21年とか、22年とか、5万冊を超えているんですよ。最近の二、三年はコロナのこともあるんだけど、3万7,000、4万1,000、3万9,000、3万9,000円、3万7,000、この3年ほどは3万7,000、3万6,000、3万とか、最後のほうはコロナのことがあるからこれは分かるんですけど、ここらを変えていく手だてとして、まず思ったのがこの冊子の中に、図書館というところでこういう図書館を目指したいんだというところがなくて、すぐ図書館の見学だとか、城陽図書館は場所はどこにあるとか、利用状況はこうだとか、数の紹介はあるんだけども、こういう図書館を目指しますというところの文言がないので、これでは見た人が城陽市の教育では、ほかのところはあるんですよ、エコミュージアムでもありましたけども。そういうところの項目はあるのに図書館のことだけすぐ事務的なことになっているところがあるので、ここのところを改善してもらえればなと思うのと、隣のまちで実施していることで恐縮なんですけれども、移動図書館という形で車を、いわゆる図書の車を仕立てて、八幡の場合だったら各学童を回ったり、児童センターというのもあるから、あそこは。そういうところを回ったりしてるんだけども、音楽を鳴らしながら来て、何時になったら図書館が来るよみたいな形で、新しい本と出会うというやつを子供に提供していってるんですね。だからそこら辺で館長さんと十数人の年度職員だけではなかなかこの地域をどうしようかこうしようかというところの5年計画、10年計画みたいなことがどうしても考えにくいんじゃないかなと思ったりするので、そこらをせめてこの市内を3つなり4つなりに分けて、3人なり4人なりの正規職員のこともつくっていこうという形のそれは城陽市の図書館運営、子供の教育に関わっていくから、市民の教育にも関わっているから、そういったあたりをやることによって、子供を持つような親の世帯だったらありがたい政策だなというふうになると思うので、そこらのことを検討してもらえればなと思って要望にしておきますが、そこのところはよろしく考えてみてください。以上です。 ○奥田雄二図書館長  すみません、最後に出た移動図書館の件ですが、八幡市もそうですし、精華町とか、幾つかのまちで移動図書館、自動車で図書を持っていって借りてもらうという取組をしているのは私も承知しております。城陽市の場合は、図書館と5つのコミュニティセンターの図書室、これが結ばれていて、図書館と各コミセンの間を本が移動して利用してもらっています。市民の方にとったら1.5キロ以内に図書室あるいは図書館があるということで、なかなか移動図書館までは財源的に難しいところもあるのかなと僕自身は感じています。  それから図書館の目指したいところということで前半あったと思いますけれども、当然図書館としては利用促進を図る、そして今、若者というか、20代、30代の方が本当に利用が少ないというところで、例えば自習席を設けたりとか、そういうヤングアダルトの本を見せたりとか、そういう形で利用促進を図って魅力ある図書館をこれからも目指したいと思っています。 ○薮内孝次教育部長  今、館長が答弁したとおりなんですけれども、我々としては、城陽市の図書館をどうしていくかというのは、本館を中心としてコミュニティセンターの図書室も含めて、住居から1.5キロメートル以内に図書室を多く、本が近くにあるというところを目指してこれまでコミセンの建設とともに図書室を開いてきたという経緯がございますので、最初から当然、当時から移動図書館というのもありますけれども、それを目指さずに近くに図書室を置くということを目指して城陽市の市立図書館は進めてきたというようなところでございますので、ご理解いただきたいというふうに思います。  それから城陽の教育のお話を先ほど来されているんですけれども、これについては城陽市の教育についてをまとめた資料集になっていますので、図書館に特化したものではありませんので、ただ貸出し等のデータをそこに集めているものでございますので、今、館長も言いましたように図書館の年度のそれぞれの方針というのはそれぞれ毎年定めて、図書館協議会のほうにもお話を出して進めてきていると、決めているというような事業を進めているところでございます。 ○一瀬裕子委員  歳入の使用料及び手数料、163ページ、総務使用料、文化パルク城陽使用料の駐車場使用料と総合運動公園使用料のうちの駐車場使用料と、それと歳出の182ページの社会教育費の中の社会教育の推進に係る経費のうちの子ども会育成費補助金について、3点質問させていただきます。  まず、文化パルクのほうの駐車場使用料942万2,200円、予算が1,200万あったんですけど、これは料金改定されてからですよね。予算が1,200万だったんですけども、コロナで閉館しているときもあったので予算よりちょっと減額なんですけど、これは今まで改定したから少しは今までよりも上がってますよね。12か月全部開いてたとして、普通に通常に開館していたら大体これぐらいの1,200万という予算を上げておられたんだから、休館していたとしても942万円何がしが入っているということは、改定の効果はあったということですよね。この料金改定をして、料金改定するのに機械改修とか、替えられたんですよね、別に。それの経費とかと費用対効果はあったかというのと、利用者からのクレームとか、トラブルとか、なかったですか。  それに併せて総合運動公園の駐車場の使用料なんですが、これは予算が1,120万のところ800万ということなんですけども、こちらのほうは変わらず2時間無料というふうになっていると思うんですよね。現状として土日なんかすごくいっぱい利用されてますし、市外の方が本当に多くの方が利用されてますよね。ロゴスも入ってきたということでそういうファンの方もおられるし、バーベキューとかいろんな方が利用されていますし、昼間なんかはふわふわドームがすごく人気ですごい混雑してるらしいんですよ。  これも本来やったら有料にしないといけない、府立の太陽が丘なんかやったら入って幾らというふうになっていますし、ここも文化パルクと同じように料金改定をするなり有料に、今まで何回も質問してたと思うんですけども、これを有料にしないと、いろんなふわふわドームとか修理費用の負担、修理とか改修とかすごい使用頻度が高いので修理とか今後しないといけない、設備の修理とかは市の負担ですよね。だからそれをやっぱり駐車場料金で、収入で賄えるものぐらいにしないといけないと思うので有料化というのを考えないと、2時間無料というので出たり入ったりされる方もおられるし、ただで遊べる施設というので前から言っていますけど、ガイドブックに載ってるので、やっぱり市外の方がここに来て、せめて駐車場料金ぐらいは払ってもらわないとあかんのちがうかなと。市内の人には何か別の形で施設を利用する少しお安く利用できるというようなクーポン券を出すとか、別に市民の方がカードを入れたらそれで無料になるとか、別に城陽市民の方には何か恩恵を与えてもらわないといけないと思うんです。市外の方にまで無料にする必要はないんじゃないかなといつも、今までも持っているので、そこのところをどういうふうに考えていただいているのかなと思います。ご答弁いただきたい。  それと、182ページの子ども会育成費補助金なんですが、前回も質問させていただいてたんですが、79万1,000円ですね。社会教育推進に係る経費ということで社会教育のところにありまして、子ども会というのは青少健とあまり内容的には、対象は城陽市内の子供たちなので、青少年の健全育成と子ども会の目的がどこが違うのかちょっと分かりにくいんですけども、子ども会育成費なので子ども会を育成する費用なんですかね。この名目が子供たち、この育成費というのは意味がちょっと分からないので教えていただきたいです。 ○下岡大輔教育部次長  私のほうから、文パルの駐車場と運動公園の駐車場につきましてご答弁申し上げます。  委員がご質問の中でおっしゃったように、文化パルク城陽も運動公園も両方とも、こちら昨年度は緊急事態宣言に伴いまして4月25日から6月20日まで休館、そして8月20日から9月30日までで休館、市民体育館とかは休館日があるので分かりませんけれども、都合の日程でいきますとトータルで99日間の休館日があったということになります。そういった関係で当初の予算の歳入よりも決算が下がっているというのはおっしゃるとおりでございます。  まず、文化パルク城陽です。こちらのほうは駐車場料金の改定を令和2年7月1日に施行させていただいております。その関係でこちらのほうが駐車料金はコロナの関係とかで増えてはいないんですけれども、こちらの2時間まで無料やった分を1時間までの無料に変更させていただきました。これはおっしゃったように2時間以内に一旦入って、出てまた戻るという、そういったことを防ぐという意味、そして文化パルク城陽の施設も老朽化しておりますし、そういったところに資金も、特に修繕のほうに充てていくような形にはなってはいるんですけれども、そういった部分でございます。  この駐車場料金は、増加とは今コロナの関係ではなってはいないんですけれども、有料台数の割合、年間におけます無料・有料の有料の割合が改正前は20%前後やったのが、これが3年度でいいますと40%が有料になっているという形になっております。それでも図書館の利用の方とか、申込みに来られた方は1時間以内でお帰りになる場合もあるかなと思いますけれども、ただそういった意味では有料の割合が増加しているということで、一定の効果があったかなというふうに思っております。  クレームにつきましては、やはり当初はあったんですけれども、当初、駐車料金、2時間が1時間になることでクレームはしばらくなかったんですけど、ここ最近にまた少しあったりもしております。その方は何年かぶりに文パルに行かれたみたいで、こんなことになってたんやなという感じでクレームがあったりして1件聞いているところでございます。1件でございます。  あと運動公園でございます。こちらも2時間まで無料という形になっております。この件につきましては、これまでも一瀬委員もですし、ほかの議員の皆さんからも多くの駐車料金改定につきまして、それから料金の見直しにつきましてもご質問、ご意見をいただいているところでございます。  これにつきましては、当然この運動公園の施設、こちらも老朽化しておりますし、そういった財源にも充てていきたいというふうな思いもありますし、また、おっしゃるように市外からロゴスランドに来て2時間以内で遊んで、例えば物も買わずにあそこで遊ぶだけ遊んで帰るという、市民の皆さんの税金であそこを言わば整備していたりする、維持管理している部分がありますので、そういう方もいらっしゃるというか、そういう方にも駐車料金はやっぱりお支払いいただいたほうがいいかなというふうな思いもありますので、料金改定については現在検討を進めているところでございまして、特にスポーツ団体さんが多く使われますので、そういったスポーツ団体さんともご意見を交わしながら現在進めているところでございます。  今後、その辺の部分については、また、検討をして出させていただきたいなというふうに考えているところでございます。 ○松下信介文化・スポーツ推進課主幹  失礼いたします。  先ほどご質問がありました子ども会育成費補助金という名前になっておるんですけれども、こちらのご説明をさせていただきます。  確かに一瀬委員おっしゃるように、この子ども会育成費補助金という書き方であると、子ども会の育成なのかというような受け取られ方をされるところがあるかと思います。こちらは子ども会後援会協議会さんが市内の小学生を対象に健全育成をしていただいている、そのための補助金になります。子供の健全育成に関わる補助金ということで、この表記に関しましては、もうちょっと分かりやすいように検討も必要かなというふうには考えております。 ○一瀬裕子委員  すみません。まず、駐車料金の件、ぜひ進めてください、検討を。スポーツ団体のご意見、スポーツ団体が使用されたら無料券を発行されたらいいことなので、市内の方に優遇されるのはまたそれはそれで別に考えてもらったらいいねんけども、本当に市外の方のほうが多い、利用、土日は特に。本当に重ねて言いますけど、ふわふわドームはすごく人気なので、大きい子も大人もたまに乗ったりする、危ないんですけども、これは大丈夫かなと。修繕費もすぐに、耐久的に大丈夫かなと思うんですけども、やっぱりそういう修繕費用もかかってくるし、もちろん老朽化の修繕費用とか、そういうことを考えたらやっぱり、先ほど次長からも言いましたように、市外からの人にそこまで無料で何でも遊んでもらえるというのはちょっと、市民の税金なのでもう少し考えて、早急にこれはもうみんなずっと以前から市議の皆さんも質問されていますし、何年もこれは言っていることなので、やっと文化パルクのほうが駐車場が改定になったら同時にされるのかなと思っていたぐらいだったのに、こちらのほうが遅れているんですけども、ぜひこれは早く検討を進めていただいて、早急に駐車場有料化に取り組んでいただきたいと思いますし、文化パルクの改定をされてもそこまでトラブルにはなってなかったですし、改定するに当たっての経費なんかも費用対効果を考えていただいたら効果はあったということですので、それが前例とありますので、ぜひこの運動公園のほうの駐車場は、しっかりご意見聞いていただいて改定するという方向で進めていただきたいと思います。  子ども会の育成費、子ども会育成費という名前が、子ども会後援会なので、子ども会、単位子ども会が自治会やいろんなところに子ども会がありますよね、いろんな校区に。その子ども会を後援するのが子ども会後援会ですよね。だから子ども会育成で合うてると思うんですよ。子ども会を育成する費用の補助金というのは、この言葉は合っていると思うねんけどね。そういう立場やと思うんですね、子ども会後援会というのは。  子どもの健全育成やったら青少年健全育成市民会議がありますよね。だから前も言いましたけども、79万1,000円というのは10校区に子ども会があったときと今何校区にあるのかな。と同じ事業をそれだけ拡大してしているというのか分からないんですけども、その10校区にあったときと今2校区ぐらいしかないのと同じ金額というのは、今までそういう検討されたことあるのかな、教育委員会で。これは多過ぎるんちゃいますかと。  コロナで事業も縮小してますし、ずっと同じ金額で子ども会後援会もこの金額をもらえるという前提で予算を組んでおられますし、そこはちょっとおかしいんちゃいますか、根本的にというのは。(発言する者あり)ええ、それはちょっと。(「会長が言ってんねん」と言う者あり)会長。会長の話は組織の話はちょっとあれなんですけども、お金、税金の使い方としてはそれ以外の方、子ども会後援会の事業が今年からかな、城陽市全体の児童を対象というふうになってますけども、本来の意味からして子ども会のための後援会だったと思うので、もう少し精査していただかないといけないと思うんですけど、お考えはいかがですか。 ○松下信介文化・スポーツ推進課主幹  失礼いたします。子ども会後援会協議会さんへの補助金のことについてご答弁させていただきます。  以前もお答えさせてもらった内容も少し含まれますけれども、当初は単位子ども会の会員の数によりまして算出をしておりました。ただ少子化によりまして会員数の減少が進みまして、会員数により算出をしますとどうしても減額されるということになりまして、事業が実施できないなどの弊害というものが発生することが考えられたため、79万1,000円の定額ということに以前なりました。  これは現在少子化、それから社会の大きな変化によりまして、先ほど一瀬委員のほうからありましたように支部を抜けるというような子ども会さんもたくさん出てきている中で、子ども会の活動についてもそうですし、組織のことでもそうですし、なかなか運営が難しくなっている状況にあるのかなというふうに聞いております。  ただそんな中で市内全ての小学生を対象に事業をできないかもしくは増加見直し、それから子ども会後援会協議会さんに加入していない単位子ども会さんにも支援ができないだろうかというようなことを検討されていると聞いております。これらの子ども会後援会協議会さんの運営に係る見直しにおいて補助金の内容についても検討していく考えでございます。 ○一瀬裕子委員  事業ありきでというか、補助金が予算79万1,000円というのがありきで予算を組んでおられるところもあって、これを消化するためにどうするかみたいな感じの事業をされているように見受けられるので、本当に支部としてちゃんと運営できているところとそうでないところと、支部を存続して一生懸命頑張っておられるところ、そうじゃなくて先ほどのように子供少子化とか、役員になるのが嫌やからとかいうのでやめておられて支部を脱会されて支部そのものがない校区がどんどん増えていってるので、そこの子ども会後援会としての存続意義というのも根本的に考えないといけないんじゃないかなというので、検討委員会とかずっとされていたけども、結局はあまり内容的には変わってないように思うので、自分が子ども会後援会に役員になっておりながらいろいろと意見は言ってますが、なかなか中からも変わらないし、やっぱり教育委員会からも指導していただいて、話が毎回堂々巡りのような会議がずっと続いていて、ここ二、三年変わらずにずっとされていますけども、今後考えていただかないといけないし、教育委員会からも指導していただいて、今後の在り方などをもう少し、このお金の面もですけども、全体的に活動の在り方なども先生のほうからご指導いただければと思いますので、よろしくお願いします。ありがとうございます。 ○若山憲子委員  エコミュージアムについてなんですけれども、たくさんの方が意見をおっしゃっていますので、先ほど小松原委員がおっしゃったように、全国都市問題のところで人は人に会いに来るという言葉を最後にとおっしゃったと思うんですけれど、その中でいろいろお話を聞いたときに、まちづくりというのは人づくりやということをおっしゃっていて、そういうパネラーやら多くの識者の方がそんなふうにおっしゃっていたので、特に人づくりというと教育の現場になりますので、この評価のところでは4次城陽市総合計画において、令和8年度、エコミュージアム参加者の目標人数だけが書かれているわけですけれど、そういうことではなくて市民の主体となる運営体制の確立というように書かれていますので、先ほどの古墳の問題があるじゃないですか。森林ボランティアの方がずっと長年竹の伐採をしていただいているという、そういうことに参加をしていただけるような人を増やしていく、それは市内からも市外からもなんですけれど、そういう事例、小松原委員はほかの部局で鳥取の例をされたんですけれど、草刈りだけに訪れる方が関係人口ということで増えてきて、定住につながっているというようなことがあるわけですけれど、確かに観光資源として見に来る人を増やすというのも一つの方法ですけれど、そういう例えば古墳という貴重な資源があって、その古墳をさらに地域の宝にしていく、そういう取組に市民の方はもちろん、市外からの方を呼び込むような仕組みづくりですよね。  今、エコミュージアムの取組についてはいろいろしていただいてて、パネルですかね、あれがすごく好評だったりして、少し市民の目に歴史が見えるような形になっているということも言われていますし、そのエコミュージアムのコア施設というのが歴史民俗資料館があるわけですから、そこを主体にして、それといろんなことをする場合に担い手という問題があると思うんですけれど、例えばコアの施設があって、先ほどご紹介したのはたまたまそういう市民ボランティアの方がおられるということで、そういう市民ボランティアの方は城陽市の古墳に対して深い思い入れを持っておられてそういうことをしておられると思うので、そういう方が中心に担い手となられて、さらにそういう人を増やしていく活動ですよね。  それでもボランティアだけではそんな簡単にはできませんので、そこに市が力を貸すことで古墳そのものが観光資源として生きるのと、また今、関係人口を増やすという観点で言えばそういう人づくりを進めていただきたいなと思うんですけれど、教育部局ですので、人づくりのところだけ、観光のところはまた別のあれですけれど、何かそういうことが仕組みとしてつくっていけないのかなと思うんですけれど、特にこの全国都市問題は市長さんも参加しておられましたので、何かその辺のところできることがあるのかどうか教えてください。 ○下岡大輔教育部次長  すみません。今エコミュージアムのご質問でございます。  これまでもご答弁申し上げてたんですけれども、エコミュージアムにつきましては、当然城陽市だけでやるものではなく、市民と協働してやっていくということがメインになっています。当然ここで目標で掲げているように市民が主体となって運営体制を確立する、そこまでにはまだ至っていないのが現状でございます。  ただ市民の特に観光案内ボランティアクラブやコア施設である歴史民俗資料館の友の会、それから観音堂あぜみちの会、先ほどから申し上げている車塚森作りグループ2011、長池まちづくり協議会、山背古道探検隊といった我々教育委員会がこの古墳というそういったものを使ったり、そういう遺跡、そういったものを地域資源として活用していこうという意味で、適切と言うたら失礼かもしれませんけれども、当然よい方たちが参画していただいて今一緒になってやっているところでございます。  そういった中で、またそういったことが皆さんで確立するのがなかなか難しいのかなというのはあるんですけれど、市民の人と一緒になってやっていく上でどんどんこの輪が広がっていくのもいいんじゃないかなというふうには今考えているところでございますし、また、そういった方と継続的に会議を今もしております。そういった会議をする中で、さらに参画者が増えたらいいなというふうに今考えているところでございますし、今後も一緒にやっていきたいというふうに思っております。 ○若山憲子委員  市内にはたくさんのそういうボランティアの団体の方がおいでになるということで、史跡に関わるような団体の方もたくさんおいでになりますので、そこの、歴史民俗資料館という施設ですよね、コア施設があって会議を継続的にしておられるのであれば、そこの中にどういう形で投げかけられるのか分かりませんけれど、教育委員会のほうで人が新たにそういうものの呼びかけをしていただける人づくりをぜひ提案をしていただきたいと思いますので、そこはもう要望しておきます。ぜひそういう形で関係人口を増やすという立場で、またそれが観光の目玉になっていくというように思いますので、そこはぜひお願いをしておいて終わります。結構です。 ○本城隆志委員  社会教育というのは中学生のときからやっていましたので、クラブの延長ですね、先ほど言った書道の。だから青年団運動とか、ここに一番関心がございましたんやけども、質問できる回数が知れてあるんですけども、一番気になるところ、文化パルク城陽、それからロゴスの指定管理契約とか、そういうところをまず中心に質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず、文化パルク城陽の今駐車場の問題が出てましたけども、コロナだけでお客さんが少ないんじゃなしに、駐車場というのは一番、年取ってきたら自転車で行くのが遠い、特に青谷とか古川校区の人あるいは深谷校区、久世校区はなかなか文化パルクに行きにくい。だから文化祭をやってもその人たちをどう呼び込むかというのは難しくなってきているから、コミセンでの文化祭とかお祭り的なことのほうが人が集まりやすいのかなと思いながら、やっぱり駐車場というのは相当インパクトを与えるなと思っているんですよ。  もともと文パルの駐車場は無料にしようと城陽市は計画したんですけど、一人私が有料にしなあかん言うて反対したものやから、中を取って2時間まで無料という形にしてもらったんですけど、1時間無料というのは、本を返すときにはいいんですけど、借りに行ったときにこの本と初めから決めていくには探さんなんでしょう、10万冊もあるんですから。どの本にするか、同じような本があったらちょっと中も見て本を借りたい。今借りられるのは5、10冊、1時間で借りられないですよね。そうするとうちの図書館は有料の図書館と変わらなくなってくる。駐車料金が2時間やったら200円で済みますけれども、やっぱり図書館というのはそういう意味ではもう少し、先ほど山手の鴻ノ巣山運動公園は2時間まで無料というのは、だから部屋の時間貸しとはちょっと違うなと思いました。  だからそういう意味では、苦情はそちらに行かないけど、私が結構皆さんから聞きます。私に言って、それで皆納得して本城に言ったよと言うて帰っちゃうから教育委員会のほうにとか行かないのかなと思います。私はしょっちゅう行ってますからそれはよく分かります。  それから星待ちキッチンに入って、お茶を飲んで1時間でさっと出てこれるか言うたら、ご飯食べたら1時間から1時間半は最低限かかるんですよ。そうするとあそこの平生の一番安いので990円のランチがあるんですけれども、プラス200円要るわけですよ。  だから普通やったら文パルで今まで最初のイメージは、向こうに行けば何か面白いことあるやないかといって遊びに来てもらってもいい、あるいはデートコースにしてもらってもいいような文パルにしようとみんなで努力してたんですけど、何かそれが反対にできなくなってきたような感じがするので、だから星待ちキッチンを使って駐車券のコインを渡してくれるんならいいですけども、あるいは市役所みたいに無料券を出してくれたらいいですけど、そんなことしないですからね。そうすると星待ちキッチンが負担していくのがいいのかどうか。  コミセンの会議でも無料券してくれてますから、パス券くれますから。だから何か本当にそういうところもしっかり論議していかないと、文パル利用率がだんだん悪くなって、コロナの影響がそのままずっと皆に来てしまっても困るな。だから図書館もそうですし、それから歴民もそうですね。もっと利用率を上げたいというのが、無料で上げたい、入るのに無料ですから、年寄りは特に。無料になったからそれでいいなと思うんやけど、その人たちが車で来たら結局有料と同じことになってしまうというのは、いろんな施設の利用率を上げるという部分では外の人か内の人かと、そんなことを言うている場合やないかなと私は思っておるんですよ。  だから今の危険性でいくと、マイナカードですか、あのカードがひょっとしたら駐車券になるんかなとか言われたら、城陽市民であるかないかというのが分かったら、城陽市民やったら無料になるよとかあるいは2時間無料になるよとかいうようなことになってしまうと、それやったらほかの人と乗ってても私のカード使いなといって使えるということもいろいろやり方はあるでしょう。だから難しいことが相当あるけども、突っ込んで考えていただかないと、だから会議室の時間貸しとまたちょっと違うなと、駐車場は思いまして。あの駐車場も満杯になるぐらいの車が止まってもらってこそ値打ちがあるんですよね。だから旅行に行って車の止まってないラーメン屋は止まらないですね。やっぱり何台か入っているところへ止まったら、ラーメンあるいはレストランがおいしいよと思うでしょう。  今、文パルは開館しているのに車が止まってない時期が結構多いというのは、事業やってないときは入らないんですね。だからふらっと文パルに入って何かないかな、あるいは図書館でうろちょろしようかなという人が止まれるような、入れるような文化パルクあるいは鴻ノ巣山運動公園にしていくというのは大事かなというふうに思いますので、それはもう答弁したところで分かりませんという答弁になりますので、それをしっかりお願いしたいなと思っております。  図書館のほうもなかなかこの頃入りが少ないというのは分かってます。当初のうちは1,000人切ることが、これは駄目よといって館長が思っておられた頃があったんですね、歴代の館長が。今1,000人なんて復活しないですものね、なかなか。たまにはあるかもしれませんけど、毎日1,000人を超して出入りしておったということがありました。  ただ今、一番上の4階のプラネタリウムは結構いろんな事業をしてまして、今まで結婚式があるかな、できますよと言いながら何年かに1回しか結婚式がなかったんですけど、今いろんなことの行事をやっていただいてありがたいなと思っています。ただあそこまで皆行くという習慣づけができていないのでどうするか、そういうことも考えなあかんなと思います。  それからトイレのほうも、外のトイレが5時半ぐらいになったら閉まるんですね。朝は10時からしか開かないですね、あのトイレ。前に書いてないんですよ、トイレの入り口に。だからみんな行かはって、ああ、開かへんわ言うて、使えへんわと思って帰っちゃうんですよ。そういうサインがもうちょっと説明らしい説明が欲しい、それが市民に優しい施設になるかな。これはここだけじゃなしに、コミセンもそういうことになると思うんですね。  特に外部のトイレなんかは、そこまで行って開かへんいうたら、どこでおしっこしよう。ほんならそこでええわ、外でやっちゃおうかとなっちゃうから、そのあたりをどういうサインを出してお知らせするかということもきめ細かいところが欲しいかなと私は思っておるんです。  コミセン、今大変なのは100人しか入れてくれないですね、イベントするのに。だから敬老会でこの前各校区でやりたかったけど、100人しか入れないから皆やめてしまったと。ただ文化パルクは入場制限がなかったから、感染対策はしてくださいよと言われてうちは使いましたけどね。そうすると今度、使われへんところから不満が出てくるんですよ、何でおまえところだけ使うんやと。これもやっかみかもしれませんけど、そやけど、役員さんからしたらそういう不満を言われると、よそから不満を言われるとかなんわと思って、だけど、その不満を言わはる人は来ないんだけどね。そういうところがあって、だけど、文パルはいろんなことでちょっとでも使い勝手がいいようにしないと使わなくても傷む。  そこで、ここの決算には載ってないんですけども、モニターをつけましたね。資料提供で値段が出ていました、2,000万ちょっとで。普通は、先ほど皆さんおっしゃっている市の施設が傷んだら管理者が、指定管理者がおってもやっぱり城陽市が負担していかなあかんものがあるのに、いや、話合いによって指定管理者が負担しますねんとやっていますやん。これから聞くロゴスの問題なんかはほとんどロゴスが負担しているようで、最後は城陽市が全部出してますやん。  余暇活動センターというのは城陽市がつくった第三セクターでしょう。これを維持しなあかんのに突き放しているような感じがして。この前聞いたら、いや、実はこれだけかかりましてんと、2,000万。びっくりしましたね。本当はもうちょっと大きなん欲しかったんですけどね。だからあの形からもうちょっと大きなったらもう、ちょっと大きいだけで3,000万、4,000万するのかなと。あるいは幕だけで下から投射するやつですか、あれにするんかなと思ってたんですけども、2,000万かかったら、いや、そんな予算ようあったなと、節約して節約して。  雨漏り、雨が降ったら下に傘を逆にしてバケツに置いているんですよ、今、文パルは。こんな施設ないよ。何年か前の修繕には、いや、修繕費ほとんど要りませんねんという答えが市から返ってきてますわ。いや、あの当時、文パルがこれからの維持管理に十何億かかるとか何とかいう答弁があった後、セール・アンド・リースバックが終わったらほとんど修理費かかりませんねんと言いながら、うち、3年前、敬老会したときに雨が降ったんですよ。もう傘を逆転させて雨漏りを受ける傘を差しているんですよ、逆にして。あれは修理費は相当かかるやろうなと。  言うてみたら、ホワイエの上はドームになってますね、ガラスの。あれ全部入れ替えないとあかんのだったら、あれだけで億単位では済まへんでしょう、2桁の億単位でしょうというぐらい、素人の見積りですけど、だけど、そこだけじゃなしに樹木だって生えてきたら、根が上がってきたら地面が波打ってそれにこけたら誰が悪いねん言うたらこけた人が悪いんですか。悪いのは管理者ですよ。  アメリカのバンクーバーへ行ったときに、公園の管理で松の木の枝にひっかかってこけた人に何千万という補償をしてるわけでしょう。だから城陽市の道路かて穴があいたらすぐ埋めに行くのは補償が怖いんですよね。だから保険会社が補償してくれるからいいという問題じゃなしに、そうすると基本の保険の代金が高くなってくると思う。そういうことも全部トータルして考えたら、指定管理者の育成というか、なってもらったらどうするんやということをしっかり考えていかなあかんし、それから指定管理者が問題やったら次の指定管理者で呼ばないでいいんですよ。もうあんたご苦労さんです言うたら自由契約でいいわけですよ。そんなことを考えてもらわないと文化パルクはようならんなと。せっかく造るときに、図書館の僕、署名だけで1万1,000集めたんですよ。そのときの署名1万4,000しかなかったんやけど、西校区の人、赤ちゃんまで署名してくれたんですよ。多分西さんも署名してると思うんですよ、知らない間に。それぐらいの気持ちを込めてやってますので、まずこのことからお願いしたいなと思っております。  次のやつはまた後から言いますので、これだけ言うたら文パルに対する思いを聞かせてください。それだけです。 ○下岡大輔教育部次長  文パルに対する思いということで、おっしゃるように今あそこは雨漏り等がたくさん起こっております。おっしゃるようにそこの修繕にはこれからもたくさんの費用が必要になってくるというふうに認識しております。文化パルク城陽は文化の殿堂として大規模複合施設として、平成7年から今まで25年以上たっております。27年になりますかね。そういった経過があるんですけれども、やはり城陽市の教育委員会、あれは城陽市の施設ですけれども、城陽市としてもあそこが城陽の中での一番の大きな施設になっています。ランドマークとしてなっているものでございますので、我々としても大事に、そしてきめ細やかにやっていきたいという思いもありますし、指定管理者も第三セクターでありますけど、独立した機関でありますので、おっしゃるように指定管理が変わる可能性はありますけれども、指定管理者としても努力していただきながら、我々もその辺の協力といいますか、お話合いもさせてもらいながらやっていきたいというふうには思っております。  今回のモニターの件につきましても、なかなかそういった経費、修繕のほうに多く城陽市としても回している中で、余暇活動センターさんとしてそういった節約して節約してためたお金で今回市民の皆さんに還元したいという思いで今回申出があったものでございます。サイズにしてもこれまでのマルチビジョンと同じようなサイズで今回導入したということでございますし、今調整中ですけれども、これもまた市民の皆さんに使っていただけるようなことになって、あそこの市民プラザがひとつまた違うイベントなんかもできるんじゃないかなというふうに我々期待しているところでございます。  今後も文化パルク城陽、駐車料金の話は、我々としては収入を増やしたい部分もあるので、そこはご理解いただきながら文化パルク城陽を盛り上げていきたいというふうには考えているところでございます。 ○本城隆志委員  教育委員会の話も何年かたったら変わるんですね。文パルの修繕費は要らんかったというのがようけ要るというふうに変わってきたというのは、現実を直視して見るようになったんかなというふうに思いますので、次長の言うことをそのまま聞いておきます。よろしいですか。  それで、文パルの利用率を上げるということで今言ってますけども、京都新聞なんか見ていますと、ミュージアムの予定表が各市町村出てきますね。文化パルク城陽は全然それに出てこないのは、京都新聞の一覧表にもお金がかかるんですか。それを節約して出さないんですか。いろんな事業が歴民でもやりますけども、そんなこと一切載らないので。 ○下岡大輔教育部次長  多分まちかどみたいなこういう小さい記事ですか。(「いや、結構新聞の3分の1ぐらい出てきますね、紙面で。イベント情報、お願いします」と言う者あり)すみません、イベント情報の例えば取材として受けてないのかどうかも含めて、そこは分かりかねるんです。申し訳ございません。 ○本城隆志委員  京都新聞ぐらい読んでおいてください。いろんな博物館とか、ミュージアムとか、そういうところに八幡でも出てきますし、そういうところのイベントの情報が1週間に1回出てますけども、ほとんど文パルは出ないので、前も一回どこかで聞いたことがあるような感じがするんですけど、何で載らないのかなというふうに思ってたんですよ。それは京都新聞が有料で載せている、各行政から取材して載ってる場合と有料で載せてる場合があるんですけど、やっぱりそういうところにしっかり載せていくとか、それから近鉄沿線ですから、近鉄のつり広告に載るような行事もたまには載せていただくとインパクトが全然違うなというふうに思っているんですよ。そのあたりどうでしょうか。 ○薮内孝次教育部長  今、本城委員のおっしゃっている部分は、京都新聞のどのところか私も今見当がつかないんですけど、京都新聞にも有料部分もありますけれども、文パルについては、講演についてはかなりPRさせてもらっていると思いますし、行事のところでも出てると思います、歴史民俗資料館の行事であっても載ってますし、その載ってないというところが今どの部分かというのは不案内なので、また後ほど部分を示していただければまたお答えできるかなと思います。 ○本城隆志委員  応接間の新聞をまた見てきたらすぐ分かると思う。1週間、毎週載ってたと思うんです。各ミュージアムのイベント情報的な形で載ってますね。だからそういうところにやっぱり載せていくことも必要やねんけど、やっぱり城陽の人間からしたら城陽のミュージアムがないのかなということを思ってしまうような状況に置いてあったらこれは寂しいなと思いますので、そういうところには積極的に城陽のミュージアム情報を載せるべきじゃないかな。  ただコンサートの情報とかは、枠外で買うて載せている場合もたまにあるなというのは見てますけども、その辺、各市町村が取材して載っているところに城陽がないというのはやっぱり市民として、あるいはこういう立場の議員としてちょっと寂しいということを申し上げておきたいと思います。  それから次に、ロゴスの問題は最後に持っていきますので、決算書にもどこかのところに御朱印という形で書いてあったんですけど、文化協会も御朱印クラブをつくりまして、私がお遍路をするのが好きやから人を集めて御朱印クラブをつくってるんですけど、今書き足したら船の印、御船印、それからお墓の印まで出てきましたね、奈良かどこかのまちで。群馬やったか、関東やったか、古墳も回って御朱印を集めるという、それからお風呂もできましたね。京都のお風呂屋さんに回るとまた判こを押してもらって、スタンプラリーのもうちょっと昔の雰囲気が出てくる御朱印ですね。  それから鉄道印も御鉄印ですか。それから本屋さんの印もありまして、それが今増えてくるようなところで、本屋さんには全部ないんですけど、まだ全国で100ほどの本屋さんがグループを組んでやっているので、どこの本屋にあるかというのは分からないんですけど、きっかけとしては面白いなと。  それで、本屋さんへ行ったら全国の御朱印の本が相当並んでいます。本屋さんに新しい御朱印帳まで売ってますね。文房具屋さんにも御朱印帳が売っていますし、今までそんなこと、専門の書店とか書道を扱っているところしか御朱印帳なんかなかったんですけど、やっぱりどこかのきっかけ、これは御朱印だけじゃなしに、まちのきっかけというのは相当面白いと思いますので、文パルにもそういう博覧会的なところにも、産業会館的なあるいは市民会館のところにもこれからできてくるかもしれない。そういう対応というのは相当できないと駄目かなと思っているんですが、ただこの前行かせてもろうて2枚もらいました。600円払いましたので、ありがとうございます。その辺これからの見通しをお願いしたいと思います。 ○佐橘徹歴史民俗資料館長  失礼します。歴史民俗資料館でございます。  先ほどの本城委員のお尋ねについてですけども、歴史民俗資料館のほうでは、昨年度から古墳印という形でそういった御朱印に関わるようなものを作成しております。例えばこれは近鉄電車さんとのコラボレーションといいますか、近鉄電車さんがハイキングでコースで回られた後、資料館に寄っていただいたら記念にその古墳印をお渡ししたりするであるとか、あるいは今週の土曜日、日曜日にアル・プラザ城陽さんの1階の広場のほうで資料館のPRをする予定でございます。例えばその中にアンケートに答えていただければ、大人の方ですけども、古墳印をお渡しするといったような形で、古墳印を活用して資料館のPRをしていくということを考えておりまして、そういう意味では一つの材料として使わせていただいているところでございます。 ○本城隆志委員  記念に持って帰って、ただお寺の次に貼るのがいいのか、そういう新しい御朱印帳に貼るほうがいいのか、その辺考えていかなんですけど、そやけど、貼る御朱印帳も作ってほしいですね。 ○佐橘徹歴史民俗資料館長  先ほどの貼る御朱印帳のほうですけども、こちらにつきましては資料館のほうで作成してまして、それを販売しているという形でございます。あるいは実際の体験教室で参加していただいた方に、例えば御朱印帳づくりというふうな体験教室を昨年度も開催いたしましたけども、そういった形で一般の方にも朱印帳の作り方であるとかというのを講義させていただいております。 ○本城隆志委員  文化芸術協会も協力させていただいてますし、行政が宗教に関わってはいけないとかいうことではなしに、一つのサークルという形で布教活動ではないという、だから御詠歌の会もありますから、御詠歌の会、何でおかしいやないかという声もあったんですけど、少年少女合唱団が讃美歌歌うてますからね。いろんなコンサートも宗教音楽を抜きにしたら西洋音楽ができないですから、そんなんは宗教にこだわらないでやりましょう、芸術として高めていきましょうというところがありますので、どんどんやってほしいなと思ってます。  ただ今、日本の世界の中で統一教会の問題が出てきてややこしいですけども、冷静に判断しながらPRできるところはうまく使いながらやってほしいなと思っております。だからお寺の修繕なんかは文化財じゃないとできないけど、だけど、お寺を皆巻き込んで御朱印をやれば、そのお寺に行く道が皆、門掃き隊で子供の見守りのようにお寺の見守りをそのお寺の檀家でなくてもやってくれるまちづくりというのが、これが大事かなというふうに思いますので、どこかのきっかけをしっかりつくっていただきたいなということを思っております。  それでは、ロゴスの問題に入りたいと思います。  毎回私はロゴスの問題を突っ込ませていただいておるんですけども、これほどおかしな政策はなかったなと思ってるんですけど、今、指定管理者として契約して切れるまではロゴスは指定管理者であるから、それは認めざるを得んなと思ってるんですけども、今回、経理の部分を出してきてもらったんですけど、本当は私は会計士ならばあるいはそういうことがもっと細かく分かるんですけど、領収証もないとなかなか分からないところが本当はあるんでしょうけど、城陽市が出せる範囲で見させてもうて、もっと資料を出したらそんなん一月、二月で見られないと思うんですけども、今回見てみて、令和2年と3年が指定管理料2,000万、つまりロゴスで休業したときの補償が2,000万、令和2年出たと。令和3年は出たかどうかというのはこれを見ないと分からなかったんですけど、やっぱり同じように出ているんですよ。これは指定管理料という形になってたんですけど、これはそやけど、指定管理料という名目がいいのかどうか、赤字やったらどういうふうな補填がいいのか。そやからコロナ対策で休業補償をしたんやったらいいけど、指定管理料という形でこれ五百何万とはまた、全体の指定管理とまた別に2つ出てるというのは書き方としていいのかどうかということもあるんですが。  それと聞きたいのは、ここにふるさと納税の販売で、ロゴス商品の売上げは令和3年度で8,600万、これどこに足してんのかといったら足してないんですね。だからこれはロゴスは別物、このふるさと納税で販売したロゴスの商品は、指定管理者としてのロゴスとまた別のものかなという計算ができる。何で言うたらそんなに売上げがあらへんですよ。8,600万足したらどこ行ったのということが言える。  令和2年度のほうは1,700万、これもどこに行ったか分からない、だから別物なのか。だけど、普通はふるさと納税品はここの担当じゃないけれども、そこの地域で半分ぐらい作っているものでないと、だから材料を買うてきてここで組み立ててるとか、加工してるとかということなんですけども、それだったらロゴスランドは城陽を宣伝してくれるからいいやろうという話もあったんやろうと思うんです。だけど、これに入ってへんということは、別のロゴスランド、ロゴスという会社が入って全くこっちに入れてないのかなという表現になってしまうんですよ、この計算で。横に首振ってないから言っていることがそのとおりかなと思っているんですが、また違う答えが返ってくるかどうかの問題です。よろしくお願いします。以上。 ○下岡大輔教育部次長  まず1つ目でございます。2,000万の話ですけど、こちらは指定管理料のという形でお支払いさせていただいているんですが、事業継続という形での指定管理料でお支払いさせていただいているものでございます。  2つ目のふるさと納税なんですけど、ここのこの会計はロゴスランドとしての会計、特にプラムインとアイリスインでの会計をここに出しておりまして、ロゴスコーポレーションの会計、つまりロゴスコーポレーションの本社、その会社自体の経理ではないというのはご理解いただけたらなと思ってます。  ふるさと納税につきましては、このロゴスランドの部分の経理とは別になっておりまして、ロゴスコーポレーションさんが城陽市のほうに出してはるというものでございますので、このランド会計とは当然別のものになってくるというふうになっているものなんです。その金額とかは私も担当外なので分からないんですけども、一応ここのランド会計とは、ランドの分とは別ということでご理解いただけたらなと思います。 ○本城隆志委員  そこがおかしいですよ。ロゴスコーポレーションが、ロゴス会社がロゴスランドを委託してるわけでしょう。請負でやっているわけでしょう。ふるさと納税は城陽の企業にしてるわけでしょう。あるいは城陽に店があるから請負、ふるさと納税をしますよと。別会社になっておるんです、それやったら。ロゴスという名前があるけど、下の名前がランドかコーポレーションか。これはちょっとおかしい。だから君のところの判断では分からへんけど、そこまで資料もうてないと思う。ふるさと納税は別やと思ったけど、それがここに入ってたら、向こうから商品の売上げが入ってたらここに書いてきたんやと思うけど、書いてないということは別商品やん。別会社、系列会社でありながら経理が違うということになってくるのはおかしいんですよ、これ。  もう一つ聞きたいのは、建設修繕で13ページのところに修景池、前に調整池の問題で質問したりしましたので、堀井建設が82万2,960円でしゅんせつしてくれてるんですけど、何回したんですか。どれぐらいの量があったのか分かりますか。 ○下岡大輔教育部次長  この分は堀井建設さん単発でありました。今おっしゃっているのは修景池のところに木製ステージをつくったりした部分なんですけれども、それについてはお茶の京都DMOさん、それから日本旅行さんとかで設置いただいたんですが、そこを整備する上でしゅんせつもそのお茶の京都DMOさんのお支払いでしてもらっているということになっています。  ですので、ここは平成30年度ですので、その木製ステージを設置したときとは別のタイミングということになります。平成30年度にあそこが大分詰まってたので、それをしゅんせつするのがここに計上されているものでございまして、あれは令和2年にやった分ですので、令和2年のときにはお茶の京都DMOさんの経費でしていただいたということになっています。 ○本城隆志委員  しゅんせつというのは、あの修景池は泥がいつもたまるんですね。何でこのときだけ82万ほどかかったんかなと。それ以前に余暇活動センターがしゅんせつしてるときどれぐらいかかってたか資料を持ってませんやろう。  僕が覚えてんのが40万かかってない、何で堀井さんになったら高うなるの。これがおかしかったらほかの工事ももう一度全部チェックしなになってくる。屋外の壁の工事費なんて私ら見積りが全然分からへんからね。だから足場をつくって外壁の修理をしてる場合と足場なしで修理してる場合とあるので、これは監査が何してんのかなと。そんなん監査委員から全然出てこない、報告が。だから領収書を見てちゃんと切ったあるなと思ってそれでよしかどうかの問題やけど、工事監査とか現場見て監査するところはそういう監査ができてないとこれは駄目なんです。  だから倍にしてるな、だからこれは2回、3回してるんやったら分かるなと。あんたは最初1回と言ったでしょう。だけど、2回あんねやったら2回言うてくれたら納得できるんですよ。ただそうなってくると日付出してこんなんですよ。はい、どうぞ。 ○下岡大輔教育部次長  これはしゅんせつ、この部分の82万の分は、これまでたまってたやつ、きれいさっぱりたまってなかったわけではないんです、これまでも。それがずっと長年たまってた分をきれいに取った分でございます。ですので、これだけの金額がかかっているんです。ですので、これまではそんなに取れてなかったんです。 ○本城隆志委員  ということは、これまでの業者は適当にしか取ってなかったということですか。そういうふうなことになるよ。だから、しゅんせつしてくれ言うたときに、全部しゅんせつしんかていいよ、適当に取ってよといって40万にしてんのか。きれいに取ってくれといったら80万になるのか。そのあたりの表現になりますよ、今の答弁なら。 ○薮内孝次教育部長  今、本城委員のおっしゃってた適当という言葉はそれが正しいのかどうか分からないんですけれども、実際にこれを今回やったときに、修景池の周りに、あれは慶山の森のほうから水が流れてきて池に入ってくるんですけども、その池に直接入るんじゃなしに、周りの水路に入ってきて、それから池に入ってくるというような構造になっていると思うんですけども、その入り口のところに泥がかなり堆積していたということで、本当は本来ならそれを全部取らなあかんというような状況やったのが、それがしゅんせつという形がどの程度しゅんせつを依頼してされてたのか分からないんですけども、実際のところはそこは本来土がたまっていないほうが好ましいというところだったので、これについては今回全て取り除いていただいたので、この経費になっていると思いますので、ただええかげんとかそういう意味じゃなくて、水が疎通よくするためにしゅんせつされたと思うんですけども、今回やったのは全て取り除いたということですので、泥の廃棄とか、そういうのを含めた形の値段になっていると思いますので、不適切な金額でここに計上されているものではないということだけはご理解いただきたいというふうに思います。 ○本城隆志委員  言い方によってはそうなってくる。だから全部取ったときにこの値段ですよ。今までは取ってなかったみたいな言い方になっているでしょう。だから私はそれを聞いて適当に取ったんかなという表現に変えたわけですよ。だから今までの業者がほかの業者が来たときにどれだけのことを依頼したか。いや、依頼したけど取ってなかったんやったらそれは前の業者が悪かったんでしょうということになるでしょう。だからそのあたりが今回軒並みにそういうチェックしていかんなんよということになってくるわけです。だからまた次、資料請求したら出してもらえますね、工事の日程とか。だからさっき言うた外壁のときは足場を組んでどうのこうのと、見積りとかそういうなんも出さんなんと思いますよ。やっぱりここは徹底的にやらないかんのと、それからふるさと納税の商品も入ってない。
     だからここのロゴスランドが取り扱ってんねやったら、城陽のそこに支店おいたところが納入していくことになりますよね。だけど、入ってないということは、城陽にいないところが遠隔操作で注文を受けてふるさと納税の商品を出していることになりますよ。これはちょっとここではもう、よそ部局とまたいでしまうから分からないと思うんですけど、それはやっぱりちゃんとしていかないかん。これは総括になるかも、してませんけど、総括の時間が少ないかもしれんのでどうなるか分かりませんけどね。そんなことを申し上げて、もう一度担当者と相談しながら調査しておいてください。また聞いたときには答えられる、今答えられへんと思うので。資料もないし、担当、企画管理部のほうから、あっちのほうから聞いても多分今すぐ教えてくれないと思いますので、そんなことで、これで4つ終わりましたね。終わります。 ○土居一豊委員  今、本城委員がふるさと納税を聞きまして次長が答弁しましたが、このふるさと納税については報告書の15ページと16ページに書いてある、企画のところに。これについて次長が触れたって内容が分からない。それを明確に部長は言っておくべきでしょう。ここにちゃんと幾ら入ってきて、商品の記念品代で6,200何万、この6,200何万の中にロゴスの分が入っておるわけでしょう。そして収入のほうの1億6,872万2,000円というところがこれが入ったお金ですよ。そして記念品代として出したのは次のページの頭に6,223万4,072円が入っている、これがロゴスの商品として支払っておる分でしょう。だからこの分に入ってくること自体が逆に言えば企画のこれと合わないじゃないですか。これをしっかり言っておかないと話がかみ合わないと思う。分かってて言っていたのか、分からなくて言われたのか、ここでしておかないと、かみ合わないままで終わっていく。だから企画にちゃんと出ておるんだから、分からなかったら企画で聞いてくださいということで終わったらどうですか。部長いかがですか。 ○薮内孝次教育部長  今ご指摘ありましたように、この部門については、私どもの所管でなく企画管理部の所管でございますので、そちらのほうでお答えをさせていただくことになろうと思いますので、今この部分について、入ってないについてはお答えできないということでございます。 ○相原佳代子委員長  ほかになければ、区分6の質疑を終結いたします。      ──────────────────────────────────── ○相原佳代子委員長  これをもって本日の委員会を散会いたします。  次回委員会は11月4日午前10時から開催いたしますので、ご参集のほどよろしくお願いいたします。お疲れさまでした。           午後5時14分 散会        城陽市議会委員会条例第28条の規定により署名する。                            決算特別委員長                                相 原 佳代子...